中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

パソコン修理大会とクパチーノ産ワイン

 金曜日である。今日は朝一から客先で結構大きめな案件を決め、午後から車で金山に移動した。同じ上海とは言え、高速に乗って市街地を離れると回りには何も無い。

諸々打ち合わせを行って渋滞が始まるギリギリの時間に上海に戻って来た。いやぁ…疲れたが、まぁとりあえず決まって良かった。

 さて、仕事を終えた後はイツモのB3に行く。本日はプーアルさんとモスケさんの奥様&お嬢様の4人でお食事会の約束をしていたのだ。
 午後7時にお店に行ったら、まだ誰も到着していなかったので、とりあえずビールと唐揚げで先に一杯だけ頂く。ゲストを待たないのが中国式(笑)

 そしてプーアルさん、モス家の人々と続々登場し、美女ばかりに囲まれさぞやガールズトークに花咲く?と思いきや、ボーイズトークというかパソコン修理大会が始まったワケだ。(何故かワタクシは女性枠らしく、ガールズトークに参加するシチュエーションが多いのだが…今日は逆だった)

 どうやらモスケさんのPCが奥様の操作ミスによって調子が悪くなってしまったらしく、結局色々と弄くっても埒があかなかったので完全に再インストールしてしまったらしい。
 こうなるとワタクシの実家サーバVPNにも繋がらなくなって当然な訳で、それを修理して欲しかったらしいのだが、起動してみると恐ろしく重い。第二世代の Core i7マシンなのに狂った様に起動が遅いのだ。
 「出た〜!脅威のDynabookマジック」とか何とか思わず呟いてしまった。
 Dynabookに限った話じゃないのだが、最近のメーカー製パソコンは、スポンサー契約の関係なのだろうが、出荷時に余計なソフトが山ほどインストールされた状態で出荷されるのが常である。
 で、リカバリーしてしまうと出荷時と同じだけのソフトウェアが全部再インストールされてしまうので、余計な(普通は使わない)アプリが山ほど入った状態になるのだ。これは常駐のメモリは食いまくるし、余計なハードディスクアクセスを余儀なくされるので動作も激しく重くなってしまい、何より起動してからマトモに使える様になるまでカナリの時間を要する事になる。
 …で、結局大掃除をする事になった訳だな。結構時間がかかる作業なので、隣で色々とちょっかい出してくるリーちゃんとお喋りしながら、手は作業を止めない。コレが肝要(笑)

 そんな訳でB3での作業時間が押してしまった関係で、次の約束だった T村さんも B3に来てもらう事にした。(当初の予定ではこの後にYESTERDAYで待ち合わせする事になっていたのだ)

 そしてようやく一通り作業が終わった午後11時、皆でゾロゾロとYESTERDAYに移動。そして本日のメインイベント! サンフランシスコから一時帰国中の T村さんのお土産ワインを皆で飲む事にする。

 カリフォルニアワインと言えばナパバレーだが、何とコレ、アップル本社のあるクパチーノ産である(驚)

 今 T村さんは米国に駐在中なのだが、彼の家から最も近いアップルストアがアップル本社…との事で、お土産に色々と本社でしか売ってないものを頂いて皆で大喜びである。
 ちょうど良いタイミングでスガさんとジジさんも到着し、皆でこの美味しいワインを頂きながら色々な話で盛り上がった。
 結局最後は T村さんと二人きりで午前2時過ぎまで飲んだ。こうやって上海を離れて遠くアメリカに住んでいるのに我々の事を忘れずに会いに来てくれるなんてホント有り難い。縁って不思議だ。