中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Fender USAのJazz bass

 水曜日、上海は晴れ、気温はななななんと!28度!夏みたいに暑い一日だった。ヲイヲイ地球はどうしちゃったんだい? 11月も下旬だぜ?ホント大丈夫か?

 朝 6時半に目覚ましで起床。起きたら例によって偏頭痛である。あーあ。朝一から頭痛だと気分が重い。

 ヒタスラ水を飲みまくって出社。午前中はデスクワークが中心。午後からはスタジオに引き篭もってベースのメンテナンス&初期調整である。

 実は入社直後に購入申請していた楽器の一部がようやく先週末に届いたのだが、全然まとまった時間がなくて音が出る事だけ確認して 二日ほど放置していたのだ。やっと時間もできたのでジックリご対面(嬉)
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 Fender USAの Jazz bassの新品である。個人的な趣味で言えば Musicman Stingrayや或いは Moonや アトリエや ESP等のトガった楽器の方が良かったのだが、仕事で使う(なんならサウンドグループの全員が使う)…という事で、『ロックからポップスからジャズからフュージョンまでオールマイティに使える、標準的で音が良い【ホンモノの】ベースを選んでください』と言われれば、ワタクシ的にはコレ以外思いつかないんだなぁ(笑) こんな条件を与えられたら、多分世界中のベーシストが同じ回答をすると思うw

 不肖ワタクシ、ベースはドラムの次に長く演ってる楽器なので弾き始めてから既に 30年以上経つが、Fender USAの JBの【新品】を触るのは初めてだ。フツーは大体友達が使ってる古いモノだからね。こういうシリアルナンバー付きのタグがとても新鮮!やっぱり嬉しいモンだね。
f:id:hayap24bit:20201119092756j:image ネックのバックプレートには CORONA CALIFORNIAの文字が。こんな時期なので反応してしまうが、CAにあるフェンダーの正規ファクトリーで生産された証である。
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 まず普通に弾き始めたらカナリ明るくて良い音!弦も新品に交換されていたし(サスガ正規ディーラーである)まだピックアップのマグネットがカナリ強い様で音が若干『硬い』が、4本のバランスも良く実に素晴らしい『これぞ JB』という惚れ惚れする音だった。

 早速細かく調整を始める。ネックは全く反ってなかったが、少し弦高が高かったのでブリッジを下げ、ついでにオクターブチューニングも慎重に行った。殆ど弄らなくもピシッと決まるところがサスガ。これ、確かファクトリーで一本一本ハンドメイドで作られているんだよね?そりゃ調整されてて当たり前だわな。

 綺麗に調整が終わったので、チューニングが安定するまで暫く猿の様に弾きまくる。うーむ良い音だ。

 記念にワタクシの愛機 BB-5000と並べて記念撮影。
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 仕事を忘れて暫し弾き比べたりして!? それぞれの良さを再認識。うーん楽しい! 気付けば偏頭痛はすっかり治っていた。我ながらゲンキンだ。あはは。

 この JBは会社資産とは言え、今後は多分ワタクシが一番弾くと思われる。JBくん今後とも宜しく!

 午後 4時半くらいに社内の広報の部門に呼ばれて打ち合わせ。来年の『年会』で生バンドを入れたいらしい。ワタクシが元イベンターに居たことは結構有名らしく、色々と場所やら予算やら細かい相談を受ける。嗚呼…なんだかまた仕事が増えそうな予感(苦笑)
 ま、でもヒトから必要とされるのは悪い気分じゃないね。できる範囲でシッカリ頑張ろうと思う。

 ロケハン?じゃないが、4Fのバルコニーから見た夕暮れはとても綺麗だった。

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