中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

リハと一風堂

 日曜日、上海は晴れ、気温は 35度。今日も蒸し暑い一日。

 朝 5時に自然起床。昨夜は 23時くらいに寝たのでやはり 6時間で自動的に目覚める身体らしい。
 ノンビリと準備して、午前 10時前に楽器類を纏めて家を出る。本日も毎週日曜恒例?バンド『恶魔工人』のリハが有るのだ。例によって地下鉄を乗り継いで 11号線『云锦路』駅にほど近いレコーディングスタジオ『Random House』に向かった。

 そして午前 11時から朝練である。今日はスネアは持ってこなかったので、ここにあるヤマハ・レコーディングカスタムを使う。

 ワタクシが愛用している 8インチ版と全く同じ素材(バーチ)の 5.5インチなのだが、音色が全然違うから面白い。まぁ張ってるヘッドが違うから当たり前なのだが、コッチのほうが高域の倍音が多くて、少し金属的で、ノーミュートだとサスティンがカナリ長い。しかも不思議な事に、ワタクシの 8インチよりもスナッピーの音が小さい気がする。なので、むしろ強めにカンカンに張った方が良い音がするのだ。ピッチを上げると村石さんみたいな音になるから、椎名林檎さんのファースト&セカンドっぽい音になるから気分がアガる。

 一通り通したあと、休憩時間にトイレから戻る時に珍しくコントロールルームのドアが開いていたのでチョット覗いてみた。メインの卓は Avidの C|24 かな? 確かに今となってはアナログ卓を置くよりも、巨大なコントロールサーフェスを置いた方が便利だわな。さすが 21世紀のスタジオ、使いやすそうだ。

 リハは約 2時間強で恙無く終了。その後は楽器類を片付けてメンバー達と別れ、ワタクシは真っ直ぐ帰宅。

 帰りに陕西南路駅前にある大規模ショッピングモール iapmに寄って『一風堂営業してるかなぁ?』なんて思いつつ足を運んだらフツーに営業していたので狂喜乱舞して入ったのは言うまでもない。腹が減ってるのだよ。

 店内は半分だけエアコンが入っていて奥の席はエアコンが入ってないらしく、かなり蒸し暑かったがテーブルの上に充電式の扇風機が用意されていたのでココに座る事にした。涼しい席のために無駄に待つのはごめんだ。サクっと食ってサクっと帰るつもりだしね。

 てなワケで、久々の担々麺である。うっきゃー、ココの坦々麺は美味しいのだw

 汗だくで美味しく頂いたあと店を出て、1Fまで上がっていったらスンゴい人でびっくり。ココはもうロックダウンから完全に復活してるらしい。

 普段、近道して出る裏口が封鎖されていたので、正面玄関に迂回したのだが、入り口では『场所吗』のチェックが必要なので、結構並んでるじゃないか。。。ショッピングモールに入るのに並ぶってーのも何だか不思議な感じ?である。

 今はそんな時代なんだよね。。。これから先も暫くはこういう風景が続くんだろうなぁ。

 帰宅後は家で家族 3人+1匹で夕食までノンビリし、食後は『カーグラフィックTV』の録画なんか観ながら、今日は前職のHR部門の部長さんから頂いたコレを開けてみた。

 なかなか美味しくて半分以上(2/3くらい?)飲んでしまった。チョット飲み過ぎ。

 さて!明日からまた新しい一週間である。ああもぅ、この中途半端なモラトリアムな状況、早く抜け出したいわ。
 でもビザ関連の手続きはおざなりに出来ないのでもう少しの辛抱である。転職はコレがあるから気が重いんだよなぁ。。。ホント面倒くさい。
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