土曜日、上海は晴れ、気温は 18度を超えた。非常に暖かい一日。
朝、タオバオで買った宅配便が届いたので、早速開封して取り付ける事にした。
これ何だと思いますか? ベース用のアクティブサーキット!と直ぐに判るあなた!もれなくワタクシと友達になれます(笑)
実はチョットこの度、とあるバンドでベースを弾くことになったのだが、ワタクシのメインのベース(BB-5000)は会社に置きっぱなしだし、頻度を考えるとこのベースは松江のスタジオでの Rec業務が圧倒的に多いので、コレをリハの度に毎回 2時間もかけて持ち運ぶのは現実的では無い(っつーか、重いしハードケースしか無いので超大変)
もう一本のプレベは Saxプレイヤーの前田さんに貸しっぱなしなので、ウチに有るのは以前上海在住のギタリスト K羽さんがシンガポール赴任になった際に譲り受けた古い(壊れた)無名メーカーの 6弦ベースしか無いわけさ。
で、先日改めて確認したら、やはりアクティブサーキットが壊れていてノイズが乗るし、メインのボリュームの頭を軽く押さえ続けないと音がコモる(トーンが絞られっぱなしになる)という状況だったので、一度中を開けて確認したら、コレは基板一体型のプリで、しかもボリュームポットが、背中にスリットがある円盤状の物体がついてる、見たことのない特殊なモノだったのだ。昔のボール付きマウスみたいなフォトレジスタ CDSみたいな感じでコントロールしてるのか? まさかねぇ。
そんなワケでコレ自体を修理する事を諦め、サーキット丸ごと交換する事にしたのだが、タオバオで探してみると、カナリ怪しいものが沢山落ちてるワケさ。こりゃニセモノ率が非常に高そうだ。
最悪、ポットだけ取り外してパッシブとして使える様に!? カナリ安めのを買ってみた(笑)とりあえず見た目がマトモだった『ドイツ WのRB純正?』って隠語にならない様な隠語のヤツにしてみた(まぁ Warwickの RockBassだよなフツー)のだが、単にビニール袋に無造作に一番上の写真の様な状態で送られてきたワケさ。説明書も一切ないから自分で解析するしかない。中々面白いじゃないか!こういうのを手にすると萌えるワタクシw
そんなこんなで朝からテスター片手に色々やって取り敢えず理解したのでまずは本体ピックアップにハンダ付けで接続して裸の状態でテストしてみたら、コレがまた面白いくらいに音が小さい。一応トーンコントロールは効いている様だが、大元のゲインを +30dB位まで上げなきゃ聴こえないし(マイクかよ!)しかも酷いノイズだった。
明らかにおかしいので一度外して色々チェックしたが、配線はコレ以外考えられないので、まぁきっと『ニセモノ』を摑まされたのだろう。ブラックボックスはまさにブラックボックスだったしね(笑)ま、元々想定済みだし、結局 3時間も無駄な時間を費やしたので、アクティブを捨ててポットのみ流用してパッシブサーキットとして直結して組み上げた。
とりあえずマトモに音が出る様になったので、コレでヨシとする!
気付けば 15時を回っていたので慌ててシャワーを浴びてから楽器を持ってチャリをすっ飛ばし、いつものリハスタ Rock Shanghaiへ! 今日も例のパンク&ニューウェーブ?バンドのリハが有るのだ。
外は暑いくらいの良い天気だった。
開始前にまず乾杯!このバンドのこういうトコ好きだなぁ。
そして 2時間ほどミッチリとリハーサル。
18時過ぎにリハを終えた後はメンバー達と別れ、一旦自宅までチャリで戻ってツインペダル等の重い楽器を置き、その足で直ぐに静安寺に向かった。
今日はさっき上に書いた『こんどベースを弾くことになった某バンド』のミーティング兼呑み会(比率は1(ミーティング):9(呑み会)くらい)が有るのだ。
静安寺は相変わらずのギラギラだった。そして胶州路を北上してこの店に!
フツーに店に入ってみたら、まだ誰も来てなかったので本日の主役に連絡した所「そのまま二階に上がってきて〜!」って事だったので、結局『家呑み』に早変わり。
メンバーは久々に全部日本人(の呑兵衛たち)w
美味しく手料理なんか頂いた後は、真面目に(軽く)ミーティングをして、その後は単なる呑み会。一人また一人と増えてって気付けばカナリの人数に(笑)すっかりホームパーティーになってしまった。楽すぃ〜!
気付けば午前 4時過ぎまでどんちゃん騒ぎ。あ〜あ。明日は春節連休に伴う法定出勤日なんだよなぁ…。まいっか。