金曜日、上海は晴れ、気温は 24度。
朝 6時起床。例によって息子を学校まで送ってから出社。
イツモの様に松江大学城駅で路面電車に乗り換える。
暫く待っていたら、突然コチラのホームから反対側のホームにフツーに歩いて渡ったヒトが居て驚いた。
そっか！路面電車の軌道は公道扱いだから別に横断しても構わないんだね。何だかとても不思議な気分だ（笑）確かにホームと言っても20cm位しか高さが無い。いやぁ何だか不思議！面白い！
オフィスに到着した後、普通に Macを起動したら Catalinaのアップデートが入っていたので何の気無しにアップデートしたら、コレがまた久々に超長いアプデで笑った。終わるまで何も出来ないじゃ無いか。
結局全部で 15分位かかったんじゃ無いかな？ これ『せっかち』なヒトは固まったかと思って強制終了しちゃうレベルの時間だよ。Appleにしては珍しい。
20時半くらいに会社を出て真っ直ぐ帰宅。やっと一週間が終わった。まだまだ慣れない（苦笑）
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木曜日、上海は晴れ、気温は 26度で少し暖かくなった。
朝 5時起床。最近、睡眠不足なのに自動的に朝早く目覚めてまうヘンな癖が治らなくて困っている。ひょっとして寝酒（晩酌）のせいかと思って、昨夜は一滴も飲まなかったのだが、却って早く起きてしまう始末。困ったモンだ。そのくせ昼食後は眠くて仕方ないんだからタチが悪い。まーったくもう。こりゃ国慶節に一度生活を完全にひっくり返してリセットした方が良さそうだ。
折角早く目覚めたので、Macを立ち上げて来週の月曜に発表する資料に使う画像データをネットで集め始めたら、あっと言う間に息子の登校時間、つまりはワタクシの出社時間である（泣）余裕ぶっこいてたらコレだよ…ヒゲもまだ剃ってないや（汗）
慌てて準備して息子を学校に送って、その足で長距離通勤。 地下鉄 9号線で、ほぼ終点近くまで乗るのでタマに途中駅止まりの列車なんかあったりするので面白い。
今日は途中駅で次の電車に乗り継ぐ。外は良い天気だ。気分が良い。
その後路面電車に乗り換え、最寄り駅に着いたらほんのりキンモクセイの香りがして良い感じだった。もぅスッカリそんな季節ですな。
以前にも書いたと思うが、ワタクシこのキンモクセイの香りを嗅ぐと『記憶スイッチ』が入るらしく、子供の頃の色んな記憶が雪崩の様に蘇ってくる事がある。
でも今日は珍しく子供の頃では無く、大学の時の友人（Y口くん）が乗って居たHONDAの『ライフ・ステップバン』という古いクルマを思い出した（『ステップワゴン』では無いよ！ 排ガス規制前の 1970年代の 360ccのクルマである）。彼のクルマはあまりに古いのでエアコンが無く、エンジンの熱を取り入れるヒーターだけなのだが、冬場ヒーターを入れると車内にほんのりガソリン臭が充満して、そのガソリン臭と芳香剤が混ざると丁度こんなキンモクセイみたいな香りになるのだ。あぁ懐かしい！急に思い出したわ。
恐るべし記憶スイッチ。香りの力は偉大だ。
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水曜日上海は雨時々曇り、気温は 21度。
朝 6時前、窓を打ちつける雨音で目覚めて気分が重い。雨が降ると息子を自転車で送るのがタイヘンなのだ。
今までは出社前に一旦帰宅していたから気楽に雨合羽を着て行けたのだが、最近は息子を送ったその足で直接駅まで行って地下鉄で出勤するので濡れた雨合羽を一日中持ち歩かなければならない。コレがカナリ憂鬱（苦笑）
そんなワケで雨音で目覚めて若干ブルーになるも、まぁブルーになっても雨が止むワケじゃないので諦めて諸々出かける準備。
すると、なんとラッキーな事に、まさに出掛ける直前に雲の隙間ができたのか？朝 7時20分過ぎに一瞬雨が止んだのだ。慌ててチャリンコすっ飛ばして息子を送り、そのまま駅までダッシュ！何とか一滴も濡れずに移動できた。ラッキー。
その後は長距離通勤である。外はずっと雨。
今までは一日に一度充電すれば良かったワタクシの iPhone Xは、最近必ず一日二回充電しなければモタ無くなってしまった。そりゃ往復の 4時間ほぼずっと使ってりゃバッテリーも無くなるわな。
最近改めて気付いたのは、今や携帯がお財布だったり定期券だったりするので、完全にゼロになるまで使っちゃイケナイっつー事だな。先日、帰りに何も考えずに遊んでて、駅を出る直前にバッテリーが切れて改札出られなくて焦った。モバイルバッテリーを持ってたから良かったが、iPhoneは完全にバッテリーがゼロになると 5分くらい起動しないから困り物。しかもその間は携帯で遊べないから完全なる手持ち無沙汰なのだ（笑）本すら読めない。
いやはや何という携帯依存症？ 21世紀の現代人ヤバいよね。。。
さて、本日は新職場の CTOに呼ばれてご挨拶と軽い打ち合わせ。カナリ怖い人を想像していたのだが、非常に温厚で優しい感じの人だったので一安心。
なるほど〜。中国企業の上の人はガツガツと『オシ』の強い人ばかりだと思って居たのだが、こういう寡黙な技術者気質の人も居るんだね。なんだか安心した。
今日はすっかり写真ネタが無いので帰りの駅前でカラオケをバックに歌っていたオバチャンの写真をば。
結構ヒトが集まってるので『どんなもんかな？』と思って立ち止まって聴いてみたら、確かに中々上手かった。
このオバチャンもストリートミュージシャンって言うのかな？よくわからんw
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火曜日、上海は曇り、気温は24度。
朝から息子を学校に送った後、今日は一旦帰宅して資料を纏めて出入境管理局（日本で言うところの入国管理局）に行ってきた。普段ならば浦東の民生路まで行かなければ行けないのだが、簡単な手続きはこの黄浦区の分室で処理できるので助かる。
とは言え、まぁ警察なので緊張するわな。
前職の人事の子と待ち合わせをして、お互い準備した資料を持ち寄って、まずは就业证注销证明单（外国人就業証のキャンセル証明）の原本を貰う手続き。そして、その後は居留许可注销申请（ビザキャンセル申請）の手続きである。
ワタクシ16年もココに住んでいるので、この辺の変遷も良く知っているのだが、今までは例え転職しても前職で作ったビザが残っていればそのまま滞留する事が出来たのだが、今はすべて PC上のデータベースで管理されているので、それが出来なくなった。
退職した瞬間に前職の人事は DB上でのキャンセル処理を行わなければならず、すると直ぐに入管の方に伝わる仕組みなので、そのまま前職のビザを不正利用して滞在し続けていると前職場が罰せられるらしい。
そんなワケで直ぐに DB上のキャンセルが行われ、約一週間程度で取消がPC上で確定するのだが、次の職場で必要な取消証明書は公安（入管）のハンコが必要なので一々出頭しなければならない。
また、DB上で就業証のキャンセルが確定してから 10自然日（営業日では無い）以内に居留証のキャンセル処理をしないと今度はワタクシ自身が不法滞在者として罰せられるので一旦自分で居留証のキャンセル処理をしなければならないのだ。コレはパスポートに物理的に貼ってあるビザ自体をキャンセル（注销ハンコを押す）する為、パスポートを公安に預けるので、また一週間ほどかかるワケだ。
そして次に無事にパスポートが戻ってきた時点で初めて次の職場のビザ申請を開始できるのだが、この時点で既にビザが『ない』状態になので、次の手続きが完了するまで不法滞在になってしまうワケさ。そこで自動的に『人道』と言う 1ヶ月の滞留延長ビザが発行される仕組みらしい。で、その 1ヶ月の間にビザ申請手続きをする…という。
いやぁ…面倒臭いが、外国で働く以上仕方ないわな。しかも運悪く国慶節の連休に引っかかってるので、何とか順調に全て美しく完了する事を願って止まない。
そんなこんなで午前中が全部潰れてしまったので、午後から出勤。松江に近づくと車窓から見る風景が激変する。
毎日が旅行気分？かな。エクスカーション。
仕事は色々とHR部門とビザ関係の手続きが中心。
それが一通り終わったらまたスタジオへ。やっぱココ落ち着くわ。
そりゃそうと、関係ないが最近また左足の親指の付け根が痛み出した。コレ以前やった痛風の症状に似てるので、ちょっとビールを控えようかな（苦笑）
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月曜日、上海は曇り、気温は 23度。すっかり秋。
朝 5時半起床。昨夜 23時に寝たので 6時間半は眠れた。もっと寝たいのになんで起きちゃうんだろ？実に不思議。
例によって息子を学校まで送ってからその足で出勤。やっぱりこの松江の路面電車が好きで、少年の様に一番前に座って今日は運転席を見学。面白いのは、一般的な電車と異なり運転席はど真ん中に有るのだ。バスと同様に丸見えなので非常に面白い。
どうやって動かすのか気になっていたのだが、どうやら単純に一本の操縦桿みたいな物がアクセルとブレーキを兼用しているらしい。前に倒すと前進。真ん中でニュートラル（惰性走行）手前に引くと減速〜停止らしい。
つまり左手一本で動かせるらしい。しかもブレーキは軽く引くと回生ブレーキで、最後まで引くと物理ブレーキが効くしくみらしい。しかも完全停止の瞬間に『ガクン』とならない様にちょっと物理ブレーキを緩めるのかと思ったら、運転手さんはレバーを引きっぱなしだった。それなのにガクンとならず『スッ』とショックなく美しく止まる。つまり自動的に止まる瞬間はブレーキを緩めてくれるらしい。さすが21世紀の乗り物だ。ほぼ全自動じゃん。電車なので勿論ハンドルも無いし、これなら小学生だって運転できそうだ。感心感心。でもなんで左手なんだろう？右手の方が器用に使えそうなのにね。面白い。
仕事は今日はスタジオワークがメイン。4つ有るスタジオの一つを借りて（この部屋はワタクシが優先的に自由に使って良いらしいので）Mac OSを英語に変更したり、モニタスピーカーの位置を変えたり、ちょっとワタクシが使いやすい様にカスタマイズし、その後はエレキベースの収録をしてみた。
某楽曲のベースがダサかったので、ちょっと試しに生演奏に差し替えて「生だとこうなるので差し替えませんか？」と提案しようと思ったのだ。まぁ所謂デモなので、ここに置いてあった古いプレべを使って録音を始めたのだが、どんどん楽しくなっちゃって結構凝ってしまったw
気づけば午後 8時半過ぎ。でも良い感じに纏まったのでチームに提出してから帰宅。やっぱりスタジオワークは楽しいね。
帰宅したら既に 10時半である。冷蔵庫から缶ビールを取り出していただく。コロナに缶が有るって知ってた？ 瓶だけかと思ってた。
小腹が減ったので頂いたグレープフルーツなんか食べちゃったりして。グレープフルーツは中国語で『柚子』という。日本のゆずとはちょっと違う気がする。
その後は、今日放送された『SUITSシーズン２』の録画を見ながらワインなんか飲んじゃったりしてノンビリと過ごす。
その後も色々他のビデオを観始めちゃって、気付けば午前 2時前。あ〜あ、早く寝れば良いのにね（呆）でもなんだか今日は気分が良い。毎日こうやってスタジオワークできたら良いなぁ。ま、色々と比較的『好き放題』やらせてもらえるので、今後色々相談だな。中国ではアピールしたもの勝ちなのだ。日本人的謙虚さは一旦保留にして、ちょっと強気に行こうと思う（笑）
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日曜日、上海は曇りのち晴れ、気温は 23度。昨夜少し飲み過ぎたので、酷い二日酔いで目覚めた。こんなの久しぶりだ。
今日は完全なるオフなので、ホントは一日家でノンビリしたかったのだが、一昨日の夜に歯の詰め物が外れてしまったので仕方ないから妻に歯医者を予約してもらったのだ。
そんなワケで午後一から歯医者である。茂名路 x 长乐路にあるイツモ行く『恒佳口腔』に向かった。
朝は曇っていたが、昼には陽が差してきて外は良い天気だ。風も涼しくて実に清々しい。
そして角のビルの 3階にある歯医者さんへ。
暫く来ないうちに内装が変わっていた。きっと新型肺炎で客が減った際に内装したのだろう。頭いいな。
久々に乗るこの椅子は、やはりあまり良い気分になるモノじゃないね。
ココはローカル歯医者の割に腕が良いのだが、その分値段は高い（泣）でもまぁ歯は一生使うのでケチらずに大事にしなきゃね。
どうやら詰めてあった詰め物に隙間ができて内側が虫歯になっていたらしく、新たに更に削って型を取った。何だかんだで同じ椅子に 1時間以上も座っていたのでオシリが痛くなったが、まぁそれだけ丁寧に施術してくれたのでヨシとしよう。
帰りはイツモの店の倉庫に寄って機材類の整理。いやぁホント良い天気で気分が良い。秋ですなぁ。
折角来たので店番の子（猫）と少し遊んでからノンビリ帰宅。帰宅後は例によって作曲業務に取り掛かる。残りバッファは後 1曲。頑張ろう！
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土曜日、上海は曇り、気温は 22度。もうすっかり長袖の季節。
朝寝したいのに 5時間前後で自然と目覚めてしまう老人体質は、週末になっても治らず今日も今日トテ 午前 6時に目覚める。
午前中は昨夜ダウンロードした音源のチェックなんかして過ごし、午後 1時には家を出て高島屋に向かった。今日もミニライブ PAのオシゴトが有るのだ。嗚呼…貧乏暇無し。
サクっと仕込んで軽くリハをし、すぐに本番である。今月は Jazz月間!? らしく、本日は Saxの前田さんとピアノの Lilyちゃんのデュオ。
Lilyちゃんは多分 2〜3年ぶり!? くらいに会った気がする。彼女はワタクシがドラマーだと思ってるので「わー！超久しぶりじゃない？今日はデュオかと思ったらドラムも入ってくれるの？」と嬉しそうに話しかけてきたから笑ってしまった。彼女はワタクシが PAの仕事してる事知らなかったらしい。確かに会う時は演奏の時ばかりだものね。
前田さんとは長い付き合いなので彼の出す音は熟知してるから全く不安はない。安定した非常に良い演奏だった。Lilyちゃんも暫く見ないウチに凄く上手くなってて驚いた。この子は確か元々クラシック上がりなので、昔はあまりソロ等で冒険しなかったのだが、今日の演奏は『実にJazzっぽい』テンションやスケールを多用した、非常に攻めまくった良いソロを弾いていたので素で感動してしまった。いやぁ…メッチャ上手くなってる！びっくり。すげーな。やはり継続は力だねぇホント。非常に素敵な演奏だった。
ライブ終了後は takaさんと二人で怒涛のバラしを行い、倉庫に機材類をしまった後は久々に LL-Barに飲みに行く事にした。今日はアコースティックライブを演っていて、先ほど出演した前田さんも出演するらしいので、せっかくだし冷やかしに行く事に。
到着したら結構人が多くてびっくり。良い感じに盛り上がっていた。
前田さんも出番が終わったので二人でワインなんか飲んじゃったりして。
そうそう！関係ないが、今日の一番最後に出演したバンドのドラマーM木さんが使ってた小型ドラムが音が小さくてとても良い雰囲気だった。非常に興味があったのでライブ終了後に片付けを見せてもらった。これ、Pearl社の持ち運びできるポータブルドラムらしく、バスドラの箱の中に全部のパーツが入ってしまう優れもの。
片付ける時はこうしてバラバラにして、
こうやってバスドラの中にいれてしまう。
すげー！こんなに小さくなっちゃうらしい。
持たせてもらったが、想像よりはずっと軽かった。20kgちょっとじゃないかなぁ？ これなら音も小さいのでデパート等の営業や、小さなバー等でも使えるよね。個人的にエレドラはあまり好きじゃないからこういうのが有るととても良いと思った。
全ての演奏が終わった後は例によって皆でまったりと飲む。気づけば午前 2時。一体ワイン何本飲んだんだろ？
久々に激しい酔っ払いの出来上がり。でも楽しかった〜。
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