中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

壁に耳あり障子に目あり

 水曜日、上海は雨時々曇り。気温は11度で寒い一日。相変わらず冴えない天気が続いている。

 今日は朝から 16日のライブで使うシーケンスデータの編集。最近寝ている間に色々なアイデアが浮かんで、朝起きてそれを実現するのが楽しい。なんじゃこりゃ?睡眠学習? Dr.キャッポー?(笑)

 仕事はフツーにデスクワーク。昨日まで暑かったのに今日は無茶苦茶寒い。オフィスも底冷えする感じ? 風邪が完璧じゃないので念のためコートを着込んでお仕事。ウチの会社はワカモノが多いので、室温は低めなのだ。若いってイイネ。ワタクシ、こんなに脂肪を纏っているにも関わらず寒がりなんだから困ったモノだ。

 フツーに仕事してたらお昼くらいに黑仲間の某ピアニストから連絡あり「この間渡し忘れた2枚めのCDを持ってきたんだけど今日どっかで渡せないからしら?」的な連絡が有ったので、丁度今夜は暇だったし二つ返事でOKしたのは言うまでもない。

 そして、どうせ会うならご飯でも!…と思い食事に誘って、午後 8時過ぎに会社を出て静安寺の『岳』で会う事に。

 年末の静安寺の久光はSK-IIの広告でスゴい事になっていた。

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 そして『岳』にて美味しくお食事を頂く。ここの料理もホント美味しい。安心のブランド。

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 暫く色々お喋りしながら楽しく食べていたら、誰かがワタクシの肩を叩く。ふと振り向くと!ナント、今一緒にご飯食べてる某ピアニストの旦那様ぢゃないか!!!!わお(驚)

 どうやら彼もタマタマ仕事で同じ店に来ていたらしい。しかも彼女もまさか旦那が同じ店で食べてるとは知らなかったそうな。うっひゃー。いや、別に悪い事してる訳じゃないけどさぁ、何だろう?この気マズさ(笑) なんか安っぽいTVドラマみたいだ。

 勿論旦那さんも良く知ってる友達だし、今日一緒に食べてる某ピアニストは、予め旦那さんにワタクシとご飯食べて帰る旨の連絡をしていたらしいので良かったが、もし何も連絡していなかったら誤解されても何も言えないシチュエーションである。いやはや…おっかねーなーもぅ(笑)偶然にしても何コレ?世の中狭すぎない? いやぁ…まさに『事実は小説より奇なり』だ。

 そして、その後も暫く例によって二人で下らないハナシをしながら食事して、お会計の時に何となく別の方向から視線を感じたので、斜め向こうのカウンターを見たら。。。。ウチの奥さんの友達(ワタクシもちょっとだけ顔見知りの方)が一人で食事されているじゃないか(汗)なんかチラっとコチラを見ては直ぐに目を逸らしてしまったので、きっと誤解されたに違いない。あ〜あ。一体何という日なんだ?今日は。

 ワタクシ、自分自身を『妖精枠』として、きっと誰にとっても無害な存在だろう…と勝手に位置付けて、あまり深く考えずに気分優先で同性異性構わず誘ってしまう悪いクセが有るのだが、二人きりの時はちょっと気をつけないと誤解されちゃうわな。相手に迷惑かかるのは宜しくない。上海はホント狭いので、今後は気をつけますハイ。

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