中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

秋晴れ・散歩・Rec立会い

 土曜日である。朝から抜ける様な青空。天気は良いがそれほど暑く無いので絶好の散歩日和である。久々に息子と二人きりで片道1時間くらいかけて遠めの散歩に出かけた。来週から普通に出社なのでリハビリにも気合いが入る。
 淮海路を東に向かってノンビリ歩く。しっかし良い天気だ。ピーカンの屋外なので今日のレンズは 14-140。こんな日にはコレが向く…っつーかこんな日しか使えない(苦笑)

 息子の歩く速度がちょうど良いかな…なんて思っていたら、全然速くてびっくり。重慶路の歩道橋あたりで結構息切れしてきた(苦笑)でも綺麗な青空だ。


 この辺は人工的な公園しか無いんだけど、やっぱり緑は癒される。

 西藏南路に近付くに連れ、おしゃれなブランドショップが多く出現。殆どが中国人の好みに合わせて、これ見よがしに!?ギラギラと派手な建物が多いのだが、エルメスはギラギラしてなくて良いな…なんて思った。

 暫くしたら懐かしのミニが!! どうやらここはカフェらしい。

 そして目的地である電脳城へ。「結局ココかい!」って突っ込まれそうだが、ワタクシ的には『オモチャの国』なのだ(笑)

 帰りに、普段工事中でゲートが閉まっている場所が開いていたので中を覗き込んだら、酷く汚れたショベルカーとその向こうの近代都市?が結構シュールだった。ここは一体何を作っているのだろう?ずーっと工事中なのだが。。。

 帰宅後は、息子を妻に託しワタクシはタクシーに乗って、いつもお世話になっているファンファーレさんに向かった。延安高架から見る夕日も結構綺麗だった。上海じゃ無いみたいだ。

 ファンファーレでは、モリシゲさんのアルバムのレコーディングの真っ最中で、今日は一部楽曲のベースの差し替えで I田さんが録りを行っている…との事だったので、今後マスタリングの話もあるしジャケット撮影の話もあるので、復帰後の顔見せも兼ねてちょっとお邪魔させて頂いたのだ。
 ワタクシが到着した時は、ちょうどベースのフレージングを考えている時だったので、軽くご挨拶したら皆立ち上がってニッコリ笑って握手なんかしてくれた。いやぁ…モリシゲさんもブログに書いていたケド、こういうのって嬉しいものですね。。。
 そして録りは続く。

 ブックレットに使えるネタ写真の事も考え、夜は 12-35と魚眼レンズを持ってきた。魚眼はかなりデフォルメされて歪むケド狭い部屋でも全員が映るから面白い。


 Cubase使いのカナダ人エンジニアMax。凄く真面目で素晴らしいエンジニアだ。スタジオでは英語と中国語と日本語が入り乱れてのコミュニケーション。出てくる音こそが指標となるから目指す場所が一つなので情熱こそが原動力。言葉なんて伝わりさえすれば何でも良いんだよね。


 今日の主役はベースの I田さん。超真剣。ベースはライン録りなのでブースじゃなくて ControlRoomで録れるからコミュニケーションがしやすい。

 そして曲のアレンジ部分に尽力してくれてる前田さんも来たので最終確認。

 こうやって多くの人の協力によって一つのモノが出来ていくのですな。良い感じ良い感じ。
 終了後は花紋でワタクシの快気祝いを開いて下さった。いやぁ…ありがたや。今日はカナリ歩いたしアチコチ動き回ったけど、体調もすこぶる良い感じだ。全快まであと一歩。頑張ります!
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