中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

片手で動くらしい

 月曜日、上海は曇り、気温は 23度。すっかり秋。

 朝 5時半起床。昨夜 23時に寝たので 6時間半は眠れた。もっと寝たいのになんで起きちゃうんだろ?実に不思議。
 例によって息子を学校まで送ってからその足で出勤。やっぱりこの松江の路面電車が好きで、少年の様に一番前に座って今日は運転席を見学。面白いのは、一般的な電車と異なり運転席はど真ん中に有るのだ。バスと同様に丸見えなので非常に面白い。
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 どうやって動かすのか気になっていたのだが、どうやら単純に一本の操縦桿みたいな物がアクセルとブレーキを兼用しているらしい。前に倒すと前進。真ん中でニュートラル(惰性走行)手前に引くと減速〜停止らしい。
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 つまり左手一本で動かせるらしい。しかもブレーキは軽く引くと回生ブレーキで、最後まで引くと物理ブレーキが効くしくみらしい。しかも完全停止の瞬間に『ガクン』とならない様にちょっと物理ブレーキを緩めるのかと思ったら、運転手さんはレバーを引きっぱなしだった。それなのにガクンとならず『スッ』とショックなく美しく止まる。つまり自動的に止まる瞬間はブレーキを緩めてくれるらしい。さすが21世紀の乗り物だ。ほぼ全自動じゃん。電車なので勿論ハンドルも無いし、これなら小学生だって運転できそうだ。感心感心。でもなんで左手なんだろう?右手の方が器用に使えそうなのにね。面白い。

 仕事は今日はスタジオワークがメイン。4つ有るスタジオの一つを借りて(この部屋はワタクシが優先的に自由に使って良いらしいので)Mac OSを英語に変更したり、モニタスピーカーの位置を変えたり、ちょっとワタクシが使いやすい様にカスタマイズし、その後はエレキベースの収録をしてみた。
 某楽曲のベースがダサかったので、ちょっと試しに生演奏に差し替えて「生だとこうなるので差し替えませんか?」と提案しようと思ったのだ。まぁ所謂デモなので、ここに置いてあった古いプレべを使って録音を始めたのだが、どんどん楽しくなっちゃって結構凝ってしまったw
 気づけば午後 8時半過ぎ。でも良い感じに纏まったのでチームに提出してから帰宅。やっぱりスタジオワークは楽しいね。

 帰宅したら既に 10時半である。冷蔵庫から缶ビールを取り出していただく。コロナに缶が有るって知ってた? 瓶だけかと思ってた。
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 小腹が減ったので頂いたグレープフルーツなんか食べちゃったりして。グレープフルーツは中国語で『柚子』という。日本のゆずとはちょっと違う気がする。
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 その後は、今日放送された『SUITSシーズン2』の録画を見ながらワインなんか飲んじゃったりしてノンビリと過ごす。
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 その後も色々他のビデオを観始めちゃって、気付けば午前 2時前。あ〜あ、早く寝れば良いのにね(呆)でもなんだか今日は気分が良い。毎日こうやってスタジオワークできたら良いなぁ。ま、色々と比較的『好き放題』やらせてもらえるので、今後色々相談だな。中国ではアピールしたもの勝ちなのだ。日本人的謙虚さは一旦保留にして、ちょっと強気に行こうと思う(笑)
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