火曜日、上海は快晴、気温は 7度。
昨夜は酔っ払って 23時過ぎには寝てしまったのだが、なぜか 3時半に自分の鼾の音で目覚めてしまい、その後中々眠れなくなってしまった。自分の鼾がうるさくて起きるなんてメッチャ珍しいんですけどｗ
ベッドの中でウトウトしては目覚め…を繰り返して、朝 6時になった所で諦めて起きる事に。まーったくもう、チョット飲み過ぎるとコレだもんなぁ（苦笑）
家人達を起こさない様にノンビリと支度して、午前 8時には家を出る。日本ではお正月の三ヶ日はお休みだが、中国は今日から平日なのだよ。とほほ。
でも今日は上海のオフィスに出社なので比較的気が楽だ。広州だったら移動が大変だからね。飛行機通勤？まさかね（笑）
そんなワケで久々に地下鉄 9号線で出社。いやぁ…やはり上海の女性の方がソフィストケートされててツンとした美人が多い気がする。
っつーか、きっと単純に『お化粧してる人が多い』んだな！ もちろん全員マスクしてるので目しか見えないんだけど、それゆえ皆パリっとした美人に見える。広州の女性はスッピンで歩いてる人がとても多いので、あっちに慣れてしまったから何だか新鮮だ。
そして何よりの驚きは、とにかく女性の背が高い事！！！！ いやぁ…コレは絶対間違いないよ、中国では北側と南側で平均身長が著しく異なるのだよ。男性はそれ程違いを意識する程じゃ無いんだけど、とにかく女性は顕著だと思う。
広州の女性は平均で 150cmくらいしかないのだが、上海は平均身長で 165cmくらいある気がする。満員電車に乗ると全員ワタクシより背が高い（苦笑） うわ～やっぱり面白～い！ なんだか突然自分の身長が縮んだ風に感じて中々スペイシーな感じである。
そして地下鉄で会社の最寄り駅で降りたのだが、朝は全然シェアサイクルがないから結構探すのが大変だった。
なんとか無事に 9時15分くらいに到着。
久々に来た上海オフィスは、建物自体が何だか他人行儀？な感じがした。まぁ仕方ない、今の会社に入社してから広州での生活の方がずっと長いのだから。
そしてフツーに仕事を始めたのだが、上海のオフィスで支給されてる PCは、通常のサウンドグループ用の事務系マシンなので、CPUはまぁ『そこそこ』なのだが、グラボの性能が全然足りない。そして何より一番困るのが、起動ディスクのみ SSDで作業ディスクは 4Tの HDDがぶら下がってるだけなのだよ。コレだと、ちょっと今担当してる PJでは明らかに非力で、しかもメモリも 16Gしか積んでないので、起動しても走らせる事ができない…という。いやはや。
とは言え、一応せっかくワタクシのために準備してくれた器材だし「これで何とかしようかな」…と少しの間頑張ってみたのだが、P4の更新だけやっただけなのに待てど暮らせど全然終わらないじゃないか…（実は先月末に一度リモートデスクトップして本体は落としてるので、差分だけだぜ？）なのにコピー残量を示すゲージが全然進まないから諦めた。とてもじゃないがコレじゃ使い物にならないから早々に自分の持ち込みマシンで仕事に入る。BYODとは言え、やはり出張前に全て自分で準備しておいて良かったよ。
会社のマシンも作業の傍らずっと動かし続けていたのだが、結局 P4のデータ（しかも更新分のみ）を DLするだけで 4時間もかかった。そして起動してみたら、グラボの性能が低すぎてフリーズ。何とかスキップして起動させるも、今度はメモリ不足でマシンごと落ちた。あはは。
今担当してるPJ、ホント笑っちゃうほど凶悪だな。PC泣かせにも程がある。
Win 10以降、OSごと丸ごと落ちる事って滅多に無くなったのに、PC丸ごとフリーズしたｗ これはコレで中々見れない光景だ。
逆に言うとワタクシのノートPCスゲー！実際に持ち歩いてみると、やっぱりクソ重たいからチョット冷たくアシラッてたけど改めて見直したわ。あはは。
しかし、上海オフィスだと広州への社内の回線が意外と細くて結構ストレスが溜まる。これなら自宅からVピーNを使って直接広州オフィスに繋いだ方が速いかもしれないな。
ウチの会社は中国各所にオフィスが有るので勿論社内で各エリアにLANとして社内ネットワークが繋がっているのだが、これはメールやTV会議や資料等を共有する用途なので、ゲームの開発サーバーを拠点間で共有する風には設計されてないのだと思われる。
特に Unreal Engineを使って巨大なPJを開発する場合は、DDC（Derived Data Cache）と呼ばれるキャッシュがカナリ重要で、コレを開発のほぼ全員が共有して使っているのだが、コレって基本的に Gigabit-LAN接続が大前提なんだよね。（なにせ一時的なキャッシュデータ自体を共有してロード時間を短くしょう…という施策なので）
なので、拠点間ルーターを超えると（物理的に遠い位置に居ると）コレが WANくらいの速度まで落ちてしまうから、イマイチ実用に耐えない…という。（多分専用線じゃなくてフレームリレーとか、それこそ拠点間 VピーNとか？なんじゃないだろうか？と推察する）
外から VピーNを繋いだ方が速いのは、基本的にリモートワークを前提として、つまり『開発』を前提で組まれてる回線だから、それなりに開発サーバーに近い（開発サーバーとのやり取りで速度が出る様に設計されてる）んじゃないかなぁ？
まぁ、通常業務をされてる方々のパケットに便乗して巨大な DDCデータをやり取りしてるんだからワタクシの方が迷惑千万？かもしれないw 文句を言える立場ではないな。
でも今後、できれば今年はなるべく多めに上海に戻ってきたいと考えてるので、色々と提案したり工夫したりしていかないとね。
てなワケで、会社より自宅の方が快適なので、ほぼ定時で上がって帰宅し、残務は自宅で行った。
22時を過ぎた頃に暴力的な眠気がやってきたので、ほぼ息子と同じ時間にベッドに飛び込んだ。22時半就寝。そんな正月3日目の夜。
