中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

平和な日曜(ロックダウン 45日目)

 日曜日、上海は曇り、気温は 22度。昨日あんなに快晴だったのに、またまた曇天に逆戻り。

 朝 8時に目覚ましの音で起床。外の天気はイマイチだが、それほど気圧は低くない様で、五十肩をはじめ体の節々の痛みは無かった。ありがたい。
 今日は珍しく 8時 10分くらいにドアがノックされ、スタッフが抗原検査キットを渡してくれた。どうやら今日予定されている PCR検査は普段より早めに始まるらしい。なるほどね。

 綿棒を鼻の穴に突っ込んでグリグリした後、試薬に入れて 30秒ほどかき回して、検査器に 4滴くらい垂らして暫く待つ…というこのルーチンも、すっかり習慣になってしまったので、全く何も考えずに手が自動的に動く。なんだかなぁ…。
 そして社員証と共に写真を撮って社内管理 DBにアップロードして完了。もちろん陰性。

 その後、顔を洗って服を来たらすぐに呼ばれた。 わお!ホントに早いじゃないか。まだ 8時半過ぎだ。日曜日だっつーのに誰一人朝寝できないんだから可哀想だよなぁ(自分も含め)

 でも検査は直ぐに終わったので良かった。まだ寝足りない人はこのまま二度寝に入れる時間だが、結局ワタクシはそのまま起きる事に。

 散歩がてらノンビリと朝食を社食棟まで取りに行って、帰宅してから昨夜集まって来た某PJのデータを纏めて ProToolsに貼り付けて軽くミックス。いやぁ…良い感じじゃない?コレ。何だか嬉しくなって来た。

 お昼少し前に会社の管理から社員に一斉メールが入ったので何かと思ったら、明日から上海市内のロックダウンに関して少し緩和されるらしく、これから徐々に復帰に向かって動き始める…といった内容に始まり、これに伴い、我々の住む园区(敷地内)での移動制限も緩和し、明日からオフィス棟に入れる様になるらしい。つまり、この寮に住んでる人間に限って『出社してもOK』という事である!わお。すげーな。

 今ワタクシが住んでる寮は、会社の敷地内にある為、本来なら元々オフィス棟に入っても良いのだが、消毒やら防疫の観点から今までずっと入り口が封鎖されていたのだ。

 ただ、多分この寮に住んでるのは全社員の 1/6くらいの人間しか居ないので、出社した所で十分なコミュニケーションが取れる訳もない。それにオンラインで会議する場合は、近くに同僚が居ると直ぐにハウってしまうので、結局バラバラな場所で会議受けなきゃ行けない事になるから、それだったら寧ろ今と同様に部屋の方が良いカモ? ま、それゆえ会社側としても『どちらでも可』というユルい縛りになっている。

 ただ、こうして徐々にロックダウン解除の方向に向かっていくのは有り難いし嬉しいよね。

 夜は暇だったので、ワイン片手にバンド『黑莉莉』の新曲のドラムパターンなんか考えて過ごす。今後は、事の次第によっては、このバンドに参加できる時間も減ってくるかもしれないしね…。

 さて!少々睡眠不足なので、今日は早めに寝ようっと! てな訳で 23時半頃就寝。

 そんなロックダウン 45日目の夜。
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