中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

2012年の元旦に SONY XBA-1購入

 新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
 気付けば、大晦日〜元旦を日本で過ごすのは多分3年ぶりくらいかな? ここ数年、ずっと上海の温故知新のドラムブースで年明けを過ごしていた気がするが、今年は実家である。超久々に親子水入らずで除夜の鐘を聞いた。これぞ日本の正月ですな。

 さて、今日は朝からお袋と二人で横浜の某神社まで初詣に行き、帰りにモスバーガーなんか寄って軽く昼食をとった後、私はヨドバシカメラに寄って息子のお土産(ミニカー)を物色した。
 サスガに21世紀なので、ミニカーも相当進んでるんだろうと思ったが、寧ろ後退していてチョットがっかりした。しかも車種が少なすぎる。息子にも車のデザインのイロハを教育すべく、美しいシルエットのミニカーが欲しかったのだが、全然なくて、結局一般的なものにしてしまった。実に残念だ。絶対ワタクシと同じ事を感じてる車好きなお父様方は多い筈なので、結構需要あるんじゃないかなぁ? マトモなデザインのミニカーをちょっと高価に売り出したら絶対買ってしまう自信がある(笑)

 その後、ホントは真っすぐ帰るつもりだったのだが、ついついオーディオのフロアに寄ってしまい、先日、友達の Ayanoさんと一緒に川崎を散歩してる時に見つけてから気になっていたヘッドフォン『SONY XBA-1』を改めて試聴してみた。
 うーむ…やっぱコレ良いわ。耳にしっくり来るし、音質もカナル型にしては素直で悪くない。暫く色んな曲を聴いていたらやっぱり欲しくなってしまい「いいや!どうせ明日の飛行機で上海に戻るから、こりゃもう勢いで買っちゃおう!」と決意したのだが、店員さんに聞いてみたら、何と通常版『XBA-1SL』は売り切れで入荷2週間待ち!だそうな。
 あーあ…。そう言われて一瞬諦めかけたのだが、良く見るとiPhoneのリモコン付きバージョン『XBA-1IP』は在庫が残り1個だけ残ってるではないか。「おー。こりゃ運命だ」なんてボソっと呟いて買ってしまったのは言うまでもない。
 家に着くまで待てずに、店の外のベンチで早速箱から出して使ってみる小学生みたいなワタクシ。我ながら凄いハシャギっぷり(恥)元旦から何やってんだか。いくつになってもお子ちゃま。

 帰りに電車の中で聴いてみた所、まだエージングしていないため音は若干固めではあるが、遮音性が非常に高く、低域も過剰に出過ぎず締まった良い感じである。今はまだキックが乾いていて10Mみたいな音だが、これはちゃんとエージングするとそこそこ下が出てくると思う(店で視聴した同機は結構出ていたので…) それに高域も痛くなくて良い。カナル型は逃げ場が無いので、ドンシャリ系のチューニングがしてあると、ソースによっては『痛く』感じる事が多いのだが、コレは全然そんな事は無かった。特に女性ボーカル物が良い感じである。いやぁ…買って良かった。
 今は実家の畳の上で絶賛エージング中。

 iPhoneiPodで使えるリモコン&マイクが付いている。ナニゲに便利。

 なんと、さらに遮音性が高いスポンジ付きのイヤピースまで入っていた。

 帰宅後は、原付に乗って一人で墓参りに出かけた。いつも帰国の最終日に寄る様にしてるのだが、今回は運悪く元旦になってしまったのだ。
 さすがに元旦から墓参りに来てるヒトなんか居ないかと思っていたら、居るわ居るわ!カナリ大勢のヒトがお墓参りに来ていた。みな帰省していて、元旦はやる事が無いから親戚一同でお墓参りに来るのかもしれない。

 そして、お墓の前に到着して驚いた。どうやら、つい30分くらい前に先客があったらしい。奇麗にお墓が掃除してあり、お花が生けてあり、まだ火の点いているお線香が1/3程残っているではないか…。慌てて実家に電話してみたが家族も誰も聞いていないとの事。いつもお世話になってる石材屋さん(墓守さん)に聞いても誰も来なかったと言う。
 きっと妹の友達だろう。彼女は生前、非常に多くの素晴らしい友人に囲まれていたのだ。何だか嬉しくなってしまった。
 そしてお線香を上げて、手を合わせて妹に近況報告なんかした。


 さて、明日の飛行機で上海に戻る。休みはあっという間だ。