中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

寝正月

 2025年1月1日水曜日、上海は快晴、気温は 9度。 皆さまあけましておめでとうございます。 本年も何卒宜しくお願いします。

 新しい年の始まりは爽やかな気分で!…と行きたい所だが、昨夜(今朝)6時近くまで飲んでたので勿論二日酔いである。 午前 11時起床。 何ともダラシない?年明け。 ま、幾つになっても『相変わらず』っつー事でw
 結構派手な二日酔いだったので軽く食パンで朝食をとった後は、また直ぐにベッドに潜り込んで昼寝。 次に目覚めたのは午後 4時である。 あ~あ、丸一日寝てしまった感は否めない。 上海に帰省してから本当に良く眠れる。

 まだ何となく酔ってる気がしないでもないが、本日は息子を某所まで送る…というミッションがあるので老体に鞭打って出かけた。(朝から殆ど何も食ってないので良い感じに腹も減ってるしね)

 綺麗な夕焼けグラデーションと金星を見ながら、散歩がてら息子と二人で下らない話をしつつ約 20分ほど歩く。 風が冷たくてアタマを冷やすには丁度良い。
 そしてイツモ行く兰州拉面の店で二人で軽く夕食をとり、コンビニに寄って飲み物なんか買った後は、バス乗り場まで送って息子と別れる。

 帰りはシェアサイクルで戻ろうかと思ったが、ちょっと頭を冷やしたかったので独りノンビリと歩いて帰る事にした。 瑞金宾馆は相変わらず綺麗だった。 上海のど真ん中にこーんな広い敷地を贅沢に使った高級ホテルである。 上海の街は常に進化し続けているのだが、昔からココの景観だけは全く変わらず素敵な雰囲気でカナリ好き。(もちろん泊まった事は一度も無いけどねw)

 その後も散歩を続け、ちょっと横道に入って香山路を歩いてみた。 上海はほぼ全ての道に街路樹が植えてあるので、こんな狭い道でもとても雰囲気が有ってよい。

 ふと、矢野顕子さんが昔歌っていた『夏が終わる』を口ずさむ。

 ♪ いて座、オリオン、海王星、スピカ、こぐま座、カシオペア ♪

 やっぱり上海が好きだな。 今年は、少し無理してでもなるべく足繫く帰ってこようと心の中で静かに決めた。 そんな元旦の夜。
 今日は休肝日にして一滴も飲まずに午前 1時就寝。
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