中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

日常が始まる

 水曜日、深圳は曇り。気温は 30度で、やはり日本よりは暑いものの大分下がって来た感はある。

 朝 6時半に自然起床。 流石に最近の不摂生のせいで異常に眠いが、老体に鞭打って朝の支度をして午前 8時に家を出て送迎バスにて通勤。

 ワタクシは国慶節前から日本に一時帰国していたので約 10日ぶりの深圳の朝である。 コチラでは昨日から平日ゆえ、今日は『休み明け』感が少なく、誰一人『祭りの後』感が無いから今までと何一つ変わらない日常が音もなく始まってしまった。 この連休が何もカモが夢だったかの様だ。

 オフィス到着後は机の上にうっすら溜まったホコリをウェットティッシュで拭く事からw。 取り敢えずワタクシの席はまだ有ったので一安心である。

 何と言うか、以前の会社で突然のレイオフを喰らってから見えないココロの傷が有るらしく、疑心暗鬼?というか『いつまた突然レイオフ喰らってもおかしくない』という妙な緊張感?が常に消えない昨今なのだよ。 我ながら下らないとは思うが、ココロの傷と言うのは見えないから厄介でやんす。

 ま、次に喰らったらソン時はソン時だけどな(黒)もぅ開き直るしか無い。

 仕事内容は相変わらずなので割愛。 同僚らは皆んな良いヒトばかりで良くしてくれるから有り難い。

 あっという間に定時になったので、19時過ぎに会社を出て真っ直ぐ帰宅。

 帰宅後はザッとシャワーを浴びて冷蔵庫にあったバドワイザーの 500ml缶の栓をプシュッと開けて一口飲んだ。 …と同時に「あ!そいや今日ブログネタ何も撮ってないや…」と思わず日本語で独り言。

 そんなワケで日本で買って来た自分用のお土産を紹介しようかな。
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 ダンカンのエレキギター用ピックアップである。 深圳で使っている YAMAHAの安いギターは、ピッチはとても良いのだが、やはり価格の安さもあってピックアップがイマイチで、太さや枯れ感が足りないし若干ノイジーなので交換しようと思って今回日本で買って来たのだよ。

 ワタクシはエレキギターを 4本所有していて、上海に置いてあるFender Japanのストラトを除くと基本的にハムバッカーばかりである。

・上海のメイン : Peavey EVH Wolfgang (2 hum)
・日本の実家 : Aria pro II PE-R80 (2 hum)
・深圳(予備機) : YAMAHA RGX (HSH)

 実はこれら全てのギターのピックアップは深圳のヤマハ以外は全部同じで、セイモア・ダンカンの物に交換してあるのだ。 職業柄、各地に出張中に修正が入る事があるため、いちいち竿を持って歩かなくても、それぞれの出張先で限りなく近い音が録れる事が望ましいからね。

 ゆえに今回も同じチョイスである。ネック側が SH2(Jazz)、ブリッジ側が SH4(JeffBeck)という、ワタクシ的にはコレがベストの組み合わせだったりするw

 そして、コッチで使っているヤマハは HSHなので真ん中にシングルコイルがあるから、これらの HUMピックアップに加え、真ん中にココにシングルコイルが必要なので、今回はリップスティック型のシールドピックアップ SLS-1 をチョイスしてみた。

 なぜなら、イマドキのデスクトップ PCは無駄にシースルーで、ケース片面がガラス張りで殆ど全くシールドされていないので、PCからノイズが出まくるのだよ。 深圳の家は狭いので、デスクトップPC筐体から離れて録音する事が物理的に不可能なので、シングルコイルの中で可能な限りノイズが少ないもの(シールドされてるもの)を選んでみたワケさ。 シングルコイルでしっかり全面シールドされてるのはコレしか無かった…というのもあるが、ネットで調べて聴きまくったら結構好きな音がしてたのでw

 ピックアップカバー(色)だが、EVHがゼブラ、Ariaがブラックだったので、今回は”ニッケル” にしてみた。 センターピックアップがニッケルなので、それに合わせた形?である。(ま、限りなくノイズを減らしたい…という意向もある)

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 さすがに平日の夜に弦を外して、オリジナル配線を全部外して、新たにセットして半田付けするのは無理かと思い、まだ絶賛放置中で、眺めて酒の肴にしてる次第w
 今週末が待ち遠しいが、土曜日は振替出社日なんだよなぁ(泣)

 さて、今日は異常に眠かったので、23時に早めの就寝。

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