中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

SDカード

 火曜日、上海は曇り、気温は 27度。相変わらずパッとしない天気が続いている今日この頃。例によって朝一からジムに寄ってから出社。

 ガーデンホテル近辺はモノクロみたいな世界だった。今日はちょっと SDカードの確認をしたかったので久々の GH4+Leica を持ってきたのでコレで撮ってみた。 最近どうもモノグサで、ブログ写真はほぼ 100% iPhoneで撮っているが、やっぱりレンズもイメージセンサーも大きいから全体的に歪みが少ないし iPhone じゃ撮れない『深み』が有るな。
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 会社に到着したら、昨日オーダーした SDカードを早速開梱してみる。64Gbyte class10で 75元(約 1,200円)なので、まぁまぁ安い。
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 ちゃんと使えるか GH4に入れて確認。早速フォーマットして撮ってみた。後ろのボケ味も美しい。
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 どうやら大丈夫そうだね。因みにコレは今日初めて買ったレモン緑茶。結構美味しかった。

 仕事はフツーにデスクワークが中心で、特に大きなトピックは無し。もうカメラはバッグに仕舞っちゃったので、ココから下は全部 iPhone(笑)ダメじゃん。一眼レフを使わなくなってしまった一番の理由は『利便性』かもしれないなぁ。こんなデカいの持ち歩いてても使わないなんて自分でもびっくり。家に帰ってから「あ!今日はカメラ持ってたじゃん!」って気付いたのだ。習慣って怖いわ!

 お昼は、例によって初めてオーダーする店で海鮮丼なんか頼んでみた。中々ヴォリュームがあって良いのだが、スイートコーンは合わないんじゃない? だってコレ普通はお醤油かけるんでしょ?甘いとぶつかる気がする。
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 案の定コーンの甘さがスゴくてしかも下の酢飯がまぁ酸っぱい酸っぱい。中々微妙だった。やはり日本的なワビサビ感はまだまだ難しいらしい。

 特に急ぎの仕事も無いので早めに会社を出てイツモの店によってビールを一杯のみ。
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 …のつもりが一杯で終わる筈もなく二杯頂く(笑)
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 「こんなじゃダメだなぁ…」なんてボソっと独り言を呟いてみて、ふとメロディが頭をよぎる。。。そう言えば昔「♪こんなじゃだーめー神様こんなじゃだーめーねー♪」って曲が有ったなぁ…なんて思い出した。しかし記憶がアルコールの霧の中で全然思い出せない。うーんんんん。なんだっけ?メロディと歌詞だけ微妙に覚えてる。何となくムーンライダースの岡田徹さんプロデュース系の何かの歌だった気がするなぁ…。

 気になって死にそうになったので、帰宅して色々とネットで調べてみたら、有りましたよ! そうそうやっぱり岡田徹さんプロデュースの『チロリン』というユニットの『こんなじゃダメ神様』という曲だった。スゲー超懐かしい!!! 折角なので AppleMusicで色々調べてみたら、本家は見つからなかったのだが、ななななんと『新・チロリン』というバンドが同じ曲をカヴァーしていた。しかも昔のチロリンの曲が殆ど入ってるじゃないか!
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 うわー『チョコレイト戦争』とか超懐かしい!! いやぁ…アガるわ。一人でメッチャ盛り上がってしまった。しかも今風にリアレンジされていて良い感じ。どうやら仕掛け人はやはり岡田徹さんご本人で『2010年代型ガジェット系女子未来鼓笛隊』をコンセプトにしているらしい。なにこれ 2012年リリースなんだ?全然知らなかったよ。実に面白い。

 ワタクシは特に『ムーンライダース』本家の楽曲は、全く接点が無くて殆ど聴いて来なかったのだが、何故か'80年代後半、大学生の頃に当時のワタクシのアンテナにひっかかるアーティストはみな岡田徹さんが絡んでいたりするから、ずっと不思議に思っていたのだ。
 当時良く聴いていたのは、Nav Katzeさん達とか、宮原芽映さんとか、野田幹子さんとか、どちらかというと歌がそんなに上手くない(失礼?)女性ヴォーカルモノが多かったのだが、なんというか特に『不思議ちゃん?』ってワケじゃないのだが、個々にそれぞれしっかりした『世界観』があって、引き込まれていくワケわからない魅力があった。上手いとか下手で言ったら、決して上手く無いのに何故かクセになるんだよなぁ。良くこういうアーティストを見つけてきたものだ。こういうのをプロデュース手腕って言うんだろう、きっと。
 21世紀になってこういう面白い音楽を演ってるヒトが減ってきてツマラナイので、ワタクシは自分のバンドで地味に草の根運動的にコッチ方面を復活させようと思っている(笑)
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