中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

猫とレッカーと解禁

 金曜日。上海は曇りのち晴れのち曇り。気温は20度台前半で比較的過ごし易い。今週は仕事復帰の第1週目だったので長く感じた一週間だった。
 体調に関しては、多少『傷』の部分に違和感こそあれど、駅の階段の上り下りも徐々に慣れてきたし、歩く速度も徐々に早くする事ができる様になってきたので実に順調だ。嬉しい限りである。
 傷の見た目に関しても、もう目で見る限り殆ど完璧なくらい綺麗に治っていて、まだ念のため腹帯は巻いているが、基本的に生活上の支障は殆ど無い。あとは痛みだけだが、コレだけは一気に取れる物では無く、明らかに日に日に良くなってはいるのだが、3歩進んで1歩下がる…という感じだろうか。
 でも考えてみたら、手術からまだ一ヶ月経っていないのだから驚きである。内臓の一部を切り取ったのにね。腹腔鏡って例の群馬大学のニュースから悪いイメージしか無かったが、ちゃんとした病院でしっかり処置してくれれば、患者にとってこれ程素晴らしいシステムは無い。だって術後たった数週間で普通に仕事してるんだからね。一昔前じゃ考えられないよ。

 さて、昼にスタッフが食事に出た後、誰も居ないデスクで残務をしていたら左の頬に視線を感じたので、ふと顔を上げたら弊社の新入社猫がコッチを見ていた。

 猫って不思議な動物だ。ワタクシは動物とベタベタするのは少々苦手なので、こういう距離感で共存できるくらいが心地よい。この子絶対言葉わかってると思うんだよね。頭良いからわからないフリしてるだけで。

 夕方喉が渇いたので外にジュースを買いに出たら、目の前の道路でレッカーされていた。車の持ち主?と警官があーだこーだ言い合っていたので、故障では無く、おおかた駐車禁止等で無理やり持って行かれる図なのだろう。こういうのは全世界共通ですな。

 仕事を終えてからは、一週間の疲れを労う為にイツモの店に行った。医者からはもう既に『食事制限は一切無し』と言われているので、お酒も少しずつは始めているのだが、とは言え濃い酒はさすがにまだ怖いので、ビールを少しばかり頂いている。しかし今日はどうしても TALISKERが飲みたくて一杯だけ頂いた。一応怖いので、ひと舐めしてはお水を大量にすすってチビチビと(笑)

 いやぁ…美味しいね。7月末からウヰスキーは殆ど飲んで無いので約2ヶ月ぶりだ。 ホントまたコレが飲める様になって良かったよ(涙)
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