中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

iLokの交換

 土曜日、広州は晴れ、気温は 21度。ホント 1月かねぇ?って気温が続いている。さすが広州。

 朝 9時半に起床。あははは。なぁんだ!やりゃできるじゃないか。ワタクシてっきり自分が不眠症の一種かと思っていたが、遅く寝りゃちゃんと遅く起きるらしい。
 昨夜は 2時半過ぎに寝たので、ちょうど 7Hでイイ感じ? いやぁ…なんて幸せなんでしょう! ホントベッドの上で『心の底から湧き上がる幸せ?』みたいなのを久々に感じた。休みって素敵だ。

 今日も丸一日、何の予定も無い日である。ノンビリとコーヒーを淹れてトースト片手にだらだらと午前中はネットなんか観ながら過ごす。窓の外は今日も良い天気だが、ワタクシ部屋に引き籠ってるのが何より大好きなので、バンド活動やら酒を飲みに行く以外は!? 外出にあまり興味が無いのよねん。

 そうそう!この正月に上海に帰省した際に、長い事放置しっぱなしだったツインペダルを持ってきたのだ。なので、午前中からセッティングしてパタパタと練習。

 いやぁ…ツインペダル、まじ鬼難しいわ。

 去年くらいまでは上海で結構長い事ワカモノ達とバンドを演っていたので、叩く機会も結構有ったクセに、何時まで経っても呆れるほど上達しない。

 ハイハットとキックペダルは、ストローク(移動量)が全然違うのでタイミングがとても取りづらいのである。 そして何が一番難しいか?と言うと、今までワタクシ、左足はハットを 8分で刻むのが完全に『クセ』になっているので。要するに 4分の裏にせよ 2分にせよ 8分で考えると『頭拍』なワケさ。 ところがツインペダルは基本的に速いキックのフレーズを Fill的に叩くシチュエーションが多いので、8分音符の『裏拍』の 16分音符だったりするわけ。

 今までワタクシの左足にとって、このシチュエーション(つまり駄々っ子の様に両足をバタバタ交互に高速に動かす事)って殆ど無かったから気持ち悪いのだよ。どちらかというと寧ろ無意識に『左足を頭拍』にして『右足を裏で』叩きたくなる衝動に駆られるワケ(なぜなら右足の方が器用だから) でも手に関して言えばライトハンドリードを徹底してきたから右手が必ず頭拍に来るから、上半身と下半身でひっくり返って混乱してしまうのだよ。(しかも Fillの部分だけね。。。)なので、やはり Fillの度にひっくり返るのは身体の動きとして不自然なので、なんとか右足が頭拍になる様に左足の16の裏(8分の裏拍)が自然に出る様にヒタスラ基礎連である。
 でもスタジオに行かなくても自宅で足の練習ができるなんてほんとありがたいよ。エレドラって助かるわ。

 あっという間にお昼になってしまったので外卖。今日は近所に新しくオープンしたらしい TACO BELLから出前してみた。中々美味しかったデス。

 袋だけ撮っておいて実際に中身を撮るのをスッカリ忘れてしまったが、こりゃアリだな。

 午後は Win-Note PCの方に音楽環境を移植する作業をチマチマと行う。昨日 4Tの外付け SSDが届いたので容量的に余裕が出来たので、万が一?外で昔の曲のリテイク要求が来たりした場合でも直ぐに対応できる様に、やはりこの新しい Win-Noteの方にも音楽制作環境を一式インストールしておこうと思ったワケである。

 ワタクシが持ってるソフトウェア音源の中で最も巨大なのは、間違いなく Native Instruments社の KOMPLETEシリーズなのだが、コレを Win-Noteにインストールするか、実はずっと悩んでいたのだ。でも昨日巨大な外付け SSDを入手できたので「えいやっ!」と昨日からダウンロードを開始したワケさ。しかし当然ながら一晩かけっぱなしにしてもまだ終わっておらず、今日の午後になってようやく終わった。
 NI社のプラグインは、ココ数年は中国からもVピーNを使わなくても直接 DLできる様になったので昔に比べれば大分速くなったが、全部で 600GByte(解凍後の容量)くらい有るので、やはり 1日半~2日くらいかかる。アフォみたいにサイズがデカくて泣けるわ。ホントは使うものだけ一つずつピックアップしてダウンロードすれば良いんだろうけど、そんな事やってる時間も無いから結局全部インストールする羽目になるんだよね。何たる無駄。まいっか。

 そして、ダウンロード~インストールが無事終了したら、次はオーサライズ(ソフトウェアのライセンス認証)の問題である。ココでまた悩む。ソフトウェアのライセンスは、どんなメーカーでも往々にして 2ライセンスくらいしか発行してくれないのだよ…。

 ココにも散々書いてきたが、仕事の関係で去年の年末から止むを得ず Macから Winに乗り換えて、約 1カ月半ほど Winメインの生活をしているが、やはり Macの方がずっと使いやすくて後ろ髪を引かれまくっている自分が居るワケさ。

 しかし、このまま両方をダラダラ使い続けるのは 2倍の手間がかかるし、何よりソフトウェアのライセンスが全然足りないのである。 このままダラダラ永遠に『移行期間』というワケには行かないらしい。。。嗚呼…なんて悲惨なんでしょう!(涙)

 さすがにノート PCを 2台持って出張に行く事はできないので、今後は(今の会社に居る限り)基本的にこの Winノート『しか』持ち歩かないワケさ。。。嗚呼、Macに比べるとカッコ悪いし重いからホント嫌なんだよなぁ。泣きたいよもぅ。

 でも、何につけ『中途半端』が一番良くない。 別れるなら別れる!中途半端に付き合い続けると結果はどんどん悲惨になるに決まってる。(あれ?まるで恋愛みたい?)

 ただ、何も考えずに Macからライセンスを抜いてしまうと、過去に Logicで作った作品が立ち上がらなくなるので、その辺は結構慎重な対応が必要である。『本気で』『今後一生振り返らずに』移行するつもりなら、一度全部 Logicで開いてプラグインをかけ録りしてマルチトラックでバウンスするしかない。(コレがまたクソ時間かかるので、正直ホントやりたくないし、そんな時間は多分無い)

 故に、この MacBook Proは現状のまま(全てのプラグインが入った状態で)手元に置いておく事にして、ライセンスだけ『一旦』抜く…というのが現実的な解決方法かな。・・・という結論に達した。 音楽モノばかりではない。Photoshopなどもそうだな。
 上海の家にデスクトップのMac、広州の家にデスクトップのWin。そしてノートPCがMacとWinそれぞれ 1台ずつ。計 4台もあるのだ。全部のライセンスが今までの 2倍必要なのと同義である。嗚呼…なんたる無駄。
 なんか今の会社に転職してから無駄ばかりだ(凹) ヲレの人生、あってるのか?(苦笑)ホント謎。


 さて!!!!

 暗い話題ばかりでウンザリしてきたので気分を変えよう!
 ま、上のライセンス移行の流れなんだけど、ありがたい事に『iLok』というハードウェアライセンスキーを使うソフトウェアに関しては何も考えなくて良いからとても助かっている。しかしフト気付いたらこの iLok自体も既に 20年以上使ってる?事に気付いて、急に寿命が気になり始めてきた。っつーか一度 10年くらい前に認識しなくなって慌てた事があり、その時に『念のため』とスペアの物理キーを購入しておいたのである。
 で、先日の上海帰省の際にこの物理キーを見つけたので、広州に持ってきたワケさ。

 今更、旧式の『iLok 2』だが(今は第3世代の金属パッケージに変更されてる)コレは当時日本で買った紛れもない新品である。つまり耐久性に関しては新品なハズw

 ライセンスを移行しようと思って2本並べて USBポートに挿してみたら、LEDの明るさが全然違って笑った。

 ついでに、iLokアカウントの中で使っていないラインセンスは一旦クラウドに戻して、これも整理し、必要なライセンスだけを新しい iLokに移行した。

 気付けばワタクシが一番最初に手にした iLokは第一世代のスカイブルーの透明な鍵型のヤツだったのでコレで 3本目である。 折角なので今日の日付を書いておいた。ちょうど 2023年が始まったばかりなので、今後交換の良い目安になるだろう。

 iLok自体も USBの Aポートなので既にレガシー?扱いだわな(苦笑)次の交換は USB-Cの『iLok4』になるかな? それまでは元気に頑張って欲しいと思う。宜しく頼むよ~!
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