中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

調整の日

 水曜日、上海は霧雨、気温は 4度とクソ寒い一日。 またまた朝からずーっと霧雨。この曇天もサスガにワンパターンなので飽きてきた。
 朝は例によって息子の登校の関係で朝 8時前には起きてしまう。トイレに行った後、イツモの様に棚に置いてある全ての腕時計のゼンマイを巻いていたら、普段気にしないクォーツの一つがバッテリー切れを示す『2秒カウントモード』になっていたので電池交換する事にした。SEIKOのクォーツは電池切れ間近になると、秒針が通常の 1秒カウントでは無く 2秒に一度 2秒ごとに進む風な動作をする仕様になっているので非常に判りやすい(勿論その間も時間は正確な値を示しているからサスガである)
 中を開けて電池を取り出したら、ウチに在庫が有る電池だったのでそのまま直ぐに交換。
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 古い電池の電圧を測ったら 1.37Vしかなかった。なるほど〜このくらいで 2秒カウントになるのか。交換後は元気にまた動き出したのは言うまでも無い。最近は淘宝网が有るので、相当レアなボタン電池も中国に居ながらにして購入可能なので嬉しい。しかも日本で買うよりずっと安いしね。
 折角なのでウチにあるクォーツ系の時計を引っ張り出してきて調整を行ったのだが。普段使っていないデジタル時計が止まっていたのでそれを開けたらこれまた結構レアなボタン電池 SR43Wというものだったので早速タオバオで購入。(LR44はとてもポピュラーなアルカリ電池なので買い置きがあったが、これは SRなので酸化銀だし、そもそも厚さが違った)どうやら明日には届くらしい。いやぁ…便利便利!

 何だか朝からチマチマ作業していたら、時計愛に火が付いてしまったので調子に乗って最近『遅れ気味』になっているオメガのスピードマスターも分解清掃を兼ねて調整する事に。
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 ワタクシが愛用しているスピマスは Mark40 COSMOSという 20年くらい前に買ったモデルで、コレのムーブメントは『キャリバー 1151』要するに ETA-7751である。ETAがまだヴァルジューだった頃のモデルと言われているが、まぁ所詮 ETAなのでスノッブなクロノグラフファンからは鼻で笑われがちである。
 …とは言え、ちゃんと調整すると非常に高い精度で日差 1秒以内に収まるのだ。ワタクシの所有する機械時計は全て自分で調整しているので、ほぼほぼクロノメーター規格?に近い精度を出している(いや、自慢ですよw) まぁ冬場は遅れ気味で夏場は進み気味になるし、あと厳密に言うとゼンマイの巻きが多い時は遅れ気味で減ってくると進み気味になるのはテンプを使った機械時計は宿命なのでワタクシ的には 1秒以内なら正常(笑)

 さて、仕事は午後から出社してデスクワーク。あとそうだ、今日は入社希望者の面接もあったな。面接官なんて久しぶりである。
 そして 21時前に会社を出て、13号線の淮海中路で降りてガーデンホテルのジムに向かった。外は相変わらずの霧雨。新锦江大酒店は、額から黄色いレーザーが今にも飛び出しそうな勢いだった。思わず「バルス!」と小声で囁いた。
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 ジムの大浴場でお風呂だけ入った後は、真っ直ぐ帰宅して一滴もお酒を飲まずにそのまま就寝。今年はお酒を減らすのだ!目標 5/7!肝臓さんも週休二日制!(笑)
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