中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

一時帰国週間(その1)日本到着

 朝5時起きなので、昨夜早く寝ようと思ったのだが、いろんな事を考えているウチに何故だか全然眠れなくなってしまったので、結局朝4時過ぎに寝るのを諦めてロンドンオリンピックの開会式なんか見てみた。中国のTVでも中継していたのだが、当たり前だがアナウンスが全部中国語だし、全体的にオリジナルの音楽や音声よりもアナウンスの音量が大きすぎるので、全然楽しめなかった。多分、文化が違うので、ちゃんと「これはハリーポッターですよ」とか説明しないと何を演っているのか理解できないからかもしれない。

 そしてそらも白々としてきた午前5時、家族が起きだしたので一緒に出発準備をする。今回は妻も息子も一緒なので結構タイヘンなのだ。

 午前6時にタクシーに乗り、PU-DONG空港に向かう。今回はMU(中国東方航空)なので第1ターミナルである。最近何かとDELTA便が多く第2ターミナルばかりだったので、第1は久しぶりだ。ちょっと変わった天井。

 登乗時間はディレイなしだったのだが、乗ってからが大騒ぎ!何とオーバーブッキングだったらしく、多くの人がチケット片手に機内を右往左往していた。びっくりである。
 しかも中国人のお客さんは、汽車での習慣に倣って勝手に席をチェンジしてしまうからキャビンアテンダントも調整に大あらわだった。
 ようやく全員が着席したのが、定刻の30分後。それから離陸待ちなのだが、スケジューリングされた時刻からずれると、当然の事ながら『待ち』が生じるので、離陸待ちでそこから30分以上も機内で待たされた。何だかなぁ…。

 でも今回の機材は椅子はRECAROのシートだったし、何とシートバックには電源コンセントまで付いていたのでチョットびっくり。『結構気が利いてるじゃん!』なんて関心してしまった。

 しかし、機内食の不味さは尋常じゃなかった。コレでコードシェア便というから困りモノだ。数年前に乗った時はMUでももっとマシな物が出てきたと思ったのだが…。時代は変わったのかな? ワタクシの中の中国系航空会社の機内食ランキングでは最下位に転落したのは言うまでもない(苦笑)

 さて、これから8/2までウチの怪獣くんと一緒に日本での暮らしが続く。どうなる事やら?