中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

長いものには巻かれるしかない

 土曜日、広州は曇り、気温は少し戻って 14度。中途半端に寒くて、エアコン点けると暑いし、止めて部屋の中でコートを着る?ほどでもない…という実に中途半端な温度。 低い温度でエアコンを設定すると、止まっている間ずっと送風になるので、却って寒い…という。実に難儀な気温である。

 朝 7時半に自然起床。天気が悪くて気圧が低いせいか何をするにも気合が入らない。ベッドの上に上半身だけ起き上がって、暫くボーッとし、そのまままた枕に頭を戻したがイマイチ眠れなかったので起きる事にした。

 いやぁ…パっとしないなぁ、何もかも。。。
 せっかくの休日なのに気分的には実にブルーな朝である。

 完全に『気分的な問題』なのは自分でも判ってるんだけどねw。突然の政策転換に翻弄されて成すすべなく正直ただ呆然としてるのだよ。この国のこういう方向転換や法律改正には慣れてたつもりだったが、今回の唐突さと非論理性には呆れるばかりなのだ。もう少しマトモな言い訳すると思っていたので…。
 「封鎖は解除」とは言ってるけど「規制緩和に舵を切る」とは言ってないし、オフィシャルには単に「毒性が下がったので次のフェーズに移行します」的な発表しか無いワケさ。あとは各地方政府にそれぞれ判断を委ねてる状態っぽい。 え??じゃ今までの暴力的な『強制』は何だったの?って感じである。 広州政府はきっと先陣を切って全中国のテストケースになるつもなのだろう。きっと。
 まさに『人柱』だなw 諸外国に比べてワクチンに殆ど全く期待ができない状態でのリアルな人間を使った壮大な実験だ。うっひゃ~。中々シビレるぜぃ。

 何なら今日なんか感染者は過去最高を記録するくらい増加してるんだぜ? それなのに「PCR検査はもうオフィシャルには行いません。やりたい方は病院に行って自分でお金払って検査してね!」と言われてもねぇ。そんなのお金払って自主的に検査する人なんか殆ど居ないよ。こりゃ感染爆発は目に見えてるので覚悟しなきゃなぁ。

 この調子じゃこの先も思いやられるわ。

 実は、本来なら今年の年末に上海に戻って家族と過ごし、1月頭に一旦広州に戻ってからは旧正月には 3年ぶりに一時帰国しようと思っていたのだよ。でもこの調子じゃ『何が』『どうなるか』本気で判らないじゃん? なんとなく、ちょうど年末頃にピークを迎えてる様な気が『とっても』するのだよなぁ…あ~いやだいやだ。

 さて!!! そんな事ばかり考えてると気分が暗くなる一方なので、頭を切り替えて少しは有意義に過ごす事にした。

 先日電子レンジを買ったのに、何かを温めようと思ったらウチにはプラスティック製のお皿しかない事に気付いて、近くのスーパーから陶器のお皿を買ってみた。

 それが今日届いた。ほぼ1日なので、広州市内の物流は完全に復帰していると思われる。

 お昼は久々に激辛なモノた食べたくなって『酸菜鱼』を頼んでみたのだが、結構微妙に冷めてやってきたので、さっそく電子レンジが活躍する。

 お皿に移そうかと思ったが、出前のプラスティックのケースに『micro-wave oven OK』と書いてあったので、そのまま温めてみた。

 いやぁ…いい感じじゃないか!やっぱりこういうのは熱々じゃないとね!

 午後はウチの奥さんに頼まれた某お店のポスターをサクっと作って、その後は仕事上の次の PJで使うミドルウェアをインストールして色々とお勉強である。
 今まではずっと CRIの ADX2を使っていたのだが、次の PJでは Wwiseが必須らしいので、また一からお勉強しなきゃイケナイのである。嗚呼…55歳を過ぎて、なんでプライベートまでもこんなに毎回勉強しなきゃイケナイんだろう? ホント泣きそうである。(勉強はキライなんだよぅ)

 あれ?そもそもヲレ音楽家じゃなかったっけ? え?ヲレの勘違い?はふーん。
 まぁ仕方ない…。为了生活,为了挣钱である。頑張ろう(泣)

 夜も何だかパっとしない気分を引き摺ったまま、コロナビールを一本だけ飲んで、23時過ぎには半分フテくされて寝てしまうま。
 明日は、何か心がトキメく様な!? 良いことが有ります様に!(願)
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