中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

上海高島屋5周年

 金曜日、上海は晴れ、気温は 27度。
 朝一から某所に届け物をしてから荷物を纏めて地下鉄 10号線で伊犁路に向かった。本日は上海高島屋の5周年記念イベントの PA担当なのだ。サクっと仕込んでサウンドチェック。本日は、ほぼワイヤレスハンドヘルドが中心なので外音も中音も GEQはコレに合わせて音作り。チャンネル EQはド真ん中なので逆に言うと BGMと EPだけ積極的にチャンネル EQする。サクっと仕込み完了。

 本日は小さいスペースとは言え『屋外』なので外向けメインは 15inchと 12inchの混合 4発。全部 YAMAHAだが、スピケをパラったら出力が若干落ちて、何となく『腰』が無くなって音量足りない感が出てきたので、面倒だがスピケを引き直して全部アンプ直でドライブする様に変更。出力音圧レベルも違うし周波数特性も違うのでまぁアンプを分けた方が安全。YAMAHAの Aシリーズは同じ出力を突っ込んでも 12inchの方が音がデカい。

 そして本番開始。まずはユルキャラ登場。平日ゆえ地元ローカルの親子連れが多いからこういうのがウケる。「そういえば我々が子供の頃にもデパートの屋上での営業イベントって有ったなぁ…」なんて思い出して暫しホッコリする。

 色々とご挨拶やら MCが終わった後は、第一部のライブステージ(ちょっとPAが忙しくて写真撮れなかった)
 ライブ終了後は、ケーキカットである。5周年記念との事で何だか大型のケーキが準備されていた。こんなデカいケーキ初めてみた。後で切り分けて貰ったのだが、一番下の段まで全てケーキだった(ありがちな『上げ底』じゃなかった)

 そしてミニゲーム等を挟んだ後、セカンドステージ。Yukiさんは本当に歌が上手い。ちゃんとした声楽の専門家だけあって、とにかく声量が有るのでこちら側(PA)はホント楽である。表に回って出音を確認し「うん!良い感じ。我ながら良い音だなぁ…さすがヲレさま!」とか自画自賛モードで暫し悦に入る。

 無事に恙なく全ての演目が終了した後は、バラしの前に制作側でイツモの仲間達と記念撮影。やはり信頼できる仲間達との仕事は実に楽しい。達成感が全然違うから不思議。

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