水曜日、上海は晴れ、気温は 31度。昨日ほどでは無いが、やはり暑い一日だった。
本日は某ゲームのレコーディング 3daysの最終日。ワタクシのベースパートは昨日の時点で録り終わってしまったので、本日の収録は午後からである。スタジオ缶詰になると仕出し弁当ばかりでどうしても不健康になりがちなので、ちょっとマトモなモノを食べてから行く事にした。
长乐路の大吉にて豚生姜焼き定食なんぞ。
中々美味しかった。食後の珈琲を待つ間、カウンターの目の前に並べてあるワインボトルが気になってしかたない（笑）嗚呼…飲みたいなぁ。
でもオシゴトなので我慢して珈琲。
スタジオに到着してからは、ギタリストの到着を待つ間、暫し昨夜録ったデータの整理に付き合う。テーブルの上には AVID Control (Artist Mix)が有った。
電源が入っていなかったので「なんでコレ使わないの？」と聞いてみたら、フェーダーが 8本しか無いので結構不便らしい。やはりマウスに慣れてるから結局使わなくなった…との事。なるほどねぇ（笑）でも、その気持ちはとても良く判るんだなぁ…。ワタクシも昔はこういったモーターフェーダー付きのペリフェラルを好んで使った事が有ったのだが、結局使わなくなってしまった。全部物理フェーダーだけでコントロールできるならきっと乗り換えるんだろうけど、結局マウス＆キーボードと併用して使う事になるから、却って作業が繁雑になってしまうのだ。
そして、折角だからニアフィールドの ADAMも聴かせて貰ったのだが、ADAMは非常に音が良くてびっくりした。小さいのに GENELECよりも低音が出るし ハイ側も美しく伸びる素晴らしい音だった。しかし、ワタクシがコレでmixしたらきっとツマラナイmixになっちゃうだろうなぁ…なんて思った。モニタの音質が良すぎると、こぢんまりしたmixでも派手に聞こえるから、全体的に地味なミックスになってしまうのだ。昔 dynaaudioを使って大失敗した経験から、モニタスピーカーは、なるべく色付けの少ないモノを好んで使う様にしている。でもオーディオ的に家庭でリスニングする用途なら、俄然 ADAMの方が良いね。
ギタリストが到着したのでそこからは怒濤のレコーディング。
結局終わったのは 22:30を回っていた。ふひ〜疲れた。何はともあれ全部無事に録り終える事ができたので良かった。3日で 8曲はサスガにキツかった。。。でもお陰様で今夜はユックリ眠れそうだ。
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