中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

実演家は季節労働者

 土曜日、上海は晴れのち曇り、気温は 21度。

 朝 6時半に黄浦区の自宅にて自然起床、その後は二度寝して次に目覚めたのが午前 9時過ぎ。久々に良く寝た。
 午前中は先月レコーディングした楽曲の TDの続きを行う。メインの業務がクソ忙しくなってしまってずっと放置していたのでチョット本腰を入れてトラックダウン。年内に何とか 1-2曲はリリースしたい所。

 そして午後 3時過ぎに家を出て陆家浜路に有るリハスタ Rock Shanghaiに向かった。本日もオルタナバンド『Kill Automation』のリハーサルである。いつもの 1スタにてじっくりみっちりリハーサル。このバンドは音楽的な縛りが無くて自由な『叫びの場!?』的な感じなので実にストレス発散になる。普段抱えてる鬱憤を全て音にぶつけて爆発させるのだーw
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 面白い物で、ベースのエフェクターは増える一方でギターのエフェクターは減る一方…という(笑)実に不思議なバンド。オリジナル曲ばかりでは初めて聴いてくれるお客さんがツマラナイので、最近カヴァー曲を演リ始めたのだが、これがまぁ三連化したり変拍子が有ったり突然倍テンになったり…と、原曲が全く分からない程アレンジをしまくっていて、実に面白い仕上がりになって来た。いやぁ…超絶楽しい!!! やっぱりカヴァーってこうじゃなきゃね! 巷の楽曲をフツーにコピーしたって面白くも何とも無い(っつーかオリジナルを超えられるワケ無いから落ち込むだけじゃん?)

 しかし…今までは右肩のみトラブっていた(五十肩で)のだが、今や左肩まで故障して痛くてタマランので、いよいよドラミングに影響(制約?)が出て来た。プロのスポーツ選手が故障で泣きたくなる気分!? みたいな感じが少しだけ判った気がする。ミュージシャンは季節労働者みたいなモノなので、これから年末にかけてが一年で最も忙しい時期なのだよ。この繁忙期を前に両肩故障してるおっさんドラマー。ライブの予定が目の前でガンガン決まっていくのを横目にみつつ、気持ち的には妙な焦り(開き直り?)が出て来た感は否めない。参るぜホント。

 ●まずは来週 金曜 11月26日、黑莉莉ライブ@OKOK Club
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 ●そして来週 日曜 11月28日、恶魔工人ライブ@BFC外滩音乐节
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 …とまぁ、早速 2つもライブが有るのだが、もうね、漫画『あしたのジョー』に出てくる『両手ぶらり戦法』でドラム叩くしかないカモしれん。 え?どうやって叩くかって? 知るかそんな事! 誰か教えてくれw
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