中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

SDS-V

 火曜日、上海は曇り、気温は 14度。また少し下がり夜は寒いくらいだった。三寒四温、中々暖かくならない。

 朝 6時半、目覚ましで目覚める。昨夜は 10時チョット前に寝たので 8時間半以上ぶっ通しで寝た事になる。いやぁ…まだ眠い。気温は低いが、体内時計的には『春眠暁をなんちゃら?』なのかもしれん。

 朝のバタバタを経て息子を小学校に送ったあと、松江まで通勤旅行。よく毎日まぁこんだけの距離を移動するモノだ。我ながら良くやってるわ。根がナマケモノなので早々に根を上げると思ってたんだけどね。(…って自分で言うな?)

 出社後は午前中はデスクワーク。新しい PJの資料がゴッソリ来ていたので全部目を通す。何せ当たり前だが全部中国語なのだ。結構骨が折れる。

 面白いモノで、文章というものは、その人の『為人(ひととなり)』が良く分かる。日本語もそうだが、論理的な人ほど文章が簡潔で明確。逆に芸術家気質の人は形容詞ばかりで何が言いたいのかサッパリ分からない。
 あと、ヤタラと専門用語ばかり使う人は、口ばかりのヒトが多い傾向がある。本当に理解していないのに理解したフリ?…とは少し言い過ぎだが、知ったかぶりで自分の知識をひけらかして自分のポジションを確保しようとしているのかな?確かに頭は良いのだろう。情報収集能力と記憶力は素晴らしいと思うが、誰でも分かる様な言葉で平たく言い変えてみると、結局『一般論』だけしか言ってなかったりする。『頭の良いヲレ達だけが通じる共通言語なんだぜ?お前ら平民とは違うんだぜ?』的な優越感?陶酔?みたいな。アフォくさっ。大局(エンドユーザーの満足感)を見ずして『会議が戦場』だと思っているヒトとはトモダチになれない。…のは日本人も中国人も同じですな。

 さて、午後は右脳を使った芸術的創作活動。今日はとある楽曲にて、どうしてもシモンズのエレドラ(六角ドラム)の音が欲しくなったのだが、確か持ってた筈なのに、探せど探せど自分のライブラリに見当たらない。

 K社時代の某Pで、ミッキー・マサシさんが歌った『We Get Together』という曲のオケを作る際に散々使ったので、どっがに絶対有る筈なのだが、ひょっとするとアレは当時使っていた XV-5080等のハード音源だったかもしれない。

 自分のライブラリからたった 1音を探すだけで 1時間半も費やしたので(ドラムのマップはどのキーにアサインされてるか分からないのでタイヘンなのだ。フツーのマップの高い方のキーにシモンズのタムだけアサインされてたりするからね)もう何だか疲れちゃって段々アフォ臭くなったので『金で解決』する事にした。いやん大人って不潔っ!

 …なんて思いつつも、ネットで探してみたら意外と全然無い。今やシモンズの需要って全然無いの? 80年代あんなに流行ったのに…。

 いくつか見つけたが、皆古い 32bitアプリだったり AAX非対応だったりして今後の使用に一抹の不安を覚えたので、結局 KONTAKT音源の安いのを見つけてコレにした。Rhythmic Robot社がリリースしている『Trixer』という音源である。
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 たった 6ユーロ(1,000円以下)なので、期待してなかったが、まさに値段なりの商品だった(苦笑)音源は確かに欲しかった SDS-5の音だったが、せめてリリースタイムくらいコントロールさせてよ!って感じで固定だったのでコンプで調整するしかない。ま、でも何とか望み通りの効果は出せたし、良い感じに曲に馴染んだのでヨシとする!
 こんなに時間かけるくらいなら、初めっからアナログシンセで作った方がずっと早かったが、まぁ今後何かでまた使いたい時はすぐに見つかるからヨシとする!

 その後も創作活動を続け、今日は良い感じに捗って 2曲ほど Demoが出来た。いやぁ、やればできるじゃ無いか。昨日廃人で使い物にならなかった分は取り返したな。しかも 2曲目は我ながらカナリ格好良い(自画自賛)あはは。

 午後 8時半を回っていたので慌てて帰り支度して帰宅旅行。

 最寄駅から自転車で走っていたら相変わらず街中工事だらけで閉口する。
 この巨大な電線は何?全部取り替えるの?いまから!?
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 ホントご苦労様です。こういうのを朝までに完了させなければならない仕事も大変だよなぁ。ホント。

 本日も酒を抜いて 23時半には就寝。ホントはビール一本だけでも飲みたかったのだが、風呂上がりに時計の針をみたら既に 23時過ぎ。ジムも止めちゃったし、最近身体に良い事は何もしていないので、せいぜい睡眠だけはマトモに取っとこうと思ってサ。
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