中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

中国聯通のSIMカード購入

 今日も今日とて仕事を終えてYESTERDAYで飲む。今日は以前の先輩であるH本さんが来てくれたので、例によってイツモの如く(技術屋が集まるとこうなるのが常だが)色々とオタッキーな話をして盛り上がる。

 最近、我々の中でのブームは『如何に安く3G回線を使うか…』という部分である。中国には携帯のキャリアが2つしかない。厳密に言えば3つあるのだが、シェア的には圧倒的に『中国移動(China Mobile)』が大きい。次に『中国聯通(China Unicom)』、そして所謂固定電話会社の『中国電信(China Telecom)』となっている。
 で、3年ほど前までは、ほぼ中国移動の独占状態だったのだが、最近になってジワジワと中国聯通が勢力を延ばしてきた。いち早く3G回線に着手した事に加え、ココ数年のiPhoneブームが功を奏したのかもしれない(…とは言え、やはり移動とは雲泥の差だが)

 まぁそんなワケで、携帯の3G回線と言えば聯通なのだが、iPhone,iPad等を正式にリリースして以降、聯通はパケット料金体勢を『80元/1G/1ヶ月』という括りでしか契約しなくなってしまったらしい。これは1ヶ月で1Gbyteまで使えるが、使い切らないと全部消滅する(次の月は80元ちゃんと取られる)というコースである。1Gというパケット量も、全体的な価格設定も正直微妙だったので今まで手を出さなかった。
 しかし、最近H本氏がネットで色々と調べた所、実は数年前にリリースされていた聯通のSIMカードの中に『30元/500M/1ヶ月』のコースが存在していたらしい。しかも、このSIMを使っている限り、このプランが終了した現在でも引き続きこの値段で使えるとの事。
 で、この古いSIMカードがネット上で約2倍くらいの値段で取引されているという情報を見つけたらしいのだ。

 てなワケで、早速試しに淘宝网で検索したらひっかかったので2枚買ったらしい。でアッサリ上手く動いたので1枚譲ってもらった。

 いやぁ…凄い。中国は何でもアリだな。

 そんなこんなで小さく盛り上がっていたら、暫くして、音楽仲間のT山さんが、温故知新でおなじみの5名を連れて遊びに来てくれた。いやぁ…ありがたや、ありがたや(笑)