中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

転ばぬ先の

 月曜日、上海は曇り時々晴れ、気温は 39度。今日も暑い一日だった。

 朝 7時に自然起床。在宅勤務ゆえ、別に 9時に起きたって十分間に合うのに何故か自然に起きてしまう老人性早起き症。
 イツモの様にコーヒー淹れて食パン焼いて、猫に餌あげて、今日やらなきゃイケナイ事を頭の中で考えながらムシャムシャと咀嚼。食べ終わって皿を洗ってる時になんとなくまだ空腹感を感じたので「あれ?今日パン何枚食べたっけ?」…と口に出してしまった。イカンなぁ、食事の時くらいちゃんと味の事とか考えた方が良いよね。反省反省。

 午前中はオンラインミーティングとデスクワークであっという間にお昼である。

 午後に、いま息子と二人で田舎に帰省している妻から電話があり「荷物が結構届いてる筈なので小区の門まで取りに行ってきて」と頼まれたので行ってきた。

 かなり重かったので何かと思ったら、お米やら日持ちするインスタントラーメン類だった。ええええ? これってもしや? 封鎖対策???

 そうなのだ、いまや上海市のあちこちでまた小区封鎖が始まっていて、住人たちは皆「ひょっとして、これロックダウン(都市封鎖)まで広がるんじゃない?」と心配して、あちこちで食料の買い溜めが始まっているのだ。
 一応確認のため妻に連絡したら「ま、一応念の為…ね!」との事。「まだ色々買ってるから、ちゃんと取りに行ってね」だと。物流がマトモに動いてるウチに色々買っておこう…という寸法らしい。なるほどね。『転ばぬ先の杖』ってヤツですなw

 個人的な想像?というか肌感覚でしか無いのだが、上海市政府だってメンツが有るから、一旦解除した都市封鎖をこんなに短期間で、同じ規模でまた行う事は無いと思っている。つまりあちこちで小区の封鎖は発生して(その規模は広がるだろうけど)街全体を締め出す様な、いわゆる『ロックダウン』はサスガにしない気がするのだ。
 なぜなら他の地方都市も、小さい封鎖は続いてこそいるが、二度目の都市封鎖を行なっている?という話は今の所聞いてないからね。

 午後もフツーに仕事をしていたら、今度はトマトが山盛り届いた。ヲイヲイ一人じゃこんなに食えないっつーの。

 箱を開けて途方に暮れていたら、肩越しにクンクン音がするから何かと思って振り返ってみたら、スンゴいブサイクな表情で誰かさんが興味津々で覗いていた。

 え?猫ってトマト食べるっけ?  いや、きっと食べないわな。単に『新しいおもちゃ』が来たと思って期待してるだけだろう。

 あっという間に午後 6時過ぎである。
 先日頼んだパスタが意外と美味しかったし、超絶早く届けてくれたので、今日も頼んでみた。本日はエビとアスパラのパスタ。やっぱり30分で届いた。中身は熱々である。ひょっとして専属の配達員でも雇ってるのかなぁ?

 写真は蓋を開けたばかりなので判りにくいが、下の方にオリーブオイルがたっぷり入っていて混ぜると超絶おいしかった。ほんの少しピリ辛でペペロンまでは行かない感じ?うん、この店結構好きかもw

 食後も少しだけ残務を続け、午後 8時過ぎに仕事を終える。

 例によって、ワイン片手に日本のニュースの録画を見るも、某要人の暗殺事件の事ばっかり色々とひっくり返していて、ちょっとウンザリしてしまった。現職時代は散々叩きまくっていたメディアまでもが手のひらを返した様にヒーロー扱い!? で報道していたので、なんというか、ちょっと不謹慎かもしれないが、選挙のタイミングでのこういう報道の仕方に恣意的…っつーか作為的?なものを感じてしまって、そんな事を考えたヒネクレた自分にうんざりしたので、ニュース見るのは途中で止めた。

 気分を変えるために、完全な娯楽を探して、アマゾンプライムビデオで途中まで観ていた昔のドラマ TRICKのシーズン2の続きを数話観て過ごした。仲間由紀恵さんって、最近だとドラマ『相棒』シリーズで見せるミステリアスでクールな感じ?ばかり見ていたので、この時代のドラマは新鮮(笑) 昔は、こんな風に『三の線』も演ってたんだね! …っつーかこっちのテイストの方が個人的には好みだわ。あはは。
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