中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

声の魅力

 水曜日、広州は晴れ、気温は 36度で相変わらず安定して暑いが上海ほどではない。

 朝 6時半に自然起床。最近また腹時計が正確になってきた。何時に寝てもこの時間に起きる老人性早起き症。 サクっと準備して午前 8時過ぎには家を出てシェアサイクルにて約 20分強の自転車通勤でオフィスへ。

 仕事は相変わらずバタバタで忙しい。例によって書けないことばかりだが、今になって色々発覚する問題がジャンじゃか出てきたりして?なかなかスリリングである。

 あっという間に午後 8時過ぎ。荷物をまとめて帰路につく。今日もブログネタを撮るのすっかり忘れてしまった。あ〜あ。
 仕方がないので、先週末に上海に住むウチの奥さんから届いた荷物に紛れていたダンパーペダルをば。

 いやぁ…このブログを定期的に見ていらっしゃる読者なら既にお気付きだろうが、広州の家にはダンパーペダルが刺せる様なキーボードは一台も無いのだよ。なのにペダルだけ来る…というこのセツナサよ(苦笑) こんなの見てたら、新しいシンセとかMIDIキーボードとか買いたくなるじゃないか。あはは。

 さて、関係ないが、Macで iTunse(じゃない、今は Music.appか)を使って AppleMusicの音楽をかけていると、例えばアルバムを一枚聴き終わったあとは、それに付随する楽曲(というか聞いていた楽曲の傾向から、その人が好きそうな楽曲)をサーバーが勝手にデータベースから選んで推薦して数珠繋ぎに再生してくれるのだが、コレがなかなか秀逸でワタクシ好みの曲をバンバン紹介してくれるから嬉しい。

 今日は『SHE IS SUMMER』というアーティストの『あれからの話だけど』という曲が選ばれて、思わず手を止めて聞き入ってしまった。なんだろう?『声』が良くてスンゴく刺さって、歌詞が自然に入って来たのだ。楽曲はいわゆるシティポップの流れで、若干古さはあるがカッティングギターとかかなり好み。あとサビのコード進行とかツボだったりw

 で、何より『声』の魅力である。歌が上手いとか下手とかは、特に我々の様な仕事をしていると『技巧的に』ピッチが良かったりビブラートが綺麗だったりダイナミクスが上手かったりとかに直ぐ耳が行ってしまい、そういう部分で判断してしまいがちだが、そういう部分を超えて『声自体の魅力』で、たまに無意識に心を鷲掴みにされる事がある。CHARAやカヒミ・カリィもそうだし、古くは 2/3アミノコテジの早瀬優香子もそうだが、たまぁに、そういうアーティストに出会うと嬉しくなる。

 今回もそうだったので、早速アルバム『Water』を Apple Musicでヘビーローテーションしている。

 いやぁ…この子の声、好きだわ。こんなアーティスト全然知らなかったが、結構何枚かアルバム出してるみたいなので意外と古い人なのかな?少しずつ過去に戻って聞いてみようと思う。
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