中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

しまった!老眼だったw

 火曜日、上海は曇り時々晴れ、昨日よりは少しマシ?ではあるが、それでも気温は相変わらず 20度以下で寒い日が続いている。

 朝 6時半に自然起床。嗚呼…今日も五十肩がシクシク痛いぜっ。ほんと泣けるわ。天気が悪いから?なのか良くワカランが、ほんと『気まぐれ』で痛くなったり軽くなったりする気がする。まいるわホント。

 そりゃそうと、さっきフト気付いたのだが、暫く悩まされていた『目眩』が、ここ数日発生していない(嬉)ひょっとしたら治った?かもしれない。いやぁ…一つ治れば大分心が軽くなるぜぃ。

 さて、今日は朝 8時過ぎに宅配業者『顺丰』の自動送信メールが来て、昨日「えいやっ!」とポチった商品が、もう届いた!? との知らせが入って驚いた。え〜!買ったの昨日の午後ですよ!なんで今日の朝一に届くんだろ? すげーな顺丰。

 そんなワケで、いつもより早めに家を出てウキウキしながら宅配を受け取りに行った。購入したのはコレ!
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 コレなんだと思います? 会社のスタジオで使う 4Kのディスプレイですよw
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 今までは、元々の会社資産であるフツーのFHDのディスプレイ(1920x1080)を真ん中と右側で 2枚と、加え上部後方に大型 TV(これは 4K対応なのだが、処理が重くなるので 1920 x 1080で使ってる)を併用して 3枚で仕事していたのだが、マルチディスプレイって個人的にあまり好きじゃなくて、一枚の広い空間が欲しかったのだ。特に作曲に使うシーケンスソフト等は時間軸に沿って作業するので横方向の表示は連続した長い時間軸を一度に表示できる方が好ましい。マルチディスプレイは目線の移動範囲が広すぎるし、マルチディスプレイだとどうしても頭を動かすから、顔を横に向けたり上に向けたりすると耳の位置が変わるので音が変わるのだよ。。。
 「でも、わざわざ自分で買う必要ないじゃん?」という声が聞こえそうだが、ウチの会社(特にウチの部署)は何故か皆自分でディスプレイを買ってる人が多いのよね。色々話を聞いてみたら、会社の資産として PC用のディスプレイが倉庫に余りまくってるらしく新規購入はできないらしいのだ。故に会社としてはマルチディスプレイ推奨で、申請さえすれば 5枚でも 10枚でも貸してくれるらしい。しかし机のスペースは限られてるしサウンド部門はただでさえ機材が多く、ちょっと特殊では有るので、皆『横長』の変則ディスプレイを自分で購入してる…との事。
 で、先般同僚に話を訊いたら、今 PC用のディスプレイってクッソ安いんだね! 知らなかったよ。2,000元前後(3万円くらい)でカナリ大型の良いものが買えるとの事。

 …てな訳で、タオバオで調べたら 4K対応のディスプレイが本当に 2,000元で有ったので、ついつい勢い余って!? ポチったわけさ(笑)。寸法測ったら 32インチだと丁度今のこの部屋にぴったりだったしね。

 で、それが本日届いたので、朝一からセッティングして一通り確認。 電源入れて画面表示して開口一番…

  「うわっ! 文字ちっちゃっ!!!!!」

 そうなのだ。4Kって事は、今まで使っていた FHD (1920 x 1080)の 4倍、つまり縦横 2倍ずつのスペースが必要なワケさ。今まで使ってたのが一般的な対角 21インチのタイプだったから、同じ文字の大きさのまま 4倍にするには、42インチくらい無いとダメな訳さ。しかし今回購入したのは 32インチ。そりゃ文字は小さくなるわな。眼鏡をかけて近付いて隅々まで確認してみたが、全く滲み無く良い感じにカナリ綺麗に表示されてるので、ディスプレイ自体は全く問題が無い。ほんとに精度が高い Retinaディスプレイの様な感じである。しかし。。。。。

  「しまった、老眼だったw」

 メガネをして 30cmくらいまで画面に顔を近付けばカナリ大迫力の画面で十分広いスペースを堪能できるのだが、ワタクシ仕事柄、ディスプレイと顔の間には鍵盤楽器が必要なのだよ。単なるPCキーボード&マウスだけだったら良かったのだが。。。それに、スピーカーとの間に障害物が有るのも頂けない(つまり画面に極端に顔を近付けられない)訳さ(笑)

 そんな訳で、まぁ少し離れても読めない訳じゃないので、このまま頑張って 4Kモードで使おうかとも思ったが、さすがに文字が小さすぎると肩が凝るので(ただでさえ五十肩なのに)OS側のスケーリングで 1.25倍する事にした。

 オリジナルサイズは 3840 x 2160なので 4K
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 今回スケーリングしたサイズは 3360 x 1890
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 つまり総ドット数で換算すると FHD(1920 x 1080) = 2,073,600に対して、ワタクシが設定した値 3360 x 1890 は 6,350,400ドットなので、約 3倍という事になる。つまり『3K ディスプレイ?』そんな単位は世の中に存在しない?かもしれないが、まぁ今までの3倍の情報を1画面に一気に表示できるし、文字もとても見やすい大きさになったので、当面はコレでヨシとする事にした(笑)

 当面は…と書いたのは OS側の機能でスケーリング表示すると、余計な処理が入るからパフォーマンスに影響が出る恐れが有るからだ(上記画面にもしっかり記載されている)。なので暫くこのサイズで使ってみて様子を見ようと思う。
 因みに今ココで使ってるゴミ箱型 Mac Proは、無駄にデカい GPUボードを 2枚も積んでるので、パフォーマンスモニタを見る限り、スケーリング処理に関しては全て GPUが吸収してくれていて CPU側の負担は全く増えていなかった。さすがだ。なのでこのままの使用で多分大丈夫だろう!本気でマシンが固まるくらいギリギリのセッションの時だけ戻せば良いしね。

 真正面のメイン画面が広くなって Logicは非常に快適になった。うーん良い感じ!もう後方の TVは必要ない。やっぱこうじゃなきゃ!
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 いやぁ…当初はどうなるかと思ったケド(最悪自宅で使えば良いや…と思ってたけどこんなデカい画面を自宅に置いたら絶対妻に叱られる)まぁ何とかなったので良かった。
 っつーかやっぱり画面が広いと色々便利! 実に快適!嬉しいなぁ。
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