中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

スーパームーン

 月曜日、上海は晴れ、気温は 8度。朝は 2度しか無かった。
 今日は例によって阿姨が休みなので息子を学校まで送る日である。朝クソ寒くて泣けてきたが頑張るお父さん!…的なフリもタマにはしないとね(笑)

 帰宅後はあまりに眠かったので、そのままベッドに飛び込んで二度寝しようか一瞬悩んだが、結局そのまま出社する事にした。色々と旧正月前にやらなきゃイケナイ事がナニゲに細々と多いのだ。

 仕事はフツーにデスクワーク。そして20時過ぎに会社を出たら、月が超綺麗だった。噂によると今日はスーパームーンらしいね。アメリカでは月食もあったらしく、スーパーブラッドウルフムーンが見られたそうじゃないか。羨ましい。。。
 とりあえず手持ちの iPhoneで撮ってみたが、やはりイマイチ。街の夜景は綺麗に撮れてるんだけど月は飛びまくり。やはり月は一眼じゃなきゃ無理だわな。
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 帰りにガーデンホテルのジムに寄って大浴場にユッタリと浸かって癒やされた後は、ノンビリと月光浴しながら帰る。単なる満月なのだが、確かに言われてみればイツモより大きい気がする。

 折角なので帰宅後に久々に GH4を引っ張り出してきてベランダから撮ってみた。
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 コレが 2019年01月21日22時過ぎの上海の黄浦区から見た満月である。晴れてれば上海からだってこ〜んなに綺麗な満月を見る事ができるって事ですな。写真を撮った後も暫しボーッと見とれてしまった。やっぱり月光浴は良い。何だか心が洗われる様な気分になるから不思議だ。
 宇宙に比べれば、人間って『ちっぽけ』な存在だよね…ホント。日々下らない事でストレス溜めてるのがアフォらしくなるわ。

 昔、某K社時代の友達が某ゲーム用に作った『Miracle Moon〜お月様が中継局〜』という曲がフト頭の中で鳴り始めた。 ♪ Do you believe in love? Yes,I'm just feeling now! ♪
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PM2.5?

 日曜日、上海は晴れ、気温は 9度。
 本日も午前中から地下鉄とmobikeを乗り継いで LL Barに向かう。伊犁路を自転車で下っていたら遠くが白く霞んでいた。この霞み方は PM2.5っぽいなぁ…たぶん間違いない。なんだか一昔前の PS2くらいのゲームのワンシーンみたいだ。 3Dモデリングでフォグのエフェクトをかけた様な街並み。合成写真っぽい遠近感。もうちょっとガンマを落としたらサイレントヒルっぽく遊べそう。
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 そして LLバーに到着し、例によってドラムの個人レッスン講師である。本日は急遽 1名来れなくなった為、3コマ 3名である。
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 本日から新しく加入された生徒さんが居るのだが、実は彼はベーシストなのだ。やはりギタリストやベーシストにこそドラムを習って欲しいと思う。リズムの『とり方』というか、ドラマーがどういう感覚で何を考えながらリズムを取っているのかを知るだけで、自分の楽器に絶対生かせると思うのだ。今後が楽しみだ。

 そうそう、ハナシは違うが、ワタクシがレッスン時に良く『オケ出し用』として使ってるのは iPadの『Djay2』というアプリで、コレは音程そのままでテンポを自在に変更できるので便利なのだが、今日休憩時間にトイレから帰ってきてフト遠目に見たら、なぜか懐かしの beatmaniaに一瞬見えて笑ってしまった。いや、画面レイアウトも全然違うんだけど、たまたまギターアンプの上に乗っかっていた絵面が…ちょっとね(笑)あー懐かしい。UIは何となくこんな感じの世界観だったよね。
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 レッスン修了後は慌てて帰宅である。今日は阿姨が休みなのでワタクシが息子の面倒を見る当番なのだ。
 地下鉄 10号線にて陕西南路まで戻り、駅を降りて空を見上げたら綺麗な青空だった。朝の PM2.5は何処に行ってしまったんだろう?
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 帰宅後は、ホントは一緒にプールに行ってその後に夕食でも行こうと思ったのだが、ウチの子は今日は外に出たく無いらしく、仕方無いので饿了么で外卖。しかも「何が食べたい?」と訊いたら、またまた味千ラーメン(凹)
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 ま、王子様がそう仰るなら…仕方無いわな。
 こうしてマッタリと平和に暮れていく日曜日であった。
 ♪ 何も〜無い、日曜〜日の午後〜 ♪(by スガシカオ)…なぁんて歌っちゃったりして。
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日本のお箏と尺八

 土曜日、上海は曇り時々霧雨、気温は 8度。例によって忙しい土曜日である。
 朝から小雨降る中を mobikeで静安寺に向かい、胶州路 x 新闸路にあるヤマハにて PMCドラム科のグループレッスンの講師を 1時間。
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 修了後は、まだまだグズった霧雨の中をまたまた mobikeで江苏路まで走って、そこから地下鉄を乗り継いで 10号線の伊犁路駅で下車。そしてまたまた mobikeにて 伊犁路 x 古羊路にあるイタリアン『bistro fiore』にてまずは腹ごしらえ。ココのカレーはビフテキ(死語)が乗っているのだ。柔らかくて本当に美味しいミディアムレアのビーフステーキ。コレだけでも食べる価値あるのだが、カレーもまた良い感じの辛さで超絶美味しい!!!オススメです。
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 食後は地下の LL Barに降りていきドラムの個人レッスンである。本日は 2コマ 2名。
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 レッスン修了後は慌てて荷物を纏めて mobikeに飛び乗り、今度は高島屋ミニライブの PAである。本日の出演者は日本のお琴と尺八のデュオ(二人とも日本人)である。例によって楽器用のマイクは全て自前で持ち込みである。ワタクシの現場はこんな感じ。Graphic EQは尺八用のヘッドセットマイクの特性に合わせて補正をかけた。
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 箏のマイクは、エア用としてオーバーヘッドにワンポイントステレオマイクの RODE NT4を、そして下から SHURE Beta57を使ってサウンドホールを狙い、音量が足りなかった時の為に予備としてピエゾピックアップも仕込ませて頂いた。こんなに狭い現場なのに、箏だけで 4回線!まるで大ホール並!?の重装備である(笑) なぜなら今まで請け負った『箏』の仕事で、個人的に『自分が納得の行く音』が出せた事が非常に少ないので、とにかく何としても攻略したいのだ。箏に限らず和楽器は『木の質感』を出すのが本当に難しい為、ヒタスラとことん挑戦して経験を積むしか無い。良い音を出す為には、ある程度のセオリーは有っても『絶対にこうしなきゃダメ』というルールなんて無いものね。一現場一現場を大切にノウハウを溜める事。コレしか無いし、こういうのが一番楽しくてやり甲斐が有る。
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 そしてリハーサル開始。予め SHURE BLX1のヘッドセットにてワンツーを行ってトータル EQを作っていたので、尺八は何もしなくても非常に良い音が出せたのでまずは一安心だ。しかし問題は、やはり『箏』である。予想通り中々手強くて苦労した。

 中々良い音が作れなかったので、全てのマイクやピエゾに対して、ちょっと時間をかけて Soloで一つずつヘッドフォンでジックリとモニタしてみたのだが、どうやら箏の楽器本体の底面(裏側)に有るサウンドホールから出る音は、独特な?中域が張った言わば『デフォルメされた』音が出ている事が判った。 この穴の真正面に立てた Beta57から聞こえる音は決して(いわゆる我々が馴染みの有る)『箏の良い音』では無い!!!! のだよ。ちょービックリ(驚)

 不思議に思って色々考えてみたら、そりゃそうじゃん! この楽器の下に潜り込んで穴の真正面に寝転ばない限り、この穴の直接音は聞こえないワケで、つまり、この穴から出る音をお客様や奏者が直接聴く事は物理的にあり得ない為、一度床に反射した『間接音』こそが『箏の音色』になり得るワケだ。

 そんなワケで、本来このサウンドホールに向けた Beta57の音をメインに作り込もうと思っていたが、ドラスティックに方針転換する事にした。Soloで聴く限りやはりエアのNT4の音が一番『箏らしい』音がしていたのだが、これは楽器から距離があるため低域は殆ど消滅してしまってるし、当たり前だがカブりまくって(周りの音を拾いまくって)直ぐにハウるので全くフェーダーを突けない。故に『困ったときのピエゾ頼み』じゃないがピエゾとエアを中心に全てのマイクを足してシンセサイザー的に音場を卓内でシミュレーションして作る事にした。
 ピエゾは『箱鳴り』を綺麗に拾ってくれるので、これをベースに低域をメイキングし、でもコレだけだとエレアコみたいなプラスティッキーな音になってしまうので、エアの生音(これは中高域とエンバイロメント)で全体像を作り、そして僅かにサウンドホールの中域(ピッキングニュアンス)を加えて目立たない様に薄化粧した。

 そこで早速大活躍したのが昨日届いた新兵器『WMD Utility Parametric EQ』ですよ!!コレをピエゾのチャンネルにインサートしてチャンネルEQと共に全部で 6バンドのパラメトリック EQとして細かく作り込んでみた。この EQスバラシイわ。スゲー利くのでメッチャ使える。Loが 40Hz〜1.6KHzまで、そして Midは 100Hz〜4.8KHzまで、Hiは 300Hz〜16KHzまで網羅していて、クロスしまくってるので積極的に『攻め』の EQが出来るのだ。
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 そしていよいよ本番である。演奏自体、実にダイナミクスに富んだスバラシイ演奏である。いやぁ…こりゃワタクシも腕の見せ所だ。燃えるぜぃ!
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 あれよアレよという間に本番終了。結果から言うと目論見は見事成功…だったかな。ようやく自分が納得できる音が作れた(でも本番中も細かく調整していたので、本番が終わる頃にようやく…なんだけどね(苦笑))

 ライブ修了後に箏奏者のマネージャさん?が、わざわざワタクシの所にやってきて「中国でこんなに音の良い現場は初めてですよ!」と言って下さるじゃないか(嬉)いやぁ…お世辞でもめっちゃ嬉しい。判るヒトにはちゃんと伝わったらしい。ホント苦労した甲斐があった。奏者の方も「舞台上も演りやすかったですよ!ありがとうございました」と仰ってくれた。もうね、この一言だけで一日の疲れなんかフッ飛んでしまうわ。やっぱり日々是向上心ですな。

 その後の怒濤のバラしも気分が良いから全然苦じゃ無く、鼻歌なんか歌いながらシールド巻いちゃう単細胞なワタクシ。実に単純。
 そして例によって 7Fのレストランで takaさんと反省会兼食事会をサクっと行った後は、ワタクシは地下鉄で陕西南路駅まで戻って、ガーデンホテルのジムに寄ってお風呂にユッタリ浸かって疲れを癒やす。

 …つもりだったのだが、更衣室で裸になった途端に携帯のメッセージが鳴る。何となく虫の知らせ!?の様な気がしたのでチェックしてみたら、どうやら Maeda Jazz Unitのメンバー 5人がイツモの店で飲んでるらしい「え〜、もっと早く言ってよ!」と思ったが、彼等は今日 JZ Clubに出演したらしく、ちょっと色々とハナシも聞きたかったので、慌ててザッとシャワーだけ浴びてイツモの店に走った。

 そしてまったりと音楽談義で盛り上がる。
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 一人、また一人と減って行き、結局最後に残った 3人で午前 1時半くらいまで飲んでいた。素敵な仲間達と飲む酒はホント美味しい。ワタクシはシアワセ者だホント。
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WMD Utility Parametric EQ

 金曜日、上海は晴れ、気温は 10度。ちょっと暖かくなったかな?
 普通に午前中から会社に行って暫くデスクワークしていたら、なんと昨夜タオバオで購入したエフェクターがもう届いた。いやぁ…サスガに明日の現場は間に合わないだろうと思っていたのでビックリ。早速開封して実験開始。
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 今回購入したのはコレ、米WMD社の『Utility Parametric EQ』というパライコのコンパクトエフェクターである。
 実は、最近担当する事が増えている高島屋ミニライブの現場では基本的に 16chくらいの簡素なアナログミキサーがメインなので、ちょっと特性がトリッキーな中国伝統楽器や、日本の伝統楽器等では、チャンネルストリップに有る 3バンド EQだけでは作りきれない場合が有り毎回カナリ苦労していたのだ(勿論トータル GEQは有るがコレは基本的にその日に一番多く使うマイクに合わせて全体の音質調整を行うので、個別のトガった楽器はやはりチャンネルEQに頼らざるを得ない)故にインサーションで挟める手頃で音が良いアナログ PEQをずっと探していたのだが、マトモな物は殆どが巨大なラックエフェクターだったりして、まずは手頃なサイズの物が見つからないのだ(とにかく保険として常にカバンに入れて持ち歩きたいので小さくて軽い方が良い)。かと言ってサスガにギターやベース用のストンプボックスだと S/Nの問題も有るし、ワタクシが望む周波数帯域がコントロールできる PEQに特化したもの(少なくとも 3バンド)は殆ど見当たらないのだ。故に彼方此方巡り巡って、アコギ用の DI +EQ的なエフェクター類から何から片っ端から調べたりしていたら、気付けば既に早くも半年近く経ってしまった。
 そんな中、最終的に「やっぱりラックの EQしか無いかなぁ…」と半ば諦めていた所で、この米国の WMDという会社が出しているコンパクトエフェクターの EQの存在を知ったのだが、何せネット上にインプレッションがとても少ない。とりあえず向こうのヒトが書いている英文を読みまくった所、懸念していた S/Nの問題はひとまず大丈夫そうだし、何よりコントロール可能な周波数帯域がとても広いので、まぁダメ元で…って事で買ってみたワケだ。(タオバオにも有ったしね)
 そして本日ようやく入手する事ができたワケ。手にしてみると想像していたよりずっと小さくて軽いので驚いた。そして肝心の音だが。。。コレ良い!!!!!すげー良い。メッチャ EQが利く。特に Qを絞ってレベルを上げるとメッチャ尖って攻撃的な音になる。まるでシンセのフィルターでレゾナンスを上げた時みたいだ。超面白い。逆に言えばコレだけ鋭利にピンポイントで削る事ができるワケだ。それに特筆すべきは S/Nだな。ヘッドフォンのヴォリュームをカナリ上げても殆どノイズが気にならない。ストンプボックスなのでバイパススイッチを押すとハードバイパスになる(電源抜いても音が出る)ので切り替えて比べられるが、コレを挟む事によるノイズの増加と音質の変化は、各パラメータのレベルを 0にすると殆ど皆無だった。いやぁ…笑いが止まらない。細かいインプレッションはもうちょっと使い込んでから改めてレポートしようと思う。まずは明日の現場が楽しみだ。

 さて、今日は某K社(上海事業所)の同窓会?兼 年会が有るので、午後6 時半過ぎには会社を出て、地下鉄一号線の『上海马戏城』駅まで向かった。歩いていたら途中は何だか巨大ビルの建設中だった。相変わらず工事ばっかりしている街、上海。
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 今日は火鍋やさんである。
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 久々に会った元同僚達は、皆社長になっていた。すげーな。約 13年ぶりくらいに会う仲間も居て楽しかった。
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 どうやら低空飛行してるのはワタクシだけらしい(苦笑)頑張ろうっと。
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NFC使えるじゃん

 木曜日、上海は晴れ、久々の快晴。気温は 6度。実に清々しい一日。やっぱり晴れは良いね。不思議と体調も良い気がする。人間ってゲンキンな生き物ですな。

 仕事はフツーにデスクワーク。そして 19時半くらいに友達の某ピアニスト Aさんからメッセージが有ったので、折角だし一緒にご飯する事に。
 ウチのオフィスは地下鉄 13号線沿いに有るため、静安寺に行くためには南京西路で 2号線に乗り換えるのだが、ココの地下街が徐々に出来上がりつつあって驚いた。いつの間にか結構格好良くなってるし。
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 そして静安寺に到着。相変わらずギラギラの外観。でも今日は天気が良くて空気が澄んでいるので月が綺麗に見えた。寒いけど暫し月光浴。
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 どこに行こうか色々と考えたが良いアイデアが浮かばなかったので、またまた『岳』へ。ココは何を食べても美味しいしね。安心のブランドだ。
 到着してみると 20時過ぎで結構混んでいたのに、たまたま個室が空いたらしく奥の 2人掛けの個室へ。ラッキー。
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 そして美味しいお料理を頂きつつ色々とハナシをする。
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 どうやら今日はちょっと良い事があったらしくプチお祝いである。正直どういう風に転がるかは誰にも判らないが、絶対『踏み出して良かった』と思う。ハナシを聞いていたら自分の事の様に嬉しくなった。世の中ジッとしてても何も始まらないしね。自分の人生は自分で切り開かなきゃ! 特にこの国は『言ったモノ勝ち』という部分も有って、自分の感情はしっかりストレートに表現しないと、どんどん横入りされて永遠に前に進めないからね。日本みたいに周りが気を遣って行間を読んでくれたりはしないのだ。ゆえに『自分はどうしたいか』という事をちゃんと判りやすくアピールするべき。ヲレも負けていられない!頑張ろうっと。

 さて、関係ないが、1年半くらい前から『METRO大都会』という、上海の地下鉄の改札を携帯の QRコードで通れるアプリが有るのだが、サービスを開始した当初は中国の身份证じゃないと登録が出来なかった為、当たり前だが今まで一度も使わずに居たワケだ。で、先日アプリを整理していた際、消さずに残っていたコレを見つけたので「ひょっとしてもう使えたりして?」と思って試しに登録してみたら、外国人のパスポート情報でもフツーに使える様になっていた。面白いのでココ数日試しに使っているのだが、やはり交通カードを持たなくて良いのは便利である。
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 立ち上げると直ぐに『乗車』タブに切り替わってご覧のようなQRコードが表示されるので、改札でこの画像を翳すとフツーにサクっと入場できるのだ。QRコードの反応が悪いかな?と思ったが 5cmくらい離すと読み取りエラーは殆ど発生せず、直ぐに読み取ってくれる。
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 こりゃ便利だわ! …って事で、今日 Aさんに自慢げに紹介したら「わたしは交通カードを Apple Payに登録して iPhoneを直接翳して改札通ってるよ!」って言われて超ビックリ。え?なに? iPhoneの NFCって上海の交通カードに対応してるの!? マジ知らなかった。早く言ってよ〜(笑)そしたらそっちの方が全然便利じゃん、あはは。

 帰宅後に iOSの Walletを開いて早速やってみたのは言うまでも無い。右上の(+)ボタンを押したら、ちゃんと『上海交通カード』ってエリアが出てきた! しかも今使ってる交通カードを翳したら、自動的に中の残高を吸い取って全部携帯に移動してくれたよ。なんじゃこりゃ超便利!スゲー。
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 あと、実はクレジットカード以外で、普通に中国でキャッシュカードとして使っている銀行の银联カードも Apple Payのウォレットに追加出来るんだね。コレも知らなかったわ。これならクレジットじゃなくて人民元でデビッド決済出来るじゃん?便利〜。
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 いやぁ…スゲーなホント。。。。未来だよ。

 色々と調べてみたら iPhoneの NFCは iPhone 7以降ならば、日本の FeliCaにも対応しているらしいので、フツーに Suicaも登録できちゃうらしい。ワタクシ iPhone X使ってるクセに全然知らなかったよ。すっかり原始人(苦笑) …っつー事は、日本の Suicaのチャージを人民元で決済できちゃう?っつー事なのかな? 次回の一時帰国時にトライしてみよう!
 こりゃ世界中でカードが要らなくなる日は近いかもね。でも携帯無くしたら全財産失うのと同じだわなぁ…。PWの管理は慎重にしなきゃ。それと支払い系の顔認証はオフっておいた方が良いかもね。
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ニセモノHDD?

 水曜日、上海は晴れ、気温は 3度! 非常に寒い一日。
 朝から妻の頼まれ事を済ませた後はフツーに出社。色々と春の予定が立ってきてスケジュールのやりくりが大変である。
 お昼は珍しく吉祥馄饨なんか頼んでみた。エビワンタンに香港式の麺である。麺類を外卖するとスープがどんな風にして来るのか毎回ヒヤヒヤなのだが、吉祥は素晴らしい!ちゃんとパウチに入った状態で熱々でやってきた。これなら出前のヒトが多少バイクで揺れても大丈夫だね。頭良いわ。
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 全部入れて混ぜるとこんな感じ。超美味しそう!!! いただきまーす。
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 いやぁ…こりゃ良いわ。熱々でとても美味しかった。パウチ直だと清潔だしね。(普通の外卖は、不潔そうなビニール袋にスープだけ入ってくる事が多いのだ)

 さて、暫くしたら昨日『京东』で頼んだ HDDが届いたので中身を確認。前回 Seagateが飛んでしまったので今回は WDの blueシリーズ。
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 あれ?フツーこの辺に QRコードが印刷されて無かったっけ???
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 確かに若干安かったが、ニセモノ?なのかな?(笑)まさかねぇ…。早速 Macに繋いでフォーマットした後、プロパティを確認したり速度を測ったりしてみたが、機体識別 IDも正しいし容量も速度も問題無かった。 …っつー事はいわゆる一つの『横流し?』製品なのかもしれない。工場で正規のロット以上に生産して、余った分をローカルの業者に安めに売りつけて私腹を肥やしている悪い輩が居るのカモ!?(いや、あくまで想像ですよw)
 ま、いずれにせよ正規品と同等の性能が出てるのでワタクシ的にはヨシとして、早速バックアップ開始である。約 2Tを USB3.0のドックに繋いでバックアップしたのだが、全部で 5時間くらいかかった。いやはや…データが肥大化するとバックアップも大変である。
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 過去のPJのデータを何のメディアでバックアップするか毎回悩む所だが、やはりこういう着脱式のドックを利用して HDDのまま保管するのが一番手っ取り早いよね。でも、この HDD自体をどういう風にして保管するかが問題。ちゃんとインデックス付けて、棚に綺麗にしまえる様なケースって有るのかなぁ? 今度探してみよう。
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トキサカシマ

 火曜日、上海は曇り、気温は 4度で寒い一日。
 今日からウチの息子は試験期間に入ったらしく、学校が早く終わるので朝 9時半には迎えに行かなければならない。しかし阿姨がウチの自転車に乗っていってしまったので、学校までは mobikeで行く。午前 9時15分に学校に到着。既に保護者達が集まっていた。
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 9時半に近付くにつれ道路も大混乱である。こりゃ近隣のヒトには良い迷惑だわなぁ。しかし、不思議なモノで、まぁその辺は『お互い様』で許されてしまう、何故か子供には寛容な国民性。こういう所は中国はとても良い所。
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 息子をピックした後は、mobikeは二人乗りが出来ない仕様なので、ノンビリと歩いて帰ってきた。道すがら色々な話をするのだが、子供というのは着眼点が我々とは全く違うので面白い。そう言えばワタクシも小学生の頃に通学する際は『イツモ自分は自分という飛行機に乗っていて、目の所に操縦席があって、自分自身をコントロールして飛行しているんだ』という風に想像していたナァ…なんて思い出した。何だか懐かしい。

 帰宅後は妻に息子をバトンタッチしてワタクシは出勤。出勤後はフツーにデスクワーク。
 昼過ぎに同僚がタピオカミルクティを外卖する…というので便乗。今日のは何だかプリンみたいなのが入っていて一瞬焦った。タピオカのつもりで飲むと慌てる(苦笑)いやぁ色んな事を考えるモノだ。
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 20時過ぎに会社を出て、ガーデンホテルのジムに寄って大浴場に浸かって暖まってから帰宅。帰りは自宅の最寄りのコンビニ(駅とは反対側に有る)に寄ってみたら、なんとイツモ使うファミマが潰れていた。超ショック!
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 仕方無く、別のローカルコンビニに寄ってビールだけ買って帰宅。ファミマが潰れる事なんて有るんだね。結構流行っていたのでびっくり。


 帰宅後はネットで色々調べ物してたら、なんとワタクシが昔大好きだったシンガーソングライター『山口美央子』さんがイマサラ!? 去年の年末に 35年ぶりにニューアルバムをリリースしている事を知って超興奮した。
 ワタクシは彼女のデビューアルバム『夢飛行』セカンド『Nirvana』サード『月姫』の3枚とも LPで持っている(今でも実家に大切に保存してある)のだ。確か中学二年の時に一番最初に買った LPがセカンドアルバムの『Nirvana』だった記憶がある。このアルバムは参加ミュージシャンが超豪華で、井上鑑さんがアレンジャー&キーボードで、ギターは松原正樹さんや今剛さん、ドラムは林立夫さんや山木秀夫さん、ベースは忘れちゃったけどパーカッションは確か浜口茂外也さんだった。そしてマニピ(そんな言葉は当時無かったが)に松武秀樹さんである。
 どうやら去年の12月に、今まで 1980年代にリリースしたアルバム 3枚とも初 CD化されて再発されたらしい。いやぁ…そんな事、全然知らなかったよ。実は、偶然にも時同じくして去年の年末に自分のバンド『Avalanche』で、このセカンドアルバムから 1曲カヴァーして演奏していたのだ。スゲーな。非常に面白い。同じ世代のヒトのアンテナには同じ時期に同じ『何か』が引っかかるらしい(笑)

 そこへ来て、このニューアルバムの情報である。いやぁ…正直 35年も経ってるので、聴いてガッカリしちゃう事も大いに有り得る。うーむ、非常にフクザツな気持ちだが、でもまぁ昔からのファンとしては買っちゃうわな。購入を即決したのは言うまでも無い。
 しかし上海に住んでいるため CDを空輸するにはカナリ時間がかかってしまう。そこで色々調べてみたらどうやらハイレゾ音源のダウンロードが有るらしいのでハイレゾで購入する事にした。『e-Onkyo』のサイトから 96KHz/24bitの Waveファイルをダウンロード購入してみた。いやぁ凄い時代だ(笑)

 早速DLして聴いてみる。確かにファイルフォーマットは 96KHz/24bitの様だ。
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 Rolandのドライバはフェイルセーフの観点からか OSのサンプリング周波数をドライバ側が吸収して、どんな周波数のソースでも I/F側で設定した周波数で再生できてしまうのでコレでは意味が無い(つまり CoreAudioに下駄を履かせて自動的にコンバートが入っているっぽい) ゆえに一旦 Logic Pro上でセッション自体を 96KHzにて作成し、ソフト上から直接 CoreAudioを叩いてサンプリング周波数を固定してから、ここにファイルを並べて 96KHzネイティブ環境で正座して聴いてみた。
 確かにクロックは 96KHzになっている。
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 そして肝心の楽曲の感想は…。。。

 サードアルバム『月姫』の世界観に近かった。全体的にアンビエント寄りかな。個人的にはセカンドアルバムのポップで小悪魔的な世界観が一番好きだったので、ちょっと残念だったが、まぁ、とは言え楽曲センスとヴォーカルの声質は全く変わって無くて安心した。っつーか歌は昔風!?で、結構ピッチが甘いままリリースされているので驚いた、コレ歌のピッチ修正、殆どしてないんじゃないかな? イマドキの Autotuneとか Melodyne等のピッチ修正系プラグインは全く使っていないと思われる。凄い勇気だ。絶対に故意的なものだし、色々な部分に『こだわって』作られていると思われる。
 まだ 3回くらいしか聴いていないので何とも言えないが、全体的には相変わらずの美央子節で嬉しい。シンセPadでの立体的な空間を作るのが相変わらず上手い。目を瞑ると様々な情景が浮かぶ。暫く聴き込んだら、また違った世界が見えてくるだろう。買って良かった。
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 それと、市販の『ハイレゾ』音源をワタクシ的には今回初めて購入してみたワケだが、96KHz/24bitの恩恵は、うーんどうだろう? 正直『殆ど全く感じなかった』…というのが本音かな。このアルバムは、基本的に生楽器が『歌』のみで、後はほぼ全てシンセや打ち込みやサンプリングと思われるので、こういう音源ではハイレゾの恩恵を感じる事はできないかもね。もっと倍音の多い(生楽器が多い)音源だと大分違うんだろうけど…。それに、やはりマスタリング時に結構音圧を上げちゃっているので、デジタルコンプ臭さが出てしまい 24bitのレンジ感が生かせていないのが勿体ない。ハイレゾ音源って別マスタリングなのかなぁ? 何だか『突き方』が CDと一緒な気がした。24bitはファイナライズせずにヘッドルームに余裕を持ってリリースして欲しい所だ。別にCMや放送に使うワケじゃないんだから。。。

 強いて良い所を探せば、歌のリバーブの『奥行き』や『キメ細やかさ』は通常の 44.1KHzよりは解像度が高い気はした。特にディレイと混じって広がっていくリバーブはシルキーだ。減衰中にハイダンプがかかっている様なディレイの頭もリバーブに埋もれずに最後の方までシッカリ聴き取る事ができた。あと不思議な物で、サンプリング周波数が上がっていけば高域の倍音がより煌びやかに出てくる物かと思ったら、寧ろ中低域の密度の方が上がっている気がするのが不思議。特にパーカッション系は低音の皮のウネリみたいなものを、よりリアルに感じた(これサンプリングだろうけど違いを感じる) ワタクシは制作サイドの端くれなので、音源を単体で聴いたときの音と、mixに埋もれた後の音の両方を知っているが、このハイレゾ音源は、パーカッション音源だけを Soloで大音量で鳴らした時の様な臨場感がある。

 でもまぁ、これらの違いも些細な物で、スイッチで切り替えて真剣に集中して聴き比べて、初めて(ほんの僅かな)違いが判る程度である。有識者や耳に自信があるヒトを集めて完全に目隠しをしたままブラインドテストをして、どちらがどちらか『音だけで』判るヒトが何パーセント居るか疑問だ。
 ファイルサイズが巨大化する事や再生装置を選ぶ…という煩雑っぷりを考えると、こりゃ普及には程遠いわな。一部のマニア向けだろう。苦労の割に有り難みが少ない。普通のリスニング用途として LRのステレオ 2mixで聴く分には 44.1KHz/16bitで十分である。こんな事を言うと怒られるかもしれないが、世界中に蔓延している mp3を 44.1KHz/16bitのリニアPCM(CDの音質)に戻す方が、よっぽど世の中のためになるよ。mp3とCDの音の違いは雲泥の差なのに誰も mp3に文句を言わないのが不思議でならないもの。

 あ、そうだ。誤解されない様に書いておくが、ワタクシがココで言ってるハイレゾ音源は 2mix(通常のリスニング用のステレオ音源)のハナシであって、制作時の『マルチトラックレコーダー』をハイレゾ化するのは絶対的に有効ですよ!もちろん。かくいうワタクシも制作時は 48KHz/24bitで TDの直前まで録っていて、これは 44.1KHz/16bitのマルチで mixした時とは雲泥の差があるからだ。
 理由は、トラックが増える毎にそれらを混ぜる、絵画で言う所のパレットが必要なワケで、そこはよりキメ細かい色が出せる『余裕』が必要だからだ。我々レベルでもレコーディング時は普通に 24トラックくらい行くし、酷いときは 100トラックを越える事も有る。そうなると、それらの音が混ざった際に縦軸が 16bitだと同じ場所に点が集まって簡単に飽和してしまうので 24bitの方が有利なのは明らか(16bitの256倍ですよ)だし、横軸のサンプリング周波数も、上がれば上がるほど時間軸に余裕ができるので、あたかも同時に鳴っている様な音でもインターレース的に『間に入り込む』事ができるから、より『自然に』混ざるのは自明だ。ゆえにマルチのハイレゾ化は理論的にも有効だし、音も(ちゃんと耳で聞いて判るレベルで)完全に別物になる事を忘れてはイケナイ。

 …ってワタクシは一体誰に何を説明してるんだろ(苦笑)そんな事はどーでも良いわなw
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南アフリカのシードル

 月曜日、上海は晴れのち薄曇りのち夜になって雨、全部入りの一日。気温は 6度。昨日折角晴れたのに、また雨になってしまった。何だかなぁ…。
 最近、ちょっと色々と旧正月明けくらいを目処に考えなきゃイケナイ事が多く、どうも気分的にもスカッと晴れない日が続いている。今朝も些細な事で妻と喧嘩しそうになったし…(いや、勿論こちらがオトナなので!? ちゃんと避けて事なきを得たが、もし 10年前のワタクシだったら絶対に真正面からぶつかっていたと思われる。アブない危ない)
 なんとなく「クシャクシャ」っとした気分だったので朝早めに8時過ぎに家を出てガーデンホテルのジムのプールに寄ってヒタスラ泳いだ。午前 9時のプールは誰も居なくてとても気分が良い。頭をカラッポにして自分の肺の中の酸素量だけ考えて無心に手足を動かすと、不思議なモノでさっきまでのクシャクシャっとしていた気分は綺麗さっぱり消えていた。運動ってスバラシイ。

 オフィスに到着してからは例によってデスクワーク。仕事上はコレといったトピックは無し。

 21時過ぎに会社を出たら雨が降っていた。「また雨かよ…」とボヤきつつ、少々ウンザリした気分で傘を片手に駅まで mobike。そして今日は何処にも寄らずに真っ直ぐ帰宅。

 帰宅してビールでも飲もうと思って冷蔵庫を開けたらビールが切れていた。仕方無いので随分前に入れたまま忘れていたシードルを飲んでみる事に。
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 コレ、南アフリカの SAVANNA DRYという林檎酒である。飲んだ事無いのでちょっと楽しみだ。早速、喜び勇んで栓を開けようと思ったら、あれ〜?栓抜きが見つからない。そう言えば、家呑みは殆ど『缶』なので栓抜きなんかあまり使わないのだ。
 色んな所を探していたら、フト引き出しの中から、先日友達に貰ったベトナム土産が出てきた。コレ栓抜きじゃん!? ラッキー!
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 コレをくれた友達も結構呑むヒトなので、ワタクシが今日この様な状況に陥る事を予測して予め準備してくれたに違いない(笑)いやぁ…ホントありがたい。持つべき物は呑兵衛の友。

 早速コレを使って栓を開けて飲んでみたら、意外とスッキリした味で美味しい。想像していたより甘くなかったので良かった。なんかファンタアップルみたいで全然アルコールっぽく無いけど、喉が渇いた時にグビグビ行くのが良いと思う。こりゃ真っ昼間からイケる系だわ。(昼から飲んじゃ駄目だけど)
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馬頭琴ライブ

 日曜日、上海は曇りのち晴れ、気温は 5度。今日も寒い一日だった。
 朝 8時過ぎに家を出てタクシーに飛び乗り、浦东の 花木路 x 东绣路 にある某日系マンションの 1Fにある Liveカフェ『开心果』に向かった。今日はココで『馬頭琴』のソロライブが開催されるので例によって PAのオシゴトである。
 延安东路隧道を抜けると陆家嘴には当方の三博士が聳え立つ。朝は天気が悪かったが雨は降っていない。雲もそれほど低くないのでタクシーのフロントグラス越しに一番高いビルの先まで見る事が出来た。
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 そして午前 9時前に現場に到着。そこからはイツモのごとく怒濤の仕込みである。本日も XR18を中心に組む。
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 とりあえず仕込み完了してワンツーまで終わった時点で、お店のお昼営業開始のためワタクシは小休止である。ゆっくりと味噌煮込みうどんを美味しく頂いた後は、超ひさびさに『あんみつ』なんか頼んでみた。結構前から個人的には絶賛していたのだが最近食べてるヒトを見かけないのでメニューから無くなってしまったのかと思って心配していたのだが、いやいや有りましたよ! 超嬉しい。ココのあんみつは本当に美味しくて大好きだ。
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 聞くところによると、白玉やお餅やアイスは全部手作りらしい。スゲーこりゃ手間かかってるわ。どうりで美味しいわけだ。上海でこんなの食べられるのココだけかも!? 甘党の方は是非ココで『あんみつ』を頼んでみて欲しい。オススメです!

 外はどんどん明るくなり、お昼頃にはすっかり晴れ間が覗いていた。いやぁ…何日ぶりだろう?
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 上海で陽光を浴びるのは 2019年初かもしれない。暫し日光浴。気持ち良い!
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 そして午後 2時過ぎ、お昼のランチ営業が終わった頃、セッティングの微調整を始める。ワタクシ的には『馬頭琴』という楽器は初めてなので、不測の事態を考えて二重、三重にも予備の対策を練る。
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 そしてコレが初めて見る『馬頭琴』というモンゴルの楽器。弦は2本に見えるが、一本の弦の中に100本近い細い弦が束ねて有った。なんじゃこりゃ?始めて見た。糸巻きはシンプルな形だったので、コレで全部の弦を同じピッチにチューニングできるのだから実に不思議だ。
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 今回、メインマイクは DPA-4099にギター用アタッチメントを取り付けて対応。こういった楽器は低域が不足してしまう恐れがあるので、サウンドホールに向けて少し離して狙う。この楽器は足に挟んで構えるらしく、弓が当たらない場所で、且つ足に挟んでも演奏中に影響が無い場所を探して取り付けてみた。前回、別の楽器でお腹に当たって外れてしまったので、そういう事が無い様に細心の注意を払う。
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 また4099はケーブルが非常に細く、装着を忘れたアーティストが退場時に無意識に引っ張って『良く断線する』…という噂を聞いていたので、マイク装着を忘れて歩き始めても大丈夫な様に、念のため BLXのワイヤレスにて接続。今日は子供達の体験会もあるので念には念を重ねる。

 そしてリハも無事に終了し、いよいよ本番である。
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 いやぁ実に素晴らしい演奏だった。馬頭琴という楽器を初めて目の前で聴いたが、何より『音がデカい』ので驚いた。音が小さくてハウる事を恐れてピエゾまで持ってきていたのだが杞憂に終わった。音量はヴァイオリンやチェロの比じゃない。生音だけでもカナリ大きい。ひょっとするとモンゴルの大草原では音量が小さい楽器は使えないのかもしれない(あくまで想像ですよw)
 ま、何はともあれ全部コンデンサーマイクでイケたので良かった。 Onマイクは DPA4099、そして Offマイクはイツモ愛用している R0DE NT-4のワンポイントステレオで狙ってみた。
 実は、エア(Offマイク)をどうするか Beta57とNT4で最後の最後まで悩んだが、やはり NT4にして正解だった。左右に音源が移動したり、左右で違う音色(音程)が出る様な楽器じゃ無くても、不思議なものでステレオで拾うと全然『空気感』が違うのだ。特にこういう風にハコ全体が鳴る楽器はビブラートの美しさ(広がり)が全然違う。 我ながらそこそこ良い音が作れたので満足。

 終了後は怒濤のバラしである。お店の夜営業がフツーに有るため急ぎ足で片付け。

 サクッとバラした後は、イツモの様に takaさんと反省会?じゃないが、今日ライブ中に気付いた『良く無かったかな?と感じた点』を、そのまま店内でフツーに話し始めてしまったのだが、どうも彼的には、今日無事にイベントを成功させた事に対して、まずスタッフ達を『慰労』したかったらしく、空気が読めないワタクシは何というか『座』を白けさせてしまった様でとても反省している。いやはや…申し訳ない事をした。別に悪気があって言ってるワケじゃないし、イベント自体が失敗したわけじゃなく寧ろ成功しているので、今言うことじゃなかったのだが、時間が経つと忘れちゃうからついつい思った事を口にしてしまったのだ。ワタクシの悪いクセである。そりゃ確かに店内で言う内容じゃないわなぁ。まずは「みんなお疲れ様!ありがとう!成功して良かったね!」が先だよね。少なくとも移動してご飯の時に言うべきだった。
 うーむ…『親しき仲にも礼儀あり』という言葉の重さを痛感した夜。反省反省。以後気をつけます。
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雨は上がったが…

 土曜日、上海は曇り、気温は 6度。今日も丸一日寒かった。雨は止んだものの全然晴れない。相変わらずの曇天である。2019年はずーっとこんな感じなのかしらん?
 とは言え土曜日は忙しいのである。午前中からヤマハの講師が有るので mobikeに乗ってヒタスラ走る。
 途中でタイヤの過積載現場に遭遇。オヂサンが車の上に乗っていて、ヒョイヒョイっと次から次へと投げていく。まだまだ上に積んでいくらしい。何コレ雑技? 凄いバランス感覚。ちょっとした芸術だ。
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 寒い日の自転車はとても理にかなっていて、静安寺のヤマハに到着する頃にはスッカリ身体が温まっていた。自転車は偉大だね。
 今日はイツモとちょっと違う角度から撮ってみた。あんま変わらんか。
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 そして PMCドラム科のグループレッスンを 1時間。本日の生徒さんは 4名。この 3月に本帰国が決まった方がいらっしゃった。実に寂しのぃ。

 修了後は感傷に浸ってる暇も無く、直ぐに mobikeに飛び乗って江苏路まで走り、地下鉄を乗り継いで 10号線の伊犁路へ。駅前は何だかまたまた道路を掘り返していた。年度末ですなぁw
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 mobikeで伊犁路 x 古羊路のLL Barに到着。まずは上のレストラン『bistro fiore』にてお昼ご飯。本日は時間も無かったので早くて美味しいオムライス!
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 食後は地下のLLバーに降りていってドラムの個人レッスンの講師。本日も 2コマ 2名。
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 そうそう! S富さんが「皆さん使って下さい」との事でココに置いてあるペダルを最近使っているのだがコレが非常に足に馴染んで良い。ドラマーの皆さんコレ覚えてますか? YAMAHAの名器『FP-720』ですよ! 懐かしいでしょ。
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 1980年〜90年代の前半の頃は、どのスタジオに行ってもこのペダルが置いてあったよね。実はこれリバイバルで再生産しているらしく、ココにあるこれも再生産のモデルらしいのだが、踏んだ感じは全然変わらない気がする(昔のままだと思う) いやぁ…さすがヤマハさん!こういう事してくれる所がニクいですな。ホント良いペダルなので、今は生徒さんにもリファレンスとして使って貰っている。最近のチェーンタイプはダイレクト感は有るが、何か『重たい』しビーターがヘッドに当たった後の『踏みしろ』的な『粘り』を感じないんだよね。このベルトは決して伸びてるワケじゃないのに、なんとなくシナヤかに弾性を感じるから不思議だ。ダブルアクションもやりやすいしね。きっとビーターの重さとペダルプレートの重量バランスが良いんだろうな。本体が『軽い』のが良いんだと思う。

 さて、レッスン修了後は慌てて mobikeに乗って今度は高島屋へ。例によって高島屋ミニライブの PA業務である。本日もアナログ祭り。
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 今日の出演は琵琶奏者の章益 さん。
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 彼とは何度もコラボしているので出す音のクセは判っているのだが、今回はイツモの白い琵琶とは違う楽器を持ってきた。当然音も違うワケで少々苦労した。とにかくこの琵琶は以前使っていた白いヤツに比べると、若干音が大きく何より周波数特性が全然違うのだ。
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 まぁアコギだって一本一本音が全然違うんだから、そりゃ当たり前か…。でも琵琶でこんなにリアルに音の違いを体感できたのは初めてだったので良い勉強になった。
 それにしても中国の琵琶は電気で増幅するには難しい楽器だよホント。そもそも古い中国の天井が高い部屋で、部屋全体を響かせて初めて味が出る楽器だものね。サウンドホールが無いソリッドな木の楽器なので、楽器全体から音が出ている感じである。真正面から出ている音はこの楽器のあくまで『一部』に過ぎないのだ。故に真正面から狙った音だとピッキング音が大過ぎて軽薄なペラペラな音になる。ネックのハイポジションの裏辺りから出ている音(つまり中心の腹の中)が一番琵琶っぽい音がする気がするのだが、ネックの裏から音が出る楽器なんて見たこと無いわ。ボディの振動を直接拾えるピエゾが無いと音量が稼げないから困りもの。ホントPA泣かせの難しい楽器だよ。
 今日は例によってピエゾとコンデンサを混ぜつつ作って何とかギリギリって感じである。チャンネル EQのパライコのパラメータがもう少し欲しい所だ。あと 2セクションくらい有ったら絶対もっと良くなるのに…と思いつつも、「じゃあ奥の手としてトータル GEQ側で琵琶の音を作っちゃおうかな?」というヨコシマな考えとの戦いである。GEQ側をあまり弄り過ぎると今度は BG(オケ)がダサくなるので両方の美味しい所が失われない様にバランスを取るのが大変なのだ。最も良い(であろう)妥協点を探して常にヒタスラ微調整(だって曲毎にBGの音質が違うからね)である。フーッ… 1秒たりとも気が抜けない現場だったぜぃ。故に写真は takaさんからの頂き物ばかり。まーったく…気を遣うから精神的に疲れたわ。
 でも修了後に本人から「今日はリンさんだったので全く心配してなかったよ。今日もやりやすかった。ありがとう」と言って貰えて嬉しくなった。まぁお世辞も有るだろうがこういう言葉は本当に嬉しいものだ。
 さて!明日はまた朝一から別現場!頑張ろう!
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