中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

色々様子見でビビりながら

 金曜日、上海は快晴、気温はなんと 35度!暑い暑い。もぅ完全な真夏日である。

 朝 6時半に自然起床。午前中は静かに息子の勉強の邪魔しない様にヘッドフォンを被って過ごす。

 お昼は珍しく妻がピザを取ってくれた(嬉)

 ピザと言ったらビールでしょ? 平日のお昼だがワタクシは休暇中なので遠慮なくw

 至福の時間を過ごした後は、午後はPC作業員。今まで会社の寮で使っていた MacBook Proの中身を整理しようと思ったら電源アダプターが見つからなくて部屋中を探しまくる羽目に。
 「え〜!? まさか引っ越しの時に仕分けした際、間違ってゴミの方の紙袋に詰めちゃったのかなぁ…。嗚呼…あれ 85Wくらいの一番デカいアダプターだから買ったら高いんだよなぁ…」なんて心の中でブツブツ独り言を言いながら探したが、やはり全然見つからない。

 約 1時間くらい探して見つからないので、半分諦めかけたところで駄目元で妻に聞いてみたら、「私は知らないわ。あ!チョット待って!そう言えば確か電源タップが山ほど入っていたコンビニ袋が有ったので、それは階段の下にしまったわ!」と宣うじゃないか! おおおおお!きっとそれに違いない。

 てなワケで言われた場所を探したら、ありましたよ!電源タップに混じって! 確かに同じ色だし似た様なケーブルばっかりだもんなぁ。あはは。いやぁ…でも見つかって良かった(笑)

 午後は MacBookProのデータ整理であっという間に夕方である。今日はバンド『黑莉莉』のライブ(…というよりプライベートパーティの前座?)が有るので、ザッとシャワーを浴びて準備する。

 そして午後 6時半過ぎに楽器類を持って家を出てタクシーで某所に向かった。

 タクシーの窓から以前の職場の近所にあった『ラピュタビル』が完成して営業しているのが見えてびっくり。

 すげー!なんかワクワクする!今度時間がある時に遊びに来ようと思う。

 そして某所に到着。ビルに入る際はやはり场所吗の掲示が必要で、QRコードを読み取るマシンに登録してようやく入館。色々厳しい。

 現場に到着して、顔見知りのスタッフさんと挨拶した後は、サクッと準備してサウンドチェック。

 こうして一見するとフツーにお客さんが入ってる風に見えるが、今日は『プライベートパーティ』…という形で、人数をかなり制限した状態での微妙な開催である。今はまだ上海市内は『店内飲食』は基本的に NGなのだ。(以前一度OKになったのだが、直ぐにまたNGになってしまった)

 ただ、面白いもので SNS等をみていても、今日くらいから市内のあちこちの飲食店にて、皆んな様子をみながらビビりつつ!? アチコチで営業再開(闇営業?)している店が多いので、やっぱり皆ビビりながらも少しずつ全面復帰を目指して努力してるのが伺える。そりゃそうだよな。もう 3ヶ月だもの。収入ゼロで家賃や従業員の給与だけ払い続けてる経営者にとっては死活問題だ。

 そんなワケで我々はオープニングアクトなので、20時過ぎからサクっとワンステージ。

 途中で警察とか来て止められるんじゃないか?とかビビりながら、ずっと目線は入り口に釘付け?状態で全然集中できなかったが、結局大丈夫だったw
 昔、別の店で何度か(騒音問題で)止められた事があるので、途中で演奏を中断される事は慣れたもんだが、今回は Covid絡みなのでチョット状況が違うからホント『一々ビビりながら…』状態で笑える。

 そんなワケで、演奏が終わったらポラロイドで記念撮影だけして逃げる様に会場を後にする我々。あはは。

 いやぁ…ほんと『一歩ずつ』『一歩ずつ』である。
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