中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

喜糖

 水曜日、上海は曇り、気温はまたまた戻って 27度で暑い一日。

 朝 7時、松江区の寮にて起床。昨夜あんなに調子悪かったのに、今朝は肩の調子が意外と良い。なんじゃこりゃ? やっぱり気圧が関係してるのか? 天気で痛みが左右されるなんて困りものだが、まぁ調子が良いからヨシとしよう。

 いつも通りノンビリと準備して徒歩 10分通勤で出社。朝からデスクワークに追われる。

 お昼過ぎに自席に戻ったら『喜糖』が置かれていた。中国では結婚するとこういうのを配る習慣が有るのだ。
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 周りのスタッフに訊いてみたら、どうやら部門アシスタントの女の子が結婚したらしい。部門アシスタントって確か 100人くらい管理してるから、コレ 100個も配ったのかなぁ?同僚が多過ぎるのもタイヘンだぁ。

 中をみたらチョコレートだったので寄って iPhoneで撮ってみた(一つは直ぐに食べちゃったw)
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 今や旧機種となってしまったワタクシの iPhone 12 ProMaxであるが、コレの標準カメラはマクロ機能が無いため、基本的にあまり『寄れない』のだが、15cmくらい離れればフォーカスは合うので、後はトリミングで大きくできる。
 『金色』って中々写真で表現するのが難しいのにホント良く撮れるわ。これ 3cmくらいの小さなチョコレートなんだけど、表面のシワシワ感とか実に見事。この部屋は天井からのケルビン低めのオレンジ色の光と、デスクライトの白が混ざってる為、ホワイトバランス取るのも凄く難しい状況なのに実に自然な色合い。しかも天井のライトは複数の『点光源』ゆえ、デスクの上では影が 3つくらいできるんだけど、遠近感もさることながら『影の色味』もとても豊かで良い感じに出ている。いやぁ…コンピュフォトの為せる技ですなぁ…。何も考えずにシャッター切るだけで、フツーのデジイチで撮るよりずっと綺麗に撮れちゃうんだから、凄い世の中になったモノだ。

 なんか iPhone 13になってからカメラがまた進化したらしいけど…一体未来はどんな世界になっちゃうんだろうね?

 ワタクシ、今は亡き実父が元カメラマン崩れだった事もあり、子供の頃から自宅に結構マトモな一眼レフと交換レンズが有ったので『銀塩カメラ』が好きで昔は結構撮っていた(実は高校時代短い期間だけ写真部に入部していた事がある / バンドの方が楽しくなってスグに辞めちゃったけどねw)ヒトなので、正直『デジタルカメラ』が初めて世の中に出たばかりの時は「こりゃオモチャだな。どーやったって流行らんだろ!」と思っていたのだが(解像度も低く色味の再現性も低かったしね)たった 20年〜30年で完全に逆転してしまったな。しかも素人が扱うなら携帯カメラの方が一眼よりずっと綺麗に撮れちゃう時代である。まさかデジタル一眼レフよりも iPhoneの方が綺麗に撮れる時代が来るなんて…オソロシヤ。

 これじゃ『カメラマン』という職業が無くなっちゃうんじゃない?なんて心配もするが、でも仮に同じ iPhoneを使って撮ったとしても『ちゃんと』光の事を学んで、光(構図と絞りとシャッタースピードね)を意識して撮ってる人の作品は全然違うから大丈夫だと思う。それは音楽も同じカモ。コンピューターが無い時代に比べたら今や誰だって簡単に作曲(というか、それっぽいコラージュ)が出来る様になったけど、やはり楽器の事を知らない人が作った音楽はツマラナイもの。

 Aiなんてクソくらえだ!…とかなんとか!? 相変わらず偏屈な事を考えてるラブリー54さい。
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