金曜日、上海は快晴、気温は 13度と比較的暖かい一日。
本日は大晦日、2021年の最終日である。朝はフツーに 8時くらいに五十肩の痛みで起床し、それから家の事をバタバタとあれこれやって、先般修理できなかったプリンターの修理なんかし始めるも思いのほか手こずって、結局出かける時間になってしまったので諦め、午後 3時過ぎに楽器類を纏めて家を出る。
年末の大晦日なので全然タクシーがつかまらず 20分くらい寒空に鼻水垂らしてようやく乗車。向かうは育音堂の本店(凯旋店)である。本日はバンド『恶魔工人』にて年越しライブに出演予定なのだ。
本日は中国的には出社日(平日扱い)なので、リハーサルの順番もメチャメチャである。我々は全員時間の融通が利くので早めのリハとなった。サクッと仕込んでサウンドチェック。
いやぁ…やっぱりこのハコ好きだわ。丁度良い大きさなんだよね。
そして午後 8時、いよいよ開場。今日は SOLD OUTとの事(COVID-19を鑑みて入場人数は制限しているらしいが)一つ目のバンドで既にご覧の通り良い感じにお客さんが入っていた。
そして我々は 2バンド目なのでコレが終わったらすぐに舞台へ。
照明が眩しくてなかなか良い感じに客席が見えないドラマーズビュー。
途中のプレゼントコーナーはやはり盛り上がったw
今回はいわゆるイチゲンさん(我々のファンではない人たち)も結構多かったのだが、非常にノリが良くて実に楽しい。
珍しく時間が足りなくなって一曲カットする事になってしまった(今日はカウントダウンがあるので時間厳守なのだ)が、まぁそれでも十分楽しめた。写真は後日集まってくるとは思うが、まずはお客さんが撮ってくれたビデオからキャプチャーしたもので雰囲気だけでも。
ライブ終了後はすでに 22時過ぎである。今日は午前 0時を過ぎるとタクシー難民が恐ろしい勢いで増加するので、(…というより毎年朝まで帰れない人が続出する)ワタクシは終了後すぐに Kelly(ギタリスト)のお母様のクルマで送ってもらう事に。
そんなワケで一足お先に店を後にした。育音堂、やっぱココ良い店だわ。何だろう?日本の 70年代後半〜 80年代前半のインディーズシーンというか、東京ロッカーズっぽさ?を思い出すからかもしれない。結局『あの時代』にしがみ付いてる感は否めないが、タイムマシンに乗って二度楽しめる…というのも今の上海の醍醐味だったりする。ほんと大好きな場所である。今年の最後にココで演れたのは嬉しい。
ホントは最後まで観たかったし、折角なのでお客さん達と一緒にカウントダウンを楽しみたかったのだが、まぁ背に腹は変えられない。なにせ持ち込み楽器類が人一倍多いのだ。
そんなワケで丁度 23時に帰宅。日本に住む友達に一足お先にあけおめメッセージを送った後、慌ててシャワーを浴びて、新しいワインのコルクを抜き正座して午前 0時を待つ。
みなさま、開けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いします!
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