土曜日、広州は曇りのち雨。気温は 27度。劳动节の第一日目は移動日
朝 6時に起きて、準備して 7時半に家を出る。迎えのタクシーがちゃんと到着するか心配だったが、約 10分遅れで到着。(そんな事もあろうかと、わざと 30分早めに呼んでおいたのだ)
そして高速を飛ばして白云机场へ。
空港へ向かう道は徐々に混み始める。大型連休の初日なのできっと皆早めに移動を始めるのだろう。
とは言え「そんな事もあろうかと」カナリ時間に余裕を持って出たので 1時間ほど早く空港に到着。空港内に足を踏み入れたら既にカナリのヒトで一瞬たじろぐ。
とりあえず荷物検査エリアもそれ程並ばずに無事通過できたので一度搭乗ゲートを確認するためにゲートまで歩く。白云空港は中国南方航空のホーム?みたいで南航の飛行機だらけである。
そして搭乗ゲートの待合エリアに行って絶句。ナンデスカ!?このヒトの数は。。。まるで高速鉄道の駅の待合みたいだ。
そうこうしているウチに徐々に雲行きがアヤシくなってきた。
暫くしたら案の定!?本降りである。
雷まで鳴り出して嵐の様相。
タダでさえディレイ祭りの白云空港である。こんな天気になったら遅れるのは確実!と腹を括って案内板を見ると、11発の飛行機はまず 12時半にディレイの知らせ。
「この調子じゃ 12時半だってアヤシいぜ!」と、とりあえずラーメンでも食べようと空港内にある味千ラーメンで腹ごしらえ。
そして戻ってみたら今度は 14時半に変更になっていた。とほほ。ま、ディレイが当たり前の白云空港である。考え様によっては、新型肺炎は完全に収束して『通常の生活』が戻ってきたんだな。。。と実感できるからヨシとしよう?
しかし、14時を回ってゲートに集まって来た人々が、徐々に騒ぎ出す。そりゃそうだ。14時半出発なら14時には搭乗が始まってなきゃおかしいからね。
14時半を回った頃にはちょっとした大騒ぎになった。どうやって収集つけるのかチョット気になって様子をみていたら、なんと!!!
頭いいわ〜。ゲート変更だって。なるほどね、これならギャーギャー騒ぐヒトも散るわな。さすがディレイ慣れしてる素敵な空港対応である。しかも移動先のゲートは最も遠い端っこだった。最低でも 5分はかかる。その間に怒ってた客の頭も冷えるわな。色々さすがだ。
その後は、まぁ想像通り遅れに遅れ、飛行機に乗れたのが 16時過ぎ。
その後も機内で待たされ。。。
結局離陸したのは 17時15分くらいだった。あのぅ、この飛行機 11時発の予定なんですけど。。。まさかの 6時間ディレイ。
フライト自体は順調で、綺麗な夕日なんか見えたりして。
そして上海に到着したのは19時前である。すっかり夜だ。
いやぁ…ホント遠かった。まるでヨーロッパ旅行にでも来た様な気分だ。