中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

複雑なキモチ

 水曜日、上海は快晴、気温は 32度!梅雨とは思えないほど綺麗に晴れて非常に蒸し暑い一日。

 朝 5時半に黄浦区の自宅にて自然起床、最近色々と考え事が多く眠りが浅い。うーむ。上海のロックダウンは終了したものの、Covid-19の状況は依然予断を許さない状況なのだよ。こんな時期に色々と転職処理をしなきゃイケナイため懸案事項が多すぎる。ただでさえビザ関連の手続きは煩雑で面倒な事が多いのに、Covid-19のせいで、何もカモが順調に進まないのでストレスが溜まる。ハラハラドキドキの連続で疲れるわ。

 本日は朝一でまず宅配業者の『顺丰』を呼んで、某ドキュメントを某所に宅配で送付。今は以前の様に玄関まで来てくれないので(入れないので)小区の外まで持っていかなければならない。そしてワタクシは外国人なので身分証明のパスポートも忘れずに持っていく。最近色々経験しているせいで!? 無駄なノウハウが溜まってきて後戻りが大分減ってきた。コレは良い傾向?なのかな?良くワカランが…。

 そしてウチにある最も大きなスーツケースを引っ張り出してきて、午後イチに家を出て会社に向かった。今日は松江の寮から残りの荷物を持ってくるつもりなのだ。久々の松江区某所までの通勤旅行?である。

 地下鉄 9号線はサスガにお昼時だけあってガラガラだった。

 硬いプラスティックの椅子に座り続け、お尻が痛くなった頃に『松江大学城』駅に到着。この駅に降り立つのもあと何回だろう? 一々感傷的な気分になるわ。

 ココからいつも通り路面電車に乗り換える。巨大なスーツケースを転がしていても誰も咎めないので良かった。ロックダウンが解除になったとは言え、まだ自由にアチコチ行き来できる状況じゃないので、大きなスーツケースを転がしていると『田舎から出てきた or 逆に地方に帰る』等に誤解されがちで、一々注意されるのだ。(今日も小区の門を出る時に呼び止められて一々シツコく聞かれた(泣))

 ドアツードアで約 2時間弱でオフィスに到着。ココの門でも色々訊かれるかと思って覚悟していたのだが、知ってる守衛だったので検温だけしてあとは社員証カードをスキャナーにスキャンするだけで入れてくれたので良かった。

 とりあえずワタクシはいま休暇中なのでオフィスには寄らず、直接敷地内を歩いて寮へ向かった。先週の金曜日の引っ越し第一弾では大物ばかり持ってきたが、細々とした洗面所用品等々がまだ残っているのだ。
 コレがまぁ想像していたよりずっと多くて(というかこのロックダウン中に洗剤等をカナリ買いだめしていたので、スンゴい量なのだ。何もカモが 2本くらいずつ予備で新品があるので(洗濯洗剤なんて 6本も!)、嵩張るし重いしホント大変である。(妻に「捨ててきていい?」と聞いたら「どうせ家で使うし、勿体無いから持って来れるだけ持ってきて!」と言われたので頑張って詰め込む羽目に(苦笑))
 なんとか無理やりスーツケースに押し込んで一息。ふーっ。

 あとはスタジオの引き出しに入ってる小物類である。スーツケースは一旦部屋に置いて、ディパックだけ担いでオフィス棟まで歩いて、スタジオに直行して色々片付ける。

 メモ用の裏紙として残しておいたセリフ収録台本などの紙書類が結構あって、久々にシュレッダーなんか使ってみた。いやぁ…いいね!この昭和感(笑)

 そしてスタジオに戻って、USB電源やら残った充電ケーブル等々を只管詰め込み、空っぽだったディパックも満タンでクッソ重くなってしまったが、まぁなんとかほぼ全ての小物をカバンに詰め込むことができた。

 その後、寮で余ったカップラーメン等々を同僚に分けたりしてたら、何と、またまた同僚の一人からお酒を頂いてしまった。嗚呼…ワタクシはなんてシアワセ者なんでしょうw (約 2年間ほど続けた部内研修のお礼らしい。講師業は大変だけど、こういう風に感謝されると嬉しいものだ)

 帰り際に、今までお世話になっていた人事の子からメールがあり「ちょっと渡したい物が有るので1期のビルまで取りに来て欲しい」と言われたので、5分ほど歩いて 1期まで行ったら、なんとコチラはこちらで、何だかオシャレなお茶をくれるじゃないか(驚)あーもぅ、ここホントいい人ばっかりで後ろ髪ひかれまくりである。。。

 何だか両手一杯にプレゼントを抱えてクッソ重たいディパックを背負って寮まで一旦戻り、これまたクッソ重たいスーツケースを引き摺って玄関まで歩き、ドアノブに手をかけて、一度部屋を振り向いて 30秒ほど感慨に耽る。ロックダウンは大変だったけど、この部屋があったから快適に過ごせたのは間違いない、もう感謝しかない。

 なんというか万感の思いでドアを閉めて部屋を後にした。

 ホントは路面電車と地下鉄を乗り継いで帰る予定だったのだが、想像以上に荷物が増えてしまったので、諦めてタクシーで帰ることにした。

 松江区の田舎なので全然捕まらないだろう…と思いながらアプリで呼んだら、5分も待たずに直ぐに来た。いやはや便利な世の中だ。

 タクシーの中で夕日を眺めながら色々な事を考えてしまったよ。ワタクシの歩いてる道はホントに正しいのかなぁ? ほんとコレばっかりは誰にも分からない。時間ってーのは「フローの概念」なので常に流れ続けているから、一点一点を摘んで『比べる』事は出来ても最終的に何処に繋がってるかはホントに誰にも分からないものね。ただ分岐点毎に選んだ結果でゴールが変わるのは紛れもない事実だ。因果応報。実に壮大な RPG。

 ま、死ぬ直前に「楽しい人生だったな」と言えればいっか、別にそれでw
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