金曜日、上海は晴れのち曇り。気温は 18度まで上がった。非常に暖かい一日。
新型肺炎の名前は COVID-19という名前になったそうだ。造語なら、せいぜい頭文字 4文字くらいにして欲しかった。呼びにくい。これじゃ皆ずっと『コロナ』って呼び続けるよきっと。
さて、家族全員、狭い自宅にほぼ 24時間、完全に閉じ込められた生活を余儀なくされてから既に 3週間近くが経ち、疲れのピークも今や絶好調!?（疲れすぎるとハイになる…ってヤツね）である。
ワタクシ、やはり『一人で居るのが好きな人』なのだなぁ…としみじみ。何がキツい？って『完全に一人になれる時間』というのが『ほぼ皆無』なのが何よりキツい。。。
日本人と中国人の最も大きな違いは、ヒトとヒトとの『距離感』だと思う。日本人ってプライバシーの尊重っていうか、基本的に『近すぎない距離』というのを無意識に計る人種（教育がされてる）なんだよね。やっぱ近すぎるとウザいじゃん。誰だって（良きにつけ悪しきにつけ）常に一々干渉されるのは『イヤ』なのだ。
…というのが『常識』だと思って育ってきたワタクシ日本人にとって、中国人の常識が『全く違う』事に衝撃を受けたのが 約 15年前。。。それから月日は流れ国際結婚なんかしちゃったりして、紆余曲折有りつつもココまで普通に 10年以上夫婦生活を続けてきたが、ココへ来てまさかの長期軟禁である（しかも狭い家で）
中国人は基本的に『自分中心』なので『他人』には非常に冷たいが『家族』になると突然『恐ろしく近く』なる傾向があるのだ。『相手への干渉の度合い＝愛情』みたいな？ワケの判らないスケールで近付いて来るので、モチロンそれがポジティブな方向だけならば良いのだが、ネガティブな（要するに不平不満的な）方向で干渉されるとタマったモンじゃないのよね（苦笑）
「別にワタクシが何をしていようが関係ないじゃん？ ちょっと放っておいてよ。。。」と言いたくなるが、まぁ文化や習慣の違いである。ついイライラしてしまうのだが、この『イライラ』の理由が何なのか、相手には殆ど理解できないから難しいワケだ（何せそういう感覚が無いので、ね） 理解してて共感できないだけなら説明のしようが有るが、相手は『良かれ』と思って全く悪意が無いから尚更である。これは決して責めちゃイケナイし、寧ろ有り難いと思わなきゃイケナイのよね。ホントは。
でもワタクシは根が不真面目で!? ワガママなヒトので、こういうのが長期間続くとツラく感じてしまうんだよ。
あ、イカンいかん、つい愚痴ってしまった。でも日々感じてるモヤモヤしたストレスの原因が何なのか、いま文字にしてみたら意外とシンプルでスッキリした。なぁんだ、そういう事か、あはは。
さて、今日も今日とて在宅勤務である。午後一から長時間にわたる IP電話会議が有るので、サスガに自宅じゃ集中できないのでイツモの店の倉庫にノートPCを持って出かける。自宅の中華料理にも少し飽きてきたので（なぁんて口が裂けても言えないが）妻に「お昼は要らないよ」と言って出てきた（笑）
そして淮海中路のマクドナルドに寄ってビッグマックのセットをテイクアウト。
店に入ろうとしたら、イキナリ名前と電話番号を書かされて検温された。（写真はメッチャ手ブレしてるが店内から撮ったもの）
いま上海の飲食業はテイクアウトのみで店内での食事を禁止しているレストランが多い中、ココは店の面積を半分くらいに縮小して営業していた（店内でも食べられる）
とは言え、ヒトが対応するレジには誰もおらず、殆どのヒトが自動機でオーダーしていた。
そして超久々のビッグマックのセット（しかもコーラはＬ）を持ってイツモの店の倉庫で美味しく頂いた。いやぁ…ジャンクフードは偉大だ！マック美味い！
食後はサクっと準備して、例によって 10拠点近く繋いだ電話会議である。今日は 3時間もの長丁場。いやぁサスガ日系企業ですな…『ちゃんと』してるわ。必ず毎回、出席者『全員』に発言の場が有るのだ。そりゃ一度も発言する機会が無い会議なら、その人は居る意味ないものね。こういうのも久々なので気合いが入る。
でもワタクシの横には気合いの入らない子が約一名。
癒やされる〜。
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