中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

研修とリハと

 金曜日、上海は晴れ、気温は 25度。

 今日は有給休暇を取っているので目覚ましはかけなかったのだが、例によって朝 6時過ぎに自然起床(苦笑) トイレだけ行った後にまた二度寝を試みたらちゃんと眠れた。次に目覚めたのは午前 9時過ぎ。慌てて社食に行って軽く朝食をとった後は出社せずにまた寮に戻って、日本と繋いだオンライン研修の準備である。今日は珍しく講師ではなく受講生なのだ。なぜ仕事なのにわざわざ有給をとってるのか?というと、メインの業務ではなく今日はヤマハの仕事だから。

 本来、ワタクシは既にヤマハのドラム講師は引退してるつもりなのだが、今日はヤマハでこれから進める『新しいスキーム』の説明会ゆえ、日本語がダイレクトにわかる先生(ワタクシ)には「ぜひとも可能な限り参加してほしい」と言われたのだ。そんなワケで仕方なく!?参加する事になった。 海外で活動している日本人のヤマハ講師は非常に少ないらしく、相変わらずテンポラリで手伝いはしているので、ゲスト枠で参加。

 そんなワケで、もともと有給を取っていたので、本来ならば昨日のうちに黄浦区の自宅に戻って、自宅にてオンライン研修を受けるつもりだったのだが、狭くて煩くて気が散る自宅よりもコッチの寮の方が静かだしネットの回線速度も速いのでココで受ける事にした。
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 この新型肺炎以降、音楽教育業界も結構シビアな状況が続いているらしく、中々良く考えられたスキームだった。実際問題どこまで有用性が有るかは多くの生徒さんを前に教えてみない事には分からないが、今までの隙間を埋める様な新しいコースである事は間違いない。

 午前 11時から 16時半くらいまでミッチリと研修を受けた後は、日本の研修講師さんが「ちょっと残って話をしましょう!」みたいに言ってくださったので会議後は二人だけで色々と情報交換。中々有意義な時間だった。

 午後 5時半過ぎに寮を出て真っ直ぐ市の中心部に戻る。まだ陽があるウチに路面電車に乗るなんて久しぶりカモ。
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 そして本来ならば一旦帰宅して楽器を持ってから LL Barに向かう予定だったのだが、日本の講師さんとの対談で一時間近く押してしまったので、徐家汇で乗り換えて直接 LL Barに向かう事にした。今夜は 19日に行われる某イベントのバックバンドの最終リハーサルが行われるのだ。何気に忙しい。

 地下鉄 10号線の伊犁路に向かうには 9号線から徐家汇で 11号線に乗り換えて、交通大学から 10号線に乗り換えるのが一番『歩く距離が』少なくて済むのだw 久々の徐家汇。ここは人流が多い駅なのでエスカレーター片道 4本もあった。
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 伊犁路駅を降りてシェアサイクルで伊犁南路を南下する。途中の古北 SOHOは下からライトアップされているので凹凸が綺麗に出ていて美しかった。
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 一旦家に帰るには遅いが直接来るには早い…という事で!? 早く到着しすぎたので、2Fのビストロフィオーレにてノンビリとお食事。
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 そして 21時からリハーサルで 22時半くらいまで。このバンドはハコバン的な演奏ゆえ、今日はボーカルが居ないから途中でどこを演ってるか判らなくなる(苦笑)とりあえず譜面だけが頼り。
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 終了後は、本日やるべき全てのスケジュールを終えた安堵感のせいか、急に電池切れ!?の様になり、突然疲労感と共に目眩が襲って来たので、今夜は呑みは断ってタクシー呼んで真っ直ぐ帰宅。

 帰宅後は熱いシャワーを浴びて早めの就寝。本来、明日は中秋節の連休に伴う振替出勤日なので中国的には『平日』扱いなのだが、流石に松江まで行ったり来たりするのはキツいので有給を取った。有給休暇は 12/31に全部消えて無くなるらしいので、中秋節の連休にくっつくて 5連休としたワケさ。身体も休まるし、我ながら良いアンパイである。50も半ばともなるとアチコチ『ガタ』が出て来てるので、諸々サボりつつ身体を労わりながら乗り切ろう!そんな不良中年。ははは。
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