中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

そしてルシアンルーレット

 月曜日、関東地方は雨のち曇りのち晴れ。一時帰国の初日である。今日は、例によって3ヶ月に一回の CT検査のため朝一で病院まで行ってきた。
 朝 9時前の有明病院。なんだかドンヨリと曇っていて気が重い。

 そして採血した後に CTである。廊下でのんびりしていたら早くも PHSが鳴った。ここは殆ど待たないので本当に素晴らしい。

 そして例によって造影剤を入れながらの CTを受ける。相変わらず体がポワーっと熱くなるので、あまりキモチ良いものではない。

 その後は、今日は胃カメラも有るので内視鏡室へ移動。もちろん鎮静剤(麻酔)をして受けたのだが、やはり何度やってもコレは好きになれないなぁ…。ワタクシは酒飲みゆえ!?が原因か否かワカランが、鎮静剤が効くのが遅い様で、最初の方はホント涙目で受ける。
 そして終了後は休憩室で30分ほど休むのだが、毎回完全に『爆睡』してしまうので、看護師さんに起こされた時に、暫く自分がドコにいるのか分からない…というスペイシーな経験ができるので中々面白い。
 その後は診察である。ドキドキしながら診察室のドアを開ける。まずはイツモお世話になっている先生の顔色を無意識にそっと伺ってしまう。(まぁポーカーフェイスなので分かんないんだけど(笑))
 色々と診断の結果を説明してくれる。そして、、、、結果は?
 問題なし! どこにも転移の兆候は見られないとの事。 いやぁ…良かった!!!!!ホント。確率 2分の1のルシアンルーレット。今回も無事クリア!実に嬉しい。
 実は今回で丸一年目だったのだ。去年の今頃ココに入院していた訳で、頭の端っこに死を覚悟していたので、まさか一年後にこんなに元気に動き回ってるなんて信じられない。ホントにこの病院と先生と看護師さん達には感謝してやまない。
 スッキリした気分で外に出たら、天気も好転していて青空が出ていた。うーん良い感じ!

 とりあえず造影剤を早く体から排出しないと後で気分が悪くなるので、なるべく水分を捕るべくドトールに入って一休み。ミルクレープ食べて「ほっこり」しようと思っていたのだが、iPad見たら何故か仕事のメールが山ほど来ていて対応に追われる。全然スッキリできなかった。あ〜あ。

 その後、りんかい線湘南新宿ラインを乗り継いで帰宅。どうも胃カメラの鎮静剤が抜けきって無い様で足はフラフラするし、造影剤の副作用?か何かワカランが途中で段々キモチ悪くなってきた。とは言え『無事に命が繋がった』という事は、今週末からまた仕事に忙殺される事を意味するわけで『自分へのご褒美』を兼ねてこんなモノを購入。ま、昨日の日記を読んで下さった方なら理由はお分かりかと思うが…(苦笑)




 色々と悩んだが、緊急事態ゆえ、滞在時間を考えるとBTOオプションが使えない。そんな訳で、いわゆる『吊るし』の状態で選ぶ訳だ。ホントは前回同様 MacBook Airをフルオプションでテンコ盛りにした状態のモノを買いたかったのだが、MacBook Airはノーマル状態では SSDが最大で 256Gのモデルしか無いので今回は泣く泣く却下。
 そして店員がヤタラと推してくる最新のファンレス MacBookは CPUが変わってからは今までワタクシが使っていた i7の MBAirと同等の速度が出るらしいので、重さの観点から一瞬迷ったのだが、USB-Cの周辺機器(というか変換系ガジェット)を新たに買い足さなきゃならないし、それでも Thunderboltの変換は無いらしいので却下。
 …で、結果的に最終的に選んだのはコレ。MacBook Proの 13inch/512Gモデル。決め手は SSD容量と Retinaの解像度をスケーリング解像度じゃなくてリアル 1:1で表示できるアプリの存在。そして物理的な重さである。
 最後の最後まで『MBProは重い』という固定観念を拭えなかったのだが、実際に MBAirと何度も持ち比べてみたら、まぁ差はせいぜいスマフォ 1個分かな?という感じだったし、実は縦横のサイズは Airよりも Proの方が小さかったのだ! MBAは端っこが薄くスラントしているのでその分並べてみると Proより 1cmくらい大きかったのだ(今まで全然知らなかった!) 確かに薄さは MBAirの方が薄いが別に困る程分厚い訳でも無いので鞄のサイズを考えると寧ろコッチの方が良いかも?って感じで、結局中国の『銀聯カード』でデビッド購入。
 「嗚呼…今は円高なので実は中国で買った方が安く買えるんだよなぁ」…なんて思いながら、でも背に腹は代えられないので散財。何だろう?この複雑な心境。嬉しい筈なのに悲しい?みたいな(苦笑)
 ま、良いや!これからまた 4〜5年はバリバリ使いまくるぞっと!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村