火曜日、上海は快晴、気温は 23度。実に清々しい良い天気。
本日は国慶節の連休 6日目である。完全なオフは今日と明日しか無いので、今日は丸一日家に引きこもって作曲業務のツメを行う。嗚呼…休みなのに仕事。いや、休みだから仕事?なのか…作曲業務のお仕事が有るだけありがたく思わなきゃね。
国慶節に入った辺りから、時間を見つけてはチマチマ作業をしていたのだが、最近気付いたのは、Logic Proがタマに異常に重くなって風車が回る事が増えてきた事である。特に NI社の KONTAKT音源を多用すると発生するのだが、今回作ってる曲は殆どが KONTAKTなのでメモリを異常に食うのだ。KONTAKT memory serverで確認してみると既に『3.36G』も使っているじゃないか(驚)
これ、この曲で使っている KONTAKTプラグインのサンプリング音源のみで…でコレだけ使ってる、という意味である。他にも他者製のサンプリング音源やソフトウェア音源も使ってるので、そりゃ全体的に物理メモリが足りなくなってる可能性が非常に高い。っつー事でタオバオで DDR3メモリを購入する事にした。
ワタクシのメインマシンは大きな声では言えないが所謂 Hacintoshマシンで、PC/ATマシン上に Cloverでパッチを当てて下駄を履かせて OSXを稼働させている自作マシンなので、改造の幅が非常に広い訳さ。しかし、コレを作った 2015年当時は 32bitアプリ全盛期だったので『まぁメモリは 16Gも有れば足りるだろう』という事で 16Gしか積んでなかった。そんな訳で今更増設するなら(昨今DDR3は非常に安いし)一気に 64Gくらいまで上げちゃおうかと思ったのだが、5年前はまだ 32bit時代なので、CPUがアクセスできるメモリマップがそこまで広く無い可能性が有るのでちょっと調べてみた。
するとどうでしょう。このマシンの CPUは Core i7 4790K、コードネーム Devil's Canyon。つまり Haswellアーキテクチャな訳さ。調べたらメモリマッピングは最大で 32Gbyteまでらしい。ありゃりゃ実に残念! まぁ考えてみたら丸 5年も経ってるんだよね。時が経つのはホント早い(当時の日記が有ったよ) でも当時の最速 CPUだけあって(TBしないノーマルクロックで 4GHz)5年後の今でも現役で使えてるんだから凄い。
ま、そんな訳で、無駄に多いメモリを買っても意味が無いので、素直に 16Gbyteプラスして最大の 32Gまで持っていく事に。 拡張スロットは 4つあって 2つ埋まってるので、ペアで増設しないと意味ないから 8Gを 2枚購入した。それが本日届いた訳さ。タオバオは相変わらずテキトーな梱包w
中身は新聞紙にくるまっていたが濡れてないので大丈夫そうだ。中国の宅配便の最大の欠点は雨が降ると偶に濡れたまま運んで来る事があるんだよね。電子部品は命取りなのでココだけは注意が必要。
因みにコレ 2枚で 300元ちょっと。今のレートだと 4,500円くらいである。安い!
早速マシンを引っ張り出して、中を開けて交換。久々に見る巨大なグラボに思わず笑ってしまった。我ながら大袈裟w ワタクシは FinalCut Proを使うヒトなので OpenCLが必須なのだ。nVidia系の方が安くて高性能なのだが nVidiaは OpenGLが強いが CLが弱いんだよね…。OpenCLやはり AMD Radeon系が強いので当時結構無理してカナリ高い GPUを買った記憶がある。確かこの GPUボードだけで 3万円以上したんじゃないかなぁ。コレをマトモに動かすまでカナリ苦労したけど、おかげさまで 5年経った今でもレンダリングは爆速である。
早速メモリを 2枚追加。コレでスロットは全部埋まった。
ついでに内部を綺麗にお掃除して組み立てて動作確認。問題の今制作中の楽曲もサクサク動く様になった。うーん快適!
Logic Proを立ち上げた状態でアクティビティモニタでメモリを確認してみたら、既に 16G以上使っていた。なるほど…やっぱりメモリ不足でしたな。今は 32Gなので余裕である。
メモリ増設し終わったのが 15時くらいで、そこから 0時くらいまで集中して楽曲の作り込み。本日はベース収録がメイン。
いやぁ…ストレスフリーで捗った!たった 5,000円弱の投資でこんだけサクサクになるんならもっと早くやっておけば良かったw
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