中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

リハ三昧の日

 日曜日、上海は晴れ、気温は何と 34度!すっかり夏日。

 昨日が出社日だったので、今週末は休みが今日一日しか無いから全てのスケジュールが重なって大変。全てのバンドのリハが同じ日に重なってトリプルブッキングである。

 朝 10時に家を出て、11号線云锦路にあるレコーディングスタジオ『Random House』に向かった。

 まずは午前 11時から恶魔工人Akueiのリハを 2時間。
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 ココの小さい方のブースは TAMAの Star Classicが入ってるのだが、コレがまたメッチャ音が良くてアガる。タムが、叩いたストロークの分だけ『吸い込まれる様に』音量が上がってく感じ? 強弱によるダイナミクス感がハンパ無いので、自分が上手くなった様な気すらする(笑)
 ハード類もまだ新しくて、しかも全部『生きてる』ので、ツインペダル用にハイハットの足をオフセットしてセッティングしてみた。コレが出来るとカナリ便利なのよね。
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 13時にリハ終了後は次のリハまで結構時間が空いてるので一旦自宅に戻る。

 帰りに陕西南路の iapmにある一風堂で遅めの昼食。
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 帰宅後は自宅があまりに暑かったのでエアコンを点けたのだが、なんかホコリっぽい匂いがしたので一旦止めて、フィルターの掃除を行った。本格的に使う前にちゃんとやっておかなきゃね。

 汗だくになって掃除した後は、ザッとシャワーを浴びてから今度は陆家浜路にあるリハスタ『Rock Shanghai』まで自転車で走る。

 そして16時半からは 3スタにてオルタナバンド『Kill Automation』のリハである。まずはビリヤードの様に並べられたビールから。サイコーだ。
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 そしてコチラも 7月のライブに向けてミッチリとリハーサル。耳が壊れる程の爆音で 2時間。アレンジも良い感じに仕上がってきた。さっきと全然ジャンルが違う(真逆だ)のでホント楽しい。
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 叩きながら、午前とは脳の違う部分を使ってる気がして不思議な感覚に陥った。同じ楽器なのに実に不思議。ワタクシ二重人格なのかしらん? なんちって。
 こういうアングラ音楽が心地よくて仕方ないのは、きっとヲトナになって、商業音楽に慣れきって、いつしか『自分がこうしたい!』と言った欲求を素直に出さなくてなってしまったからカモしれないな。悪く言えば『妥協』する事に慣れてしまった。このバンドが楽しいのは、誰一人『落とし所』を見つけようとしない所だな。爆発と爆発をぶつけて音を出す感じ?一曲終わる毎に全員が不満点を挙げるのだ。こういうのチョー楽しい! そうだよ!絶対満足してるハズが無い!ヲレだってそうだもん。あはは。

 18時半にリハは終了。その後はシンバル類やらツインペダルやらを持って一旦帰宅。実は次も同じスタジオの別の部屋なのだが、残念ながら本日最後のバンドはベース担当なのでドラム機材を置いてベースを持って来なければならないのだ。

 そんなワケで一旦帰宅して軽く食事をした後はベースを持ってまた Rock Shanghaiに向かった。

 20時半からは、今度は 2スタにてシンガーソングライターの MEI-Zちゃんのバンドのリハである。このバンドはメインボーカル以外は日本人なので全部日本語で OKなのが有難い。久々にこんなに日本語喋った気がする(笑)
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 終了後は逃げる様に帰宅。いや、このバンドのメンバーも全員!? 大の酒好きばかりなので、モタモタしてると一緒に飲みに行きたくなる衝動に勝てない可能性が高いからね(苦笑)

 ふーっ!実に忙しい日曜日であった。明日からまた松江での生活だ。頑張ろう!
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