金曜日、上海は快晴、気温は 34度。 上海は深圳に比べるとずっと北に位置するのに何故か夏は深圳よりも暑くなるし冬は深圳よりも寒くなるのだ。 ただ湿度は深圳よりずっと低いので、不快感的な暑さはそれほどでもない。(気がする)
大きな要因の一つにこのプラタナスの街路樹の影響が大きいと思う。 上海の中心部は殆どの路地にプラタナスが植えてあって、こんな風に緑色の光のアーチができるので、歩行者には直射日光が当たりにくいのだよ。
さて、今日は平日なのでオシゴトである。 今回の上海出張の目的はメインで担当している PJで使う民族楽器のレコーディングである。 なので地下鉄 12号線の南の終点である 七莘という駅から 10分くらい歩いた場所に有る某スタジオに向かった。
ワタクシが一番乗りだったので、スタジオのスタッフさんらと色々とお喋りしながら今日の録音機材類の確認を行う。
メイン・コンソールは懐かしの D-Command 24! これ、Avidに統一される前の、まだ『digidesign』ブランドだった頃の機材ですよ。
全てのフェーダーにも『d』マークがしっかり刻まれていた。 このロゴ、懐かしいわ。 でも全てのコントローラーがマトモに正常に動いているのだから素晴らしい。
同僚らや演奏家らを待って早速マイキングである。 今日録音するのはこんな不思議な楽器たちである。 (まぁ中国の民族楽器に詳しい人はコレみたら何に使う楽器か直ぐに判ると思うが、ワタクシは初めて見たのでちょっと感動した)
早速収録スタート。 流石に ProToolsに特化したコントローラーだけあって、実にスムースに収録は進む。
一昔前ならアシスタント・オペレーターの子が卓サイドで 3348などのレコーダーのコントロールをして、卓前にはエンジニアが座るモノなのだが、D-Command(D-control)はロケーターがど真ん中に配置されていて、丁度左手で操作しやすい位置に有るので、オペレーターが真ん中に座る…という 21世紀感よ。
でも確かに TDならまだしも『録り』は一度プリ部分の設定だけ決めちゃうと収録中は卓なんて殆ど全く弄らないから、寧ろディスプレイを真正面に据えて、この様にオペレーターが『ど真ん中』で作業してくれていた方が『今、何をやってるか』が全員に判るので、とても良いな…と感じた。
4つの楽器を一通り録り終わった時点で、追加の映像が加わる。 しかし素材の映像のフレームレートが異なっていた為、同じセッションファイルに読み込む事が出来ないから、一旦 FinalCutを起動してコンバートしてから再読み込みする事に。
無事に新しい素材も入れ込むことができて収録続行。
予定よりも 1時間ほど早く、19時過ぎには全ての素材が録り終わった。 実にスバラシイ。 日曜日に同じスタジオでボイスの収録が有るので、セッションファイルもこのままにして、今日はお開き。
同僚らに「上海でオススメの店はありますか?」と聞かれたので、少し悩んだが面倒くさいので自分が行きたい店にしたw
…てなワケで bistro fioreに到着。同僚ら 3人で乾杯して美味しいイタリアンを頂く。

さて! 日曜の収録まで終えたら今回のミッションは終了だ。 明日は久々に上海で一日オフなのでノンビリしようと思う。
午前 0時過ぎ就寝。