中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

上海の路線バスの iアプリ

 木曜日、天気は例によって冴えない曇天、時折パラパラと雪が混ざった小雨が降っていた。
 お昼に食事に出た際に何となく麦当劳(マクドナルド)の前を通った際、珍しくコーヒーの良い香りがしたので、ついつい寄ってしまって購入。マックのコーヒーは安いけど、味は意外と侮れない。

 さて、今日はワタクシが使っている結構便利なアプリのご紹介。以前の日記でも書いたかもしれないが、上海は諸々の生活レベルに比べるとバスの運賃が異常に安い。基本的に市内の短距離バスは、どこまで乗っても2元(35円くらい)である。ただ日本と大きく異なるのは、バスの前面の『おでこ(額)』の部分に表示されてる『行き先表示』が、3桁の『路線番号』のみで、単なる数字の並びなのでパッと見ただけでは何処から何処に行くのか判らないのだ。
 ワタクシも、最近こそ当たり前の様に使っているが、上海に来たばかりの頃は2年くらいバスには乗れなかった。イワユル庶民の足なので、色んなヒトが乗ってるし「スリも多い」みたいな話をヒトから聞いていたので、何となく敷居が高いイメージがあって、どんなに安くても乗る気にならなかったのだ。

 しかし、コッチに来てから3年くらいしてからかな? バスを使い初めて色々と路線番号を覚えて来るとカナリ便利な事が判って来た。言葉なんて要らないから寧ろタクシーに乗るより気楽なのだ(中国語は発音が難しいので、言葉がまだ十分に話せない頃はタクシーが鬼門で、運転手に正しく行き先を伝える事ができずに野蛮なヤリトリをするのが苦痛だったのだ。今じゃウソみたいな話だが(苦笑))。

 …とは言え、支離滅裂にバス停が立てられている風にすら見える『蜘蛛の巣』状に張り巡らされた路線図を全て覚えるのは至難の業で、知らない場所に行く際は『よっぽど』の事が無い限りタクシーを使ってしまうのだが、このアプリ(100円)を試しに買ってみたら意外と便利で、時間がある時は面白半分でバスに乗る事が増えた。(iPhoneの地図を表示しながら走ると、道も覚えるから一石二鳥なのだ)

 中国人が作ったらしく非常にダサいデザインで、しかも検索結果は(当たり前だが)全部中国語の文章が長々と出て来る。図一つ出てこないので、決して『使いやすい』訳では無いが、とは言え非常に参考になるのだ。

 全ての路線のバス停が書いてあるのみならず、勿論、出発点〜行き先に近い道路名を入力すると、数種類の行き方を表示してくれる。
 まぁ100円なので、気になる方はチェックしてみて欲しい。
https://itunes.apple.com/jp/app/zhong-guo-gong-jiao-shang/id339010717?mt=8

 さて、明日はライブ! ワタクシもバンド(TortieMAT2)でドラム叩きます。上海在住でお暇な方は是非!


● "Cha-Cafe"开心果 6周年記念ライブパーティ@本店
出演:
  【Maeda Jazz Unit feat.Yuko】 <Jazzトリオ with ゲストボーカル>
  【森茂 (from HIS)】<ギター弾き語り>
  【花坂美里】<ピアノ弾き語り>
  【Tortie MAT2 feat.LuanSu】<ポップスBAND>

場所:开心果(KaiXinGuo) 本店 昭化路512号(x 定西路)牛肉麺館のとなり tel.021-5238-3352 http://ws0.biz/2508

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 どんなモンか試してみたいので、ご協力をお願いします!(笑)