日曜日、上海は豪雨のち曇りのち雨、気温は 20度。夜は 16度まで下がった。寒いくらいだ。
朝、6時半、目覚ましにて起床。寝ている家族を横目に準備して 7時半過ぎには家を出て、自転車で静安寺のヤマハに向かった。今日もヤマハ瀋陽校の PMCドラムクラスのグレードテストの試験官業務である。昨日に引き続き静安寺のセンターからリモートにて対応する。
ワタクシが家を出る時は霧雨程度だったのだが、自転車で 10分も走らないウチに、バケツをひっくり返した様な土砂降りになって泣きたくなった。ウチ(黄浦区)からヤマハ(静安区)までは自転車で 35分くらいかかるのだ。傘を片手に自転車で走るのだが、何せ豪雨である。こんな小さな折り畳み傘では全く歯が立たないのは自明だ。ヤマハに到着する頃には下半身ずぶ濡れ。あーあ。
皮肉なモノで、到着する頃には小降りになった。なんてアンラッキーなんでしょ。
まだ門が空いてなかったので、とりあえず隣の Wagasで暖かいモカかなんか頼んで暫し 5分ほど雨宿り。何せ日曜の朝 8時過ぎである。Wagasが開いてて良かったよホント。
そして入館してからサクッと準備して早速オシゴトである。びしょ濡れ状態にエアコンの風が冷たくて風邪ひきそうだが、忙しくてそれどころじゃ無い。
瀋陽校は小学生の生徒が非常に多く、特にドラムコースの人気が高いらしい。同じ中国でも場所によって傾向が違うから面白い。先方会場はこんな感じ。右側に写ってる巨大 TVにワタクシの顔が映ってるらしい。音声はミキサーを通して信号を貰ってるので、細かいニュアンスも実にクリア。エレドラならでは?ですなw
今回グレードテストを受ける生徒は 80人も居るのだが、カナリの子がレベルが高くて驚いた。一昨年よりレベルアップしているのは間違いない。
やはり先生が良いのだろう。ココのドラム科の李先生とは結構長い付き合いなのだが(実は彼は 5年くらい前の講師研修でワタクシが教えた生徒なのだ)彼は凄く前向きで積極的で、熱いココロを持った理想的な先生なのだ。教え方のみならず演奏もクっソ上手いナイスガイである。
今や、ヤマハ中国の PMCドラム科のグレードテストの公認試験官は、中国大陸全土では彼とワタクシの 2名だけになってしまったし、折角の機会なので出張して久々に会って交友を深めたかったなぁ。
良い事なのか悪い事なのか? この新型肺炎以降、オンラインで色々対応できる事が分かってしまったので、出張が激減している(苦笑)ま、仕方ないコレも時代の流れですな。
そんなこんなで殆ど休みなく 19時までぶっ通しで生徒たちの実演テストを観た。流石にシニソーに疲れた。いや比喩でなくホントに(苦笑)
回線を切ってから 15分くらい目眩がする様な錯覚に陥って、暫し立ち上がれない程だった。テストは一人あたり 15分で 80人である。最大で 1時間に 4人しか見られないので、単純計算で 20時間、コレを 2日で見るので、全く休憩なしでも 10時間掛かるワケさ。そりゃ人間トイレだってメシだって行くわけで、結局 1日あたり 11時間〜12時間くらい掛かるのよね。
ま、何はともあれ無事に全員観れて良かったよ。途中回線トラブルとかあって冷や汗かいたけどな。グレードテストというのは一つの譜面に対して一曲入魂なので、やり直しをしてはイケナイからね。全員同じ条件じゃ無いと不公平になる。「回線トラブルなのでもう一度!」というワケには行かないのだよ。なのでコメントする方も、想像力を駆使して聞こえなかった部分は『補完』してコメントしなきゃイケナイから冷や汗タラタラさぁ(笑)
そんなこんなで突然空腹感を覚えたので、日系居酒屋に寄って『お一人様宴会』を開始したのは言うまでも無い。
二日間、本当にお疲れ様でした!ヲレ(笑)
外に出たら驚くほど寒くてビックリ。何じゃ?この気温差は。。。風邪ひくっつーの。
さて、明日からまた松江での生活が始まる。なんか相変わらずバッタバタだが、充実してて良い感じだ。頑張ろう!
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