月曜日、上海は快晴、気温は 28度で非常に良い天気。
本日は上海某所の大学構内にある知人のスタジオにて某ゲームに使用される楽曲の、Bassと EGのレコーディングである。朝 8時にお迎えのクルマが来たので楽器とアンプを積み込んでスタジオへ。
今回は 3日間でベースとギターをそれぞれ 8曲も録らなきゃならないので全く時間が無い。早速ワタクシのベース収録から。
午前中に短いジングル的な楽曲と 1分弱のループ曲を 3曲ほど録って、お昼ご飯である。外は非常に良い天気だった。
市の中心部から少し離れるだけでコレだけ緑が有るのが驚きである。この大学のキャンパスはイツ来てもホント素敵だ。
そして食後もヒタスラ収録三昧である。
午後 6時前、サスガに指が痛いし、もう左手の握力も無くなってきたので今日はこの辺でギブアップ。サスガにこのトシでベースを 7時間以上ずっと弾き続けるのはキツいっす。
…とは言え、最難関の楽曲を録り終える事が出来たので一安心だ。
夕食の後はギターの収録である。金魚鉢にギターアンプとマイクをセット。今日は CUBE-80Xの 1号機を持ってきた。ワタクシはこのギターアンプを 2台持っているのだが、1号機の方がコーン紙が柔らかいのか中低音に腰が有るのだ。トランジスタのアンプでも 1台 1台ちゃんと個性があって音が違うから面白い。CUBEをバカにするヒト多いケド、12 inchのコレは小さいクセにちゃんと JC-120みたいな音がするし 80Wとは思えない程の!? 野太い爆音だって出るし、何より持ち運びも楽だから実はカナリ良いんだぜ!(内緒だけどw)
エアは今回はスタジオに有った SENNHEISER MKH-8040をステレオペアでセッティング。
そして肝心のギタリストであるが、今回も勿論ワタクシが個人的に全幅の信頼を置いている『マルケン』さんである。
彼には何度も仕事を手伝って貰っているので仕事が進めやすいのだ。ブースを使う録音仕事はフツーに演奏するのとは全く違った特殊な環境なので、慣れた人じゃないと余計に時間が掛かってしまう事があるからね。ブースの中はホントに孤独だし、録ってると『自分との戦い』になるので、メンタルが強く無いとすぐ折れてしまってハマり始めてしまう。そういう意味でも彼との仕事は非常にやりやすい。彼が上海に居てくれてホント助かる。
収録は恙なく進み、21時過ぎにようやく本日収録するべき楽曲は一通り録れたので早めの撤収。
録りは明日がヤマなので、真っ直ぐ帰って早めの就寝。頑張るぞいっと!
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