中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

空を見上げる

 火曜日、上海は快晴、気温は 31度。

 朝 8時に松江の寮で自然起床。イツモの様に何気なく半分寝ぼけた頭でトイレに行き、戻りしなにテーブルで携帯を手にとって、コーヒーメイカーのスイッチを入れて立ったままボーッと FBなんか眺めていたら、知人(中国で活動していた音楽仲間)の訃報が飛び込んできて目が点になった。何というか、思わず「え〜〜〜〜!!!」と声を出して半分貧血?みたいな状態でヘナヘナとベッドに座り込んでしまった。全然回らない頭で何度も読み返して『主語は何なのか』暫し考えたが、でもやっぱり行き着く先の答えは一つしか見えなくて、それでも自分の解釈に一抹の疑問が残るので、(自分が寝呆けてるだけで、あるいは頭がイカレてしまった…とか、とにかく誰かに「あーアレね、あれは違うんですよ!」と言って欲しくて!?)共通の音楽仲間であるシンガーソングライターのモリシゲさんに朝っぱらからチャットしてみたのだが、あの方もやはり酷くショックを受けていて、やっぱり『やっぱり』な感じだったので、脱力感というか喪失感というか…まぁ言葉にすると安っぽくなってしまうのでアレだが、ごく控えめに言って朝っぱらから「すごーく」ショックを受けたワケです。はい。

 普段、当たり前にしてる事の順番が狂ってしまい、急に空腹感に駆られてヒゲも剃らずに朝 8時半から手ぶらで社食に行って一人で中華モーニングを口に押し込んで、それでもずーっと彼の事を考えているから何の味もしなくて(何を食ってるのかもよくわからない)ただただ『悲しみ』というか…ちょっと違うな。悲しみって時差をもって後から来るモノなので、ワタクシにとっては、とにかく『不意打ちの衝撃』による『混乱』と言った方が近いかもしれない。

 出社後も、なんとなく『うわの空』状態だし、昼休みも暑いのに外に出て空を見上げちゃったりして。
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 人生ほんと色々ですな。

 さて、とは言え『現実』はコッチの気分なんか御構い無しに攻めてくるから、結局「やらなきゃイケナイ事」に忙殺され、気が付けば夕方頃にはフツーに仕事をしていた。ワタクシって冷たい人なのかもな。

 宅配で 6.18で買ったコーヒーの山が届いたので、寮に並べる。最近「酸味」がマイブームなので浅煎りを多めに。ここの雲南コーヒーは結構好きである。
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 そして 21時過ぎに仕事を終え、今日は細かい機材類を沢山持って黄浦区の自宅に帰宅しなければならないんだなぁ…。遠いのでホント面倒くさい。でも明日は朝一からプライベートで久々に大きめの現場なのだから仕方ない。
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 そうそう、今日は帰りに一部の機材を取りにイツモの店の倉庫にも寄らなきゃイケナイので、9号線で長距離移動した後、久々に马当路の駅から 13号線に乗り換えたのだが、なんと『新天地』の駅名が変わっていて驚いた。
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 『一大会址・新天地』という名前になったらしい。長く難しくしてどーすんだ?って感じだが、多分新名所でも出来たのだろう、きっと。

 うーむ…今日は暇が出来る度に、どうしても色々考えてしまうナ。

 ま、でも結論としては、ワタクシはワタクシらしくワタクシの人生を責任持って(いや、無責任に・やりたいように)全うする!…しかできないので、そうするよw
 いつかヴァルハラで会おう。
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