中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

支援物資到着

 月曜日、上海は晴れ、気温は 5度。午前中は氷点下まで下がったらしい。ヒジョーに寒い一日だった。

 今日は 17日。本日から業務を再開する企業が多い?という噂だったのだが、実際に外に出てみたら、確かにヒトは活動しはじめているものの、雰囲気的には普段の 1/3くらいである。
 ワタクシも本日から出社の予定ではあったが、先週末の会議で今週いっぱい在宅勤務となり、例によって 10拠点以上を結んだ ip電話会議がメイン業務となった。…とは言え自宅は狭すぎて(息子の学校もオンライン授業が始まっていて声がダダ漏れなのだ)とにかく全然集中できないので、開店前のイツモの店に来て、窓際の日当たりの良い場所を陣取って暫し仕事に集中。
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 フト思ったのだが、我々エンタメ業界は、イベントが無い時は基本的にデスクワークなので、正直こういったオンライン環境でも十分仕事ができる…という事に気付いた。寧ろ一人一人が課題や議題に対する意見を言え、それを全員で共有できるので良いかもしれない。
 そりゃそうと、噂によると上海市内の学校は 4月いっぱい(5月まで)お休み(在宅によるオンライン学習に切り替え)で、逆に夏休みが無くなって全部登校日になる?的なハナシまで出ているらしい。あくまで噂レベルで確固たるネタ元があるワケでは無いらしいが、噂にしても火の無いところに煙りは立たないので、少なくとも我々が企画している 5,000人〜 1万人規模のイベントに関しては 5月くらいまでは絶望的だろう。嗚呼…なんてこったい。

 会議終了後も陽が落ちる頃までココでデスクワークをして、午後 5時過ぎに自転車に乗って帰宅。

 外はちょうど通勤時間だったのでヒトは結構出ていた。小さな商店等もボチボチ始めている店もあったりして、徐々に(ホントに一歩一歩だが)街は機能を取り戻している感があって嬉しい。でも『ヒトが動く』…という事はそれだけ感染リスクが上がるのは確かなので、今日から 14日間の間に感染者が突然増加しないことを祈るのみだ。潜伏期間さえクリアしたら、多分早ければ 3月くらいからは日常が取り戻せるだろう、きっと(願)

 帰宅してみたら、玄関に大きめの段ボールが有った。箱には懐かしい『ゆうパック』という日本語が!(驚)
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 妻に確認したら、我々の共通の知人である O鹿さんが、わざわざ日本からマスク等々を送ってくれたらしい。うわー超嬉しいんですけど!!!
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 聞く所によると送ってから届くまでに結構時間がかかったらしい。今や日本でもマスクは入手困難と聞くのでホントに有り難い。今までは基本的に自宅軟禁状態なのでマスクはそれほど多くは使わなかったが、今後フツーに出勤する様になったら足りなくなるのは目に見えていたので本当に助かる。
 ナニゲにワタクシ的には一緒に入っていた日本のお煎餅に感動。いやぁ…懐かしい味で美味しいね。サスガだ、こういう気遣いは涙が出る程嬉しい。ずっと軟禁状態なので、家の中がカリカリと殺気立っていたので、このお煎餅でカナリ癒やされた。
 本当にありがとうございました>O鹿さん。
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