中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

謹賀新年

 皆様あけましておめでとうございます。久々に日本で迎えた正月。今回の一時帰国理由は色々と Happyな事ばかりではないのだが、何とかそれでも親族全員無事に年を越せた事に感謝している。
 出かける際に道端にみつけた花。何となく凛としていて目を引いたので、今年の一枚目はコレ。いきなりルーターとかの写真じゃ興醒めだもんね(笑)

 さて、帰国時にやらなきゃいけないタスクの中にルータやサーバのメンテがあるが、今回、サーバーの電源周りの修復&強化、HDDリプレイスに加え、ネットワーク周りを強化する事を目的にルーターも一部リプレイスした。
 去年の4月くらいから、日中間のVピーN系が激しく強化され、ありとあらゆるプロトコルが監視〜ブロックされる様になってから、我々在中日本人は非常に肩身の狭い思いを強いられている。抜け道を探すのみならず、残された手法に於ける速度や安定性を日々研究してブラッシュアップするしか無い。
 そんな中、やはり UDPを使用する L2TP over IPSecが『比較的』強い事は分っているのだが、コレは『安定性』に欠けるので困っている。勝手な想像なのだが、本来通知されるべき UDPパケットの『破棄情報』が上手く通知されていない事によって、パケットのソフトウェア圧縮や伸張に影響している?様な、そんな気がしてならない。
 でも、何故かCISCO系のIPSecはカナリ強靭なので、いっその事ルータをCISCOに変えようかとも思うが、如何せん業務用ルーターは価格の桁が一桁違うので、気軽に実験…という訳に行かないから購入を躊躇してしまうのだ。
 色々とソフトウェアルータ(Vyatta等)も研究や実験を繰り返しているのだが、基本PC/ATアーキテクチャという事はパソコンなので、電源周りや、OS、NIC、ストレージ…と不具合を起こす可能性がある場所が増える点、突然の瞬停や不具合時の障害対応等で、コンソールの前にコマンド入力できる人が貼り付いていないと復帰出来ない点(実家には老いた両親しか居ないので)もあるし、何よりソコソコのCPUを載せると結構電気も喰う。仮想マシン上で走らせても良いのだが、ホストのメインサーバが落ちた時点で、ルーターも100%同時に落ちてしまう事を意味するので、そうとなると、外から手の付けようが無いので、コレは避けたい。

 そんな訳で、ハード上で L2TP over IPSecをサポートしつつ、イザとなったら電源を切ってもう一度繋ぎ直すだけで復帰できる様なルーターを探していたのだ。そこで目をつけたのが今回購入した Buffaro製の VR-S1000というルーター。約3万前後でハードウェアでL2TPをサポートしている唯一の機種とも言える。

 設置後に色々と実験をしてみた所、残念ながら、以前のルーター仮想マシン上の ubuntuでの L2TPでの速度より速度は落ちる。ウチの実家は光を2回線分引いているので、予備の回線にこのルータを設置して、上海に戻って安定性を確認してみようと思う。何より、速度よりも安定性の方が重要なので。。。もし安定する様ならメインの回線をコッチに切り替える予定。

 気付けば8ポートのL2HUBは全部埋まってしまった(一つ消えてるのは親父のデスクトップPC)。無線AP以外は全部ギガビットとなった。

 複雑にすると外部からメンテできないので、如何に手がかからない様にメンテフリーにするか?という部分も考えなければイケナイので結構タイヘンなのだ(苦笑)

 そして夜は買い物に出かけ、外で鍋を頂く。

 ウヰスキー三ツ矢サイダー割りは『スキダー』というらしい。

 結構美味しかった。

 …てな訳で、やっぱり相変わらずな年明け?だな(笑)本年も宜しくお願いします!