中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

麻辣が好きなのです

 月曜日、また雨。気温は比較的暖かいので雪にはならないが、最近雨ばっかりでうんざりする。
 サスガに週末の不摂生のせいで!? 今日は眠くて仕方なかった。 午前中は自分でも笑ってしまうほど完全に集中力が欠如していて、何だか同じ事を何度も繰り返して作業してしまったり、席を立ってオフィス内を歩いている途中で目的を忘れてしまい「あれ?ヲレは何しようと思ったんだっけ?」と数秒固まったり? 何だかボケ老人の様だった。イカイカン。
 フト思うのだが、眠い時に無理して動き回るよりは、いっその事完全に仕事を放棄して1時間くらい完璧に寝ちゃった方が1日の作業量をグロスで見たら絶対的に効率が良い気がするのだが。。。

 さて、今日は写真ネタが無いので、先日コンビニで購入した『麻辣花生』をご紹介。

 要するに辛いピーナッツなのだが、ワタクシにとって重要なのは麻辣の『麻』の部分である。
 中華料理の『辛い』を乱暴に分けると2種類あって<唐辛子的な辛さ>である『辣(らー)』と<花椒的な辛さ>である『麻(まー)』とに分ける事ができると思う。前者は日本でもポピュラーな、イワユル頭の天辺から汗が吹き出す様な純粋な『辛さ』なのだが、後者の『花椒』というのは四川料理に使われる食材で、日本語に訳すと『山椒』なのだが、うなぎに掛ける様な香り付けの山椒とは雲泥の差で、しょっぱい様な酸っぱい様な甘いような、しかも暫く食べると唇が痺れて来る…という飛び道具的な香辛料なのだ。
 ワタクシは昔は辛い物が大の苦手だったのだが、いつしかの接待で上海の本格的な四川料理屋に連れて行ってもらい、『水煮魚』というこの『麻』が効いた非常にパンチのあるメニューを食べてから、気持ちが 180度ひっくり返って『大好き』になってしまったのだ。

 そんな訳で、夜自宅で一人で飲むときのおつまみ用に買ってみた。いつも行く日系のコンビニに置いてなかったので、完全中国ローカルの『快客』というコンビニで買ってみたら一袋 4.5元と、ちょっとだけ安かった。
 味は…まぁまぁかな。あと一歩パンチが欲しい所だ(笑) でもちゃんと『麻』が効いるので悪く無いと思う。


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