金曜日、広州は曇り。朝の気温はなんと！ 8度だった。広州でも一桁になる事あるんだ!?
朝 7時に目覚ましで起床。普段通りの準備をして午前 9時に家を出る。 いやぁ…外は寒い寒い！ 広州は寒くなっても 10度以下にはならない？という情報を元に、コート類は上海から持ってきていないのだよ。こっちにはユニクロのウルトラライトダウンしか無いので仕方なくそれを着て出かける。いやぁ…ナカナカ寒いじゃないか。あはは。
例によってシェアサイクルをみつけて走り始めたら、途中の道が完全に冠水していた。あ～あ。ココいつも冠水するんだよね。以前にも書いたが、多分直ぐ横を流れる川を無視して、こっちの開発地区で掘りまくってるので、どっかから湧き出してるんじゃないかなぁ？ 今日は今までで一番酷くて、両方の車線ともに 30cmくらい水が溜まってるので 2輪車たちは皆立ち往生していた。
一旦逆方向に走って次の道から迂回する事もできるのだが、1kmくらい反対方向に走らなきゃならないので、電動バイクならまだしも、シェアサイクルだとちょっと現実的ではない。遅刻してしまうわ。
…てなワケでちょっと考えて、右端の歩道部分を何とか走り抜ける覚悟を決めた。多分歩道部分は 10cmくらいの深さの水で済むだろう…と予想したのだ。
「なぁにクリティカルな部分は 15ｍくらいだ。何とかなる！」と思って恐る恐る走り出したのだが、歩道は歩道で敷石が所々外れて穴になってるので、そこにタイヤが挟まったら最後、足を水にズボッっと突っ込まなきゃならないので、殆ど運試しである。しかも歩道上にクルマが止まってて実際に残ってる歩道部分の幅は 1ｍも無いのだよ。泥水なので下は見えないからホントに『運試し』だ。
でもワタクシ、何だかこういうシチュエーションになると不思議と根拠のない自信が湧いてくるのよね。20代～30代の頃は無類のカーキチだったので、ダートからサーキットまでそれこそアチコチ走り回ってたので、経験値だけは無駄に有るからねw。
最悪の事態を想定して両手でハンドルをしっかり握って、もし仮に穴にハマっても直ぐに抜けられる様にペダルにはカナリのトルクをかけつつゆっくり進んでみた。ペダルを完全に一回転させてしまうと下側で水に足を突っ込むので、ペダルは横方向を維持しながら上下に小刻みに何度もコキコキと漕ぐ。
すると意外とあっさりと冠水部分を抜ける事が出来たじゃないか！さすがヲレ様（笑） 振り返ってみたら、ワタクシが通れたので後続の2輪車たちが真似して同じ様に通ってきた。ふふふ。そうなのだ！誰かが勇気を振り絞って前例を作ればその後ろに道はできるものなのだ！なんかちょっと気分が良いぞｗ
オフィスに到着してからは普段通りである。仕事上のトピックは書けない内容ばかりなので割愛。お昼までワープして、昼食はいつものかつ丼。見た目は悪いがカナリ美味しいので、ついついリピートしてしまう。
食後、さすがに PCR検査をせずに丸二日以上経ってしまって心配になったので、以前の検査場まで行ってみた。やってたら受けておこうと思ったのだ。
しかし。。。。到着してみたら噂通り!? 完全に畳まれていた。なるほどねぇ…どうやらマジらしい。
仕方なく諦めて会社に戻った。広州はホントに何もかもを放棄してしまったのだ。大丈夫か？ ヲレ知らねーぞ！ホント。
午後もフツーに仕事を進め、同僚らがタピオカミルクティを外卖するというので便乗してみた。コレ飲むのも超久しぶりだ。
クソ甘かったが、なんとなく久々だったのでズボッっと全部飲んでしまったｗ
気付けばあっという間に午後 7時である。今日は金曜だし、提出しなきゃいけない資料は全て提出済みだったので、今日は早めに仕事を終えて帰る事にした。
帰りは流しのタクシーを捕まえたのだが、車内が寒くて思わず失笑してしまった。そうなのだ…広州のタクシーは今やほぼ 100％電気自動車なのでヒーターがイマイチ効かないのだよ。内燃機関を持つエンジン車は（ガソリン車でもディーゼル車でも）フツーにエンジンがかかってるだけでエンジン自体がカナリ発熱する為、その熱を効率的に車内に取り込む事が出来るので殆ど何の追加エネルギーも使わずにヒーターが効くのだが、電気自動車の場合ヒーターを入れればその分電気を喰うから走行距離が減るため、運転手はヒーターを入れたがらないんだよね。中々難儀なクルマだ。
カーボンニュートラル？ってどうなんだろ？ホントどんどんツマラナイ世の中になっていく気がしないでもない。ま、地球には優しいんだろうけど、その分人間には冷たいなぁ…。
帰宅後はしつこいくらいに手を洗ってうがいをし、その後はスーパードライ(500ml)を一本飲んでから今日はジンリッキー片手に「ぼっちざろっく」を最新話まで続けて観て過ごした。
何はともあれ素敵な週末の始まりだ（嬉）思う存分ダラダラするぞっ！っと。
午前 1時就寝。
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