中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Apple Musicおもしろい

 火曜日、上海は曇りのち時々晴れ。気温は 22度。天気予報では下り坂だったのに何故かお天気に変わった。まぁ嬉しいけど。

 最近色々と中期計画?じゃないが約 2年後の身の振り方を考えなければならなくて悩ましい日々を送っている。嗚呼…人生は一方向に進んでいるワケじゃないので目の前の選択肢で数年後は全然違う未来が待っているから悩ましい。うーむ…どうしたものか。ホント悩むわ。
 別に自分一人の問題なら正直どーにでもなるのだが、なにせ子供の将来に関する問題なのでホント簡単には決断できないっつーの。まぁ放っておいても子供は自分の意志で色々と切り開いて行くんだろうけどね。…とは言えまだ日本で言う所の『義務教育』期間なので最善を尽くさなきゃならん。彼にとって最もベストな選択をしつつ、我々もちゃんと生活していけるだけの収入をキープしなければならん。あっちを取ればコッチがダメ、こっちを取ればあっちがダメ。今更 52歳を過ぎてゼロから何か始める?というのも現実的じゃないしね。実に悩ましいのぃ。

 さて、関係ないが、先般契約した Apple Musicにハマっている今日この頃である。何が良いって、古い曲が沢山アーカイブされているのだ。
 実家に置いてある LPレコードなんて聴きたくても直ぐには聴けないので、最初はそんなモノばかり聴いていたのだが、まぁリコメンドのシステムが良く出来ていて、次々に紹介してくれるから、昔友達や友&愛で借りたレコードをカセットテープにダビングした様な懐かしいアルバムジャケットを見つけては聴きまくっている。いやぁ…懐かしい。

 クラフトワークやDevoの流れでタンジェリンドリームとか、
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 CASIOPEAの流れで The SQUAREの脚線美の誘惑!とか(笑)
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 伊東たけしさんのリリコンの音とか超懐かしくてニヤニヤしてしまった。

 あとは高校時代の友達が好きでハマっていた中森明菜さんね。
 かの問題作『不思議』が有ったので聴いてみた。リバーブのお風呂だらけの変なアルバム。今聴いても変だ。当時は自分のステレオが壊れたのかと思った。
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 この流れで『D404ME』とか『CRIMSON』とかも聴いてみる。うわぁ…ホント懐かしいわ。
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 CRIMSONって基本的に全部ウィスパー系の囁きボーカルばかりだったんだね。当時はそんな事すら気にしなかった。でも、ラストの2曲『赤のエナメル』と『ミックジャガーに微笑みを』の繋ぎは良くできてるなぁ…今聴いても映像が目に浮かぶ。良くこんなアレンジしたもんだ。作家は怒らなかったのかな。(結果的に良い味出してるけど)

 Apple Musicって新しくリリースされた曲ばかりで、旧盤は基本的に洋楽しか無いのかと思って完全に誤解していた。邦楽の旧盤もカナリ揃っていて面白い。80年代は『友&愛』とかでレコード借りてカセットに録音していたので今や聴く術が無い音源が沢山有るのだが、そんな音源ですら(ネットさえ有れば)世界中でフツーに聴けるシステムっつーのはコレはコレで『有り』だな。ストリーミングだと自分の HDDを圧迫しなくて済むしね。サブスクリプションって最終的にどうやって権利金の分配してるのかカナリ謎だけど、ちゃんとお金がアーティストに戻る仕組みなら悪くないよねコレ。中国でもノンストレスで日本の旧盤が聴けるんだから、こんな素晴らしい事は無い。

 いやぁサスガ21世紀。そりゃCD売れなくなるわ。。。
 今は未来。
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