金曜日、上海は雨時々曇り、気温は 19度で今日も肌寒い 1日。このまま冬になってしまうのか？
朝から息子を学校に送ってその足で長距離通勤。最近通勤電車の中でブログを書くのが日課になってきた。まぁ良い時間潰しだな。
松江某所のオフィスに到着してからは、例によってデスクワークが中心。ワタクシは入社したばかりなので、とにかく覚えなきゃイケナイ事が沢山有って全然頭が回らない。なにせ（当たり前だが）ドキュメント類が何から何まで全部中国語なのだ。今まで中国に 16年以上住んでるが、今まで務めた会社は日系か、あるいは日本を相手に仕事をする会社が多かったので、誰か必ず日本語が出来たワケさ。今回の様に完全に日本語ゼロ（日本語を喋ったり読めたりする人が誰も居ない）の職場は生まれて初めてなので、何気にヘヴィーだったりする。
しかもココは上海ブランチだけで 1,000人以上居る会社なのに日本人はワタクシを含めてたった 2人だけらしく、できれば会って色々情報交換したいのだが、当然ながら社内でもう一人の日本人に出会う確率は 0.1％未満という確率だし、例えすれ違っても東洋人はみな同じ顔してるのでどれが日本人か当てるのは困難極まりない。実に残念。
そんなワケで、ついに自動翻訳アプリに手を染めてしまった今日この頃である。何せドキュメントの『量』がハンパなく多いのと、あとは社内は今やメールではなくほぼ専用チャットでのやりとなので、反応速度を求められるのだ（すぐに返答しなきゃイケナイ）故にまず自分が打った中国語が相手に伝わるか確認の意味で自動翻訳に一旦かける様にしている。200人規模の部門グルチャに変な中国語を投げられないしねw
自動翻訳の分野は日進月歩で今やかなり高い精度で翻訳してくれるのだが、各社基本的にクラウドベースなので海外のサイトは基本的にブロックされていてGFWを超えられるものは非常に少ない。いちいちVピーNを繋ぎなおして…となると社内イントラネットとの兼ね合いも有るので現実的ではない。そこで中国国内の物等も試してみたのだが、イマイチ翻訳精度が低いんだなぁ。
そこでようやく見つけた最強のサイトをご紹介しよう。『DeepL』というドイツの AI翻訳サイト（https://www.deepl.com/ja/translator）である。これカナリ使えるのでオススメ！ 内部 AIが働いているので反応速度は結構遅いが、翻訳速度と精度は反比例するモノだしね。英語→日本語も中国語→日本語もカナリ高いレベルで翻訳してくれる。逆もまたしかり。一々切り替えなくても日本語入れれば中国語に、中国語入れれば自動的に日本語にしてくれる。何が一番嬉しいか？ってコレ海外のサイトなのに中国からブロックされてないので、VピーN使わなくても普通に使える事である。（注:2020年9月現在）
Mac版や Win版 Appも有り、インストールすると常駐して、翻訳したい単語を選択して『コマンド＋C（WinはCtrl+C）』を二回打つだけで自動的にウィンドウが開いて翻訳してくれるのだ（カナリ長い文書も一気に！）
いやぁ…これ超便利だわ！！！ まだ数日しか使ってないが、暫く使ってみて良さげだったら有料版にしてみようと思う。
自動翻訳系の恐ろしさは翻訳される文書に社内機密情報が含まれていた場合、その翻訳サイト会社に情報がダダ漏れになる事なので、技術漏洩やら下手したら株価とかに影響する事もあり、そういう観点からも信頼のおけないアプリは使いたく無いのだが、このサイト（会社）はドイツだし、その辺の事もカナリ気をつけて設計されている様なので中国ローカル企業の物を使うよりは安心できるしね。（あくまで個人的見解ですのでリスクはご自身で！）
さて、お昼前になって突然会議室に呼ばれたので何かと思ったら、カナダとのTV会議だった。当たり前だが全部英語。なのに、ここのサウンドグループのほぼ全員が英語バリバリで一瞬ビビった。何それ！思わず「聞いてないよぉ」とダチョウ倶楽部的なリアクションを（心の中で）してしまったのは言うまでもない。 みんなコレだけ英語できるなら、ついでに日本語も勉強してくれれば良いのに…なんちって（苦笑）
昼はちょっと健康的に社食でサラダのみ。ツナサラダは大皿に入ってペンネも入ってこれで 20元。安いわ〜。ココの社食、レベル高い！
食後は睡魔と戦いつつもデスクワークの続き。
そうそう、関係ないが会社でワタクシに支給されたデスクトップ PC（中文版Win10）があまりにサクサク動くので『一体どんな CPU積んでるんだろ？』と気になって調べてみたら、Core i9の 7940Xだった。ひえ〜！ これ 14コア 28スレッドの、ほぼ最新 CPUじゃん！ しかもメモリ 64Gも積んでるし…。なんじゃこのバケモノPC（驚）
新人（53歳のオッサンだけど）にこんなマシンを支給するなんて、どんだけバブリーなんだ？この会社（驚） ワタクシが入社する時も同時に 10人くらい中途採用が入っていたし、そのクセ人が爆発的に増え続けてるワケでもなさそうなので、…という事はとどのつまり辞めてく人間も多い…という事だな。競争が厳しい会社なのかもしれない。まぁいいや！ワタクシはワタクシらしく？地味に頑張ろうと思う。
帰りの地下鉄で Kindleで本を読んでたら、ふと目をあげた瞬間に素敵なタトゥーを入れたお兄さんが目に入ったので隠し撮りしてみた。
思わず二度見しちゃったよ！ えええええ？ひらがな！？
ひらがなで「いっしょうけんめい」って書いてあった（爆笑）
いやぁ…みんな生きるのに一生懸命だもんね。わかるよ！その気持ち！
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