中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

似て非なるもの

 GH4のキットレンズとして設定されている 14-140のレンズが実はあまり好きでは無い。初めてGH4を購入した時のファーストインプレッションがあまり良く無く、寧ろ『ガッカリ』したのは、LVFに慣れて無かった…という事もあるが、何より『このレンズのせい』と言っても過言では無い。以前から何度もこのブログでは言っているが、何でコレをフラッグシップ機のキットレンズとして組んだのか甚だ疑問なのだ。(前のモデル GH3の時には、ちゃんと 12-35と組み合わせたモデルが選べた)多分価格帯として割高感が出てしまうからだと思うが、20万円オーバーの機材なので、ちゃんとバランスを考えたラインナップにして欲しかったなぁ…なんて常々思うのである。
 その点、後日購入したこの 12-35は最高にステキなレンズである。外見はそっくりだし、大きさも重さもほとんど同じなので遠目では区別できない。左が 14-140で右が 12-35。

 キットレンズの 14-140(左)は 35mm換算で 28mm 〜 280mmという光学 10倍のズーム域を持っているため伸ばすと鼻が長いし、遠くのものを大きく写すには向いているのだが、f値が f3.5 〜 f5.6と結構暗いので、ワタクシ的には正直『昼間』の『屋外』でしか使えないと思っている。しかもテレ側いっぱいにすると LVFが若干カクカクとコマ落ちするのだ。理由は良くわからんが(多分レンズが暗いからだと思うが)コレがワタクシ的には頂けない。撮れた絵は別にそれほど悪くも無く、手ブレさえ気をつければそこそこ使える(結構マトモに撮れる)のだが、何と言うか撮影している時の『気分』が全然違う。写真を撮る時ってアマチュアでもプロでも、その時の気分や集中力だったりするのでちょっとしたストレスが精神衛生上よろしく無いと思うんだなぁ(もちろん個人的意見ですよ)


 逆に 12-35は 35mm換算で 24mm 〜 70mmなのだが、f値が f2.8とズームレンズにしては比較的明るく、しかもズーム全域で f2.8固定で引いても寄っても明るさが全く変化しない。コレはワタクシの様な室内の(そして暗い場所での)スナップ撮影が多い人にとっては理想的で本当に素晴らしいレンズだったりするワケだ。
 …てなワケで、似てても全然違う2本のレンズのオハナシでした。興味ない人には全く面白く無いネタですな。

 どーでも良いが、古い Nikonと並べてみると、造形美というか見た目のデザインは、どう見ても Nikonの方が格好良いのがカナリくやしい(苦笑)

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